桔ザク
「起きましたか? ザクロ」
「……あ? バーロー何でいるんだ」
寝起きのザクロはボーっとする頭で、今の状況を把握しようと質問をした。
「ハハン、貴方が私の服を握っていたので離れる事ができませんでした」
「……にぎってねーだろバーロー」
「冗談ですよ」
ニッコリと笑う桔梗は、起き上がろうとしているザクロの髪を撫でる。
「とても良くお似合いですよ」
「……は?」
サラリと撫でられた所に奇妙な違和感を感じ自分で触ってみる。
「……バーロー、何だよこれは」
「もちろん花ですよ」
自分の髪に挿されていた雲属性の炎がともった紫色の花を取り桔梗を睨む。
「殺す気かバーロッ」
「ハハン、そう言わないで下さい、せっかく貴方に捧げたのですから」
「お前の花をか?」
「その花言葉を知っていますか?」
貴方に花を捧げましょう
変わらぬ愛と言うのですよ。
end
(2010/01/12)
「……あ? バーロー何でいるんだ」
寝起きのザクロはボーっとする頭で、今の状況を把握しようと質問をした。
「ハハン、貴方が私の服を握っていたので離れる事ができませんでした」
「……にぎってねーだろバーロー」
「冗談ですよ」
ニッコリと笑う桔梗は、起き上がろうとしているザクロの髪を撫でる。
「とても良くお似合いですよ」
「……は?」
サラリと撫でられた所に奇妙な違和感を感じ自分で触ってみる。
「……バーロー、何だよこれは」
「もちろん花ですよ」
自分の髪に挿されていた雲属性の炎がともった紫色の花を取り桔梗を睨む。
「殺す気かバーロッ」
「ハハン、そう言わないで下さい、せっかく貴方に捧げたのですから」
「お前の花をか?」
「その花言葉を知っていますか?」
貴方に花を捧げましょう
変わらぬ愛と言うのですよ。
end
(2010/01/12)