呟き

2017/1/1

正月のおせちで圓潮達に数の子を優先的に渡され、『……子宝祈願か』と思いながらも無言で食べる鏡斎。確かに産む役だがそうじゃない。そして黒豆も寄越してくるのは暗にまめに働けと言われてるのか謎。人間の伝統文化系行事を、妙に律儀にする百物語組。



2018/2/10

バレンタインに某高級チョコを〈山ン本さん〉全員に配ってる柳田とか見たい。義理は止めろとか広告出てたやつだろと鏡斎が訊いたら。全員本命だから問題はない哉、とか言う山ン本様専の柳田。そして一目で義理と分かるチョコを〈山ン本さん〉達からお返しで貰う柳田。

山ほど駄菓子系のチョコを貰った雷電が、鏡斎の家にドヤ顔で戦利品を見せに来るバレンタイン。色んな種類のチョコ菓子をそこらに広げ、片っ端から茶請けとして食べながら駄弁る雷鏡。日本一長いチョコ菓子よりビッグなチョコ菓子の方が長いよな?と、たまに真理に迫る雑談。



2/14

柳鏡でバレンタイン。鏡斎にチョコはいるかと問われ、君から貰えるなら何でも嬉しい哉と返答したら。渡された透明カップの中身が、思いっきり何かの幼虫にしか見えない件。ネットで流行りの手作り虫チョコだと気付くのに暫くかかる。造形技術の高さゆえの悲劇(?)



5/14

百物語組でスイカ割り。鏖地蔵用の風呂敷サイズの目隠し。たまに雷電の一撃で四散するスイカ。飽きて縁側でスイカバーを食べる鏡斎。てんでばらばらの〈山ン本さん〉達の指示に混乱する柳田。なお、用意したスイカの大半は野風がおいしくいただきました。



2019/6/14

流行りのタピオカミルクティーを楽しんでる珠三郎。遠巻きに見ながら、あの中に入ってる黒いのって何だ?何かの卵か?と鏡斎に質問してる雷電。原材料は芋だと雷電に答えながら蛙の卵を想像してる鏡斎。一気に流行ったタピオカに対し、噺もこれぐらい流行って欲しいもんだネェと思う圓潮。



12/31

日常で料理を作ってるレシピ漫画風のぬら孫を見たい。

【ぬら孫】虚無な料理集

床に伏せた鴆に、蛇太夫が粥を作るとか。
出来上がった後に、ふと薬棚を見て暫く考え。
『……まあ、近い内にくたばるか』と結論付け、普通に粥を持って行き。
血が混じる咳をする鴆に、表面上は労わりの言葉をかけるとか。
蛇太夫が作った粥を食べて。
一息ついて「うまいな……」とこぼす鴆。
いつも悪いな、と言う鴆に、いえいえと愛想笑いで蛇太夫が返し。
空になった食器を手に廊下を歩きながら。
『――さっさとくたばれ、軟弱鳥が』と蔑む。
まだ蛇太夫が裏切る前の、ふとした日常。

本家にて、リクオの夕食作りをする氷麗達とか。
今日はやってみたい料理があるんです!と学校で見た本を手に言ったり。
ワクワクしながらリクオが食べる所を見守り。
「美味しいよ!」と言われて舞い上がる氷麗。
おまけで、『でもごめん……本当はもうちょっと温かいのが食べたい』
と、たまにシャリッとする半冷凍状態の料理に気付かない振りをするリクオ。

清十字怪奇探偵団からは、雑誌の手作りお菓子特集を見て作るトリマキコンビ。
バレンタイン系で、結局は友チョコだけで終わるとか。
二人して最初に渡すのはお互いだったり。

花開院からは、スーパーの特売品を買うゆらとか。
『ゆらは タマゴを てにいれた!』みたいなテロップ付きでパックを掲げ。
そしてやっぱりTKGを食べる。レシピ?炊き立てご飯と卵と醤油があればOK!
それか竜二にTKGを油で炒めると美味いとか騙されて、チャーハンが出来上がったり。
「竜二、ゆらに教えたのって――チャーハン?」
「今頃はレパートリーが1つ増えて喜んでるだろうよ」

京妖怪からは、お姉さまの為に稲荷ずしを作る狂骨とか?
つたない失敗作ばかりが出来上がり、後で自分で食べる予定だったが。
狂骨がいない間に羽衣狐が見つけて、「ほう…?」と暫く考えた後に食べてしまい。
戻ってきた狂骨が、お姉さまにつたない物を食べさせてしまった事にアワアワとするが。
「なかなか美味であったぞ?」と綺麗な笑みでお姉さまに言われ、思わず見惚れる狂骨。

百物語組は、雷電が酒盛りに来て煩いので仕方がないからつまみを作る鏡斎とか。
酒盛り用に冷凍枝豆とかが大量にストックされてたりする冷蔵庫。
冷凍枝豆を解凍しながら、ついでに他のもちょいちょいと作る。
案外に凝り性さを発揮する鏡斎。
「あら、珍しい」と、後から酒持参で来た珠三郎が軽く驚いたり。
何の事はないちょっとした兄弟達の酒盛り。
そしてまた知らない内に冷蔵庫に酒盛り用の材料がセットされる。
中身がギッチリと詰まった冷蔵庫を前に、暫く無言で眺める鏡斎。
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