萌語り
◆縁切り
ある日突然、縁の糸が切られたようにプッツリと。
互いに、相手に関する記憶を忘れたトール神と呂布とか。
しかもそれが北欧と中華圏の天界にそれぞれいる時。
存在する意味を人間が見出せなくなるまでは短く。
死後の世界で死にたくなるほどに退屈する呂布とか。
ただ手元にある壊れることのない方天戟の存在だけが繋ぎ止め。
人間が分不相応に所持する神器を回収しに来たトール神と遭遇する。
盗人かと蔑む神に、否、これは渡された物であると答え。
誰にだと問われれば、霞がかったように相手を思い出せない呂布。
それでも確かに覚えているのは、唯一無二の存在であった事のみ。
目の前の人間が誰かを想う姿に苛立つトール神。
その苛立ちを、盗人猛々しい態度のせいかと勘違いする。
盗人などさっさと殺して神器を回収するかと、ミョルニルで潰そうとするが。
神器の存在があるにしても人間ごときが神の一撃を押し返してきたため驚くことに。
戦う内に当初の事を忘れ楽しくなってくる神と人。
結果としては呂布が身体の強度不足で負けるが。
気に入ったので連れ帰ることにするトール神。
その後、神器を渡した存在を知る過程で記憶が戻る。
嫉妬した存在は自分だった、まあまあ間抜けな話。
記憶がない時にトール神が中華圏の天界まで神器回収しに行った理由。
呂布に渡した方天戟に色々と呪い(まじない)をかけてたせい。
知らない間に中華圏で引っかかるモノが一つ増えていたので探った結果。
今回は運よく繋がりが残っていたために記憶を思い出せたが。
仮に神器の方天戟を呂布に渡していなければ、忘れたままだった、とか。
縁を切った犯人。
トール神が人間を寵愛しているのが気にくわなかった一部集団。
呪詛返し的な要領で跳ね返ってきた力により自滅の道をたどる。
誰からも存在を忘れ去られ。また当人たちも記憶全てが消し飛び。
自身が誰であるかすら忘れ自我崩壊したため、ひっそりと消滅した。
(2021/01/04)
ある日突然、縁の糸が切られたようにプッツリと。
互いに、相手に関する記憶を忘れたトール神と呂布とか。
しかもそれが北欧と中華圏の天界にそれぞれいる時。
存在する意味を人間が見出せなくなるまでは短く。
死後の世界で死にたくなるほどに退屈する呂布とか。
ただ手元にある壊れることのない方天戟の存在だけが繋ぎ止め。
人間が分不相応に所持する神器を回収しに来たトール神と遭遇する。
盗人かと蔑む神に、否、これは渡された物であると答え。
誰にだと問われれば、霞がかったように相手を思い出せない呂布。
それでも確かに覚えているのは、唯一無二の存在であった事のみ。
目の前の人間が誰かを想う姿に苛立つトール神。
その苛立ちを、盗人猛々しい態度のせいかと勘違いする。
盗人などさっさと殺して神器を回収するかと、ミョルニルで潰そうとするが。
神器の存在があるにしても人間ごときが神の一撃を押し返してきたため驚くことに。
戦う内に当初の事を忘れ楽しくなってくる神と人。
結果としては呂布が身体の強度不足で負けるが。
気に入ったので連れ帰ることにするトール神。
その後、神器を渡した存在を知る過程で記憶が戻る。
嫉妬した存在は自分だった、まあまあ間抜けな話。
記憶がない時にトール神が中華圏の天界まで神器回収しに行った理由。
呂布に渡した方天戟に色々と呪い(まじない)をかけてたせい。
知らない間に中華圏で引っかかるモノが一つ増えていたので探った結果。
今回は運よく繋がりが残っていたために記憶を思い出せたが。
仮に神器の方天戟を呂布に渡していなければ、忘れたままだった、とか。
縁を切った犯人。
トール神が人間を寵愛しているのが気にくわなかった一部集団。
呪詛返し的な要領で跳ね返ってきた力により自滅の道をたどる。
誰からも存在を忘れ去られ。また当人たちも記憶全てが消し飛び。
自身が誰であるかすら忘れ自我崩壊したため、ひっそりと消滅した。
(2021/01/04)