断片話
◆避難場所
(ルッス→ザク+スク)
「で、逃亡して来ちゃったのね」
「今日一杯はぜってー戻らねぇ……」
「あら、どうせならずっといても良いわよぉ?」
ぐったりと逃げ疲れたザクロを嬉々として構うルッスーリア。
普段は桔梗がいて近寄れないので、この状況を楽しんでいた。
「ゔぉ゙お゙お゙い! ルッスてめぇ此処にいやがったのか!」
ズカズカと部屋に入ってきたスクアーロは、書類を片手にルッスーリアへと近づいた。
「んもお、そんなに怒鳴らなくても聞こえてるわよ」
「どれだけ探したと思ってんだぁ!?」
「はいはい、血圧上がるわよスクアーロ?」
ひょうひょうとした態度のルッスーリアに、血管が切れる勢いのスクアーロ。
その二人の掛け合いを見ていたザクロは、コント集団かよと思った。
「あ゙あ゙? 何でテメェが此処にいるんだぁ?」
「いたら悪いかバーロー」
書類をルッスーリアに渡したスクアーロは、今更になってザクロの存在に気がついた。
「別に悪かねーぜ? 今日こそは邪魔されずに決着をつけるぜ!!」
「スクア~ロ~、嬉々として勝負を挑もうとしてるところ水を指すようだけど、貴方疲れきってる相手に勝って嬉しいの?」
「ゔぉ゙……何だとぉ?」
「まあ、お疲れ気味の相手に勝負を挑んで負けたら、それはそれで取り替えしがつかない事になるわね。結局の所、どっちに転んでも悪い方向にしか行かないと思うわよ?」
「……チッ! しかたねぇ、今度にしてやる! 首洗って待ってろ!!」
「はいはい、早く出てってねスクアーロ。私とザクロちゃんの二人っきりの時間を邪魔しちゃいやんv」
「誰が邪魔するかぁ゙!!」
■
「別に俺は遣れたぜバーロー?」
「あら、良いじゃないの。それとも、派手に戦って居場所を知られたかったのかしら?」
「まぁ、そうだけどな」
「それに、こんな機会滅多にないのよ? 貴方と二人きりなんてv」
「……居場所変えたくなってきたぜバーロー」
(2011/03/02)
(ルッス→ザク+スク)
「で、逃亡して来ちゃったのね」
「今日一杯はぜってー戻らねぇ……」
「あら、どうせならずっといても良いわよぉ?」
ぐったりと逃げ疲れたザクロを嬉々として構うルッスーリア。
普段は桔梗がいて近寄れないので、この状況を楽しんでいた。
「ゔぉ゙お゙お゙い! ルッスてめぇ此処にいやがったのか!」
ズカズカと部屋に入ってきたスクアーロは、書類を片手にルッスーリアへと近づいた。
「んもお、そんなに怒鳴らなくても聞こえてるわよ」
「どれだけ探したと思ってんだぁ!?」
「はいはい、血圧上がるわよスクアーロ?」
ひょうひょうとした態度のルッスーリアに、血管が切れる勢いのスクアーロ。
その二人の掛け合いを見ていたザクロは、コント集団かよと思った。
「あ゙あ゙? 何でテメェが此処にいるんだぁ?」
「いたら悪いかバーロー」
書類をルッスーリアに渡したスクアーロは、今更になってザクロの存在に気がついた。
「別に悪かねーぜ? 今日こそは邪魔されずに決着をつけるぜ!!」
「スクア~ロ~、嬉々として勝負を挑もうとしてるところ水を指すようだけど、貴方疲れきってる相手に勝って嬉しいの?」
「ゔぉ゙……何だとぉ?」
「まあ、お疲れ気味の相手に勝負を挑んで負けたら、それはそれで取り替えしがつかない事になるわね。結局の所、どっちに転んでも悪い方向にしか行かないと思うわよ?」
「……チッ! しかたねぇ、今度にしてやる! 首洗って待ってろ!!」
「はいはい、早く出てってねスクアーロ。私とザクロちゃんの二人っきりの時間を邪魔しちゃいやんv」
「誰が邪魔するかぁ゙!!」
■
「別に俺は遣れたぜバーロー?」
「あら、良いじゃないの。それとも、派手に戦って居場所を知られたかったのかしら?」
「まぁ、そうだけどな」
「それに、こんな機会滅多にないのよ? 貴方と二人きりなんてv」
「……居場所変えたくなってきたぜバーロー」
(2011/03/02)