呟き

2016/12/20

タツアルで死ネタ。アルが死んで、葬儀をナルビオンと合同で行い。アルフレッドはナルビオンの地で眠らせましょうか?との姫様の申し出に、雷髄は墓を掘り起こされて遺体を利用される可能性があるからなと断り。アルを静かに眠らせるには、灰すら残さず空にかえすしかないと雷雲の国の元首は呟く。



幸せ恐怖症のアルで、タツ→←アル前提の傷顔の子×アルに心惹かれる。放っておくと何処まででも幸せになる事を拒むアルを捕まえておく傷顔の子とか。タツと結ばれようとしないアルの事を、心の何処かでは確かに喜んでいて。幸せには程遠いからこそ、アルを手に入れられる皮肉な話。



タツアルで、大将と食堂に来た普段と少し空気の違うアルを見て。つまり……そういう事だよな?と動揺しながらも男性船員の一部が気付き。少し魔がさして頭の中でアルを汚す想像して悶々として。後で勘が鋭すぎる大将に、アルフレッドで何を考えていた?と世間話を装った尋問を受けるはめになる。



昔先生を助けた人達が、クリスマスにプレゼントを山ほど抱えて孤児院に突撃して。騒がしくも訪問してきた人達にデュラン先生が慌てながら、子供達がもう寝てるので静かにしてください!と注意したり。こんな時でもないと子供達に会いに来れない人達。翌朝、プレゼントの山をタツ達が見つける。



子供達を寝かしつけた後の孤児院にて、不審な物音を聞き。デュラン先生が武器を片手に警戒しながら確認しに行き。暗闇にいる人物に先手必勝で抜刀し、避けられ。厄介に思いつつ二撃目を続けて入れようとして、相手が見知った顔で驚くとかいいな。紛らわしい事をしないでくださいと脱力する先生。



12/22

アルとデートをしようと思ったタツが、飛行船内でいかにデートするべきかをフォールやガネットに相談し。試行錯誤の末にデートプランを立てるも、アルにデートだと告げ忘れて連れ回し。他の船員達は大将達が見回りをしてると勘違いし。アルもタツの艦内見回りに付き合ってるだけだと思うオチ。



マゴニアの建国記念日は、仮にエデニアに宣戦布告した日だとすると、建国記念日を祝って船員達が騒ぐ中、少し騒がしい場所から離れてたアルが、マゴニア蜂起をナルビオンにて聞いていたあの日を思い出し、懐かしむとか。後で陽気なタツに、楽しんでいるか!と訊かれて、笑いながら返せる未来。



12/23

強奪物資の中に高級そうなチョコを発見して、大将特権で貰ってきたタツがアルに一つ渡し。存分に味わって食べるようにとタツに言われてアルが吹き出し、後で食べると、礼を言って受け取り。休憩時間に思い出して食べ、慌ててタツの元に行けば時すでに遅い、チョコレートウイスキーボンボンネタ。



12/24

しっかり者ゆえにナルビオンで一人でご飯を作る小さいアルがいたら。一人で作って一人で食べて、料理は上手くできたのに美味しくないから、一人で食事をとる時は食べる事が作業化してたりするといいな。大人達に迷惑をかけたくなくて、遠慮して、甘え過ぎてはいけないと考える、模範的な良い子。



12/25

まだ両想いと気付かないタツアルで、部屋に入ろうとして、扉一枚隔てた場所で、タツに好きな人物がいる事を知り。ガネット達の驚きの声が部屋から大音量で響く中、ドアノブからゆっくりと手を離し。話の詳細を最後まで聞かずに踵を返してその場を後にしたアルとの、すれ違い話。

続き。

部屋に入ろうとする時に、タツとガネット達が会話していることを、扉一枚隔てた所で気付き。
好きな人物ができた、と言うタツの声がやけにはっきりと聞こえ。
ガネット達の驚きの声が部屋から大音量で響き渡り、騒がしくなり。
ドアノブにかけていた手をゆっくりと離し、踵を返してその場を後にするアル。

急ぎ足で歩いていくアルフレッドを、廊下にてすれ違いざまに見かけるリベルラ。
少し首を傾げてから、考えても仕方がないかと大将の部屋に向かう。
大将達がいる部屋では、一頻り盛り上がった話も一段落し。
ガネット達が額に手を当てて天を仰いでたりする謎な光景に、部屋に入ってきたリベルラが疑問符を浮かべる。
話題の聞き出しをガネットにするリベルラ。

