断片話
◆夜陰
自分に縋り付き抑え切れなかった嬌声をあげるザクロ。
同じ真6弔花である相手の腰を掴み、今まで以上に強く突き上げる。
「声を耐えようとしなければ、楽になると思いますよ?」
「うるせッ…バーロ…!」
「ハハン、素直ではありませんね」
女性の様に甲高い声を零す訳でもない押し殺した声に余計に煽られた。
いつもならば縋り付こうともしない手。
それが今は痛いほどに爪を立てる。
その事が自分で思っている以上に嬉しかったのか、自然と口元が緩んだ。
本当に、どうしようもないほどに相手の態度に一喜一憂する。
ともすれば相手を酷く虐めたくなり、同じほどに愛おしく優しくしたいとも思う。
「はぁ…っ…! ちょ、ま…て、桔梗…」
「ハハン、どうしました?」
「いい…かげ…に…」
「大丈夫ですよ、明日は休みですから」
「――ッ…!!」
さらに抗議をしようとするザクロの口を塞ぎ激しくすれば、零れる端から嬌声変わっていった。
痙攣するように震える相手の咥内を犯せば、息苦しくなったザクロから囁かに抵抗をされた。
「ハハン、貴方が満足をするまでいくらでも付き合いますよ?」
(2011/03/01)
自分に縋り付き抑え切れなかった嬌声をあげるザクロ。
同じ真6弔花である相手の腰を掴み、今まで以上に強く突き上げる。
「声を耐えようとしなければ、楽になると思いますよ?」
「うるせッ…バーロ…!」
「ハハン、素直ではありませんね」
女性の様に甲高い声を零す訳でもない押し殺した声に余計に煽られた。
いつもならば縋り付こうともしない手。
それが今は痛いほどに爪を立てる。
その事が自分で思っている以上に嬉しかったのか、自然と口元が緩んだ。
本当に、どうしようもないほどに相手の態度に一喜一憂する。
ともすれば相手を酷く虐めたくなり、同じほどに愛おしく優しくしたいとも思う。
「はぁ…っ…! ちょ、ま…て、桔梗…」
「ハハン、どうしました?」
「いい…かげ…に…」
「大丈夫ですよ、明日は休みですから」
「――ッ…!!」
さらに抗議をしようとするザクロの口を塞ぎ激しくすれば、零れる端から嬌声変わっていった。
痙攣するように震える相手の咥内を犯せば、息苦しくなったザクロから囁かに抵抗をされた。
「ハハン、貴方が満足をするまでいくらでも付き合いますよ?」
(2011/03/01)