これ以上は思考停止させてくれと呻きながらも、大将に好きな奴がいる事実を伝えるガネット。
ガネットから聞き、普通に相槌を打った後、ワンテンポ遅れて理解して驚愕の声を上げるリベルラ。
だろうなと、当然そうなるだろうなと思ってたガネットがリベルラの反応に乾いた笑いを零す。
それぞれの反応に、小生に好きな人物がいて何が可笑しい、と拗ねて不機嫌なタツ。
好きな奴がいるのは百歩譲ってお子様な大将でもあり得るとしても、相手がな……と何とも言えない顔をするガネット。

アルに勘違いされている事に気付かずにアタックしまくるタツ。
そんな大将に、余計なお世話かもしれないがと思いながら、アルが大将をどう思ってるのかそれとなく訊くガネット達。
普通に友達として、当たり前の感覚と対応で返すアルに、脈なしか……と大将を不憫に思う一同。
これでアルフレッドに好きな奴がいたら絶望的だなと思いつつも軽く訊き。
アルからの返答に、あーあ、と天を仰ぐ事になる。

以上をタツに伝え、諦めた方が賢明だと肩を叩くガネット達。
諦めてたまるか!と威勢よく言いつつも、内心凄まじく落ち込む大将。
しかし、アルに好きな人物がいるなら応援するのが、友達として、家族として、大将としての義務だろうかと悩む。

苦悩の末、アルの幸せを願い応援する事にしたタツが、好きな人物がいるなら応援するぞ!とアルに言い。
その人物は目の前のタツだとも言えず、逆にひっかき回されそうだな、と苦笑しながらアルが断りを入れ。
アルの断りに少しムッとしながらも笑い飛ばし、ならせめて結ばれたら報告をしてくれ、とそれぐらいなら良いだろうと約束を取り付けるタツ。
結ばれたらな、とおそらくその報告は一生出来ないだろうなと思いながら返すアル。

始まる前から終わった失恋に、机に突っ伏すタツ。
恋敵との恋愛を応援しようとか馬鹿じゃねーのか大将……と飽きれた目のガネット達。
致命傷一歩手前まで落ち込むぐらいなら最初からやるなよと大将に言ってやりたい気分。
それにしても、アルフレッドの好きな人物って誰だろうな?との軽い疑問はつきまとう。


結局、タツがアルに好きな人物について、友達として妥当だと思われる範囲で質問し。
アルの好きな相手は、別に好きな人物がいる事を知り。
結ばれることなんて、一生ないだろうなとアルが言うから。
ならば、小生と付き合わないか?と口にするタツ。

冗談にしてもそれは無いだろ?と返しながらタツの言葉が内心では辛いアル。
アルの全くもって意に介さない態度に、何故だ?とタツが少し怒りながら返し。
タツの反応に戸惑いながらも、お前に好きな奴がいるからだろと八つ当たり気味に思うアル。

口喧嘩の末。
冗談で言うと思っているのか!とタツが激昂し。
悪ふざけが過ぎるぞタツ!とアルが怒鳴り返し。
なら証明をしてみせようとして、アルに噛み付くようにタツが口付け。

いきなりの事に驚き、タツが深く貪ってくる事が信じられないまま、暫くされるがままにアルが受け取り。
ようやくタツが口を放し、冗談でこんな事ができると思っているのかとアルに言い。
混乱し呆然とするアルに、一度で足りないなら何度でもするぞと再度口付け。
何回となくタツに貪られ、分かったから止めてくれと荒い息の中でアルが言葉を紡ぎ。
何が分かったんだとタツに詰問され、少なくとも、冗談の類でタツが付き合うと言ったわけではないと、混乱しながらも理解した事を伝え。

それでも、タツには好きな人物がいるんだろとアルが呟き。
きょとんとしながらも、確かに好きな人物はいるが、とタツが首を傾げ。
やっぱりなと思いつつタツの言葉をアルが聞いていれば。
小生の好きな相手はアルだぞ?と言われ、逆にきょとんとするアル。
いや、そんなはずは無いだろと焦りながらタツに問い詰め。
アルの方こそ好きな人物がいると言っていただろ、相手は誰だ?とタツに言われ。

その後、ようやく両想いだった事に気付き。
間の抜けた話だな、としみじみと呆れ、笑い出す。
タツアルのすれ違い話。
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