断片話
◆遊び相手
「桔梗ばっかりずるい!!」
「うおっ、何だバーロー?」
唐突に邪魔をするように割り込んできたブルーベルに抱きつかれ、ザクロは眉を寄せた。
威嚇するように睨んでくるブルーベルを見た桔梗は、カードを配ろうとした手を止めた。
「ハハン、ブルーベルもポーカーをしたかったのですか?」
「違うわよ! 桔梗ばっかりザクロで遊んでずるいって言ったの!!」
「おいッ、ちょっと待て! 『で』って何だ!?」
「おやおや、ザクロで遊ぶ権利は私専用ですよ?」
「桔梗! テメーも否定しろバーロー!!」
怒鳴るザクロを無視して、ブルーベルは桔梗に一歩も引かずに言い放った。
「ブルーベルもザクロで遊びたいのに!!」
「ハハン、ただ遊びたがるだけではいけませんよ?」
「できるもん!」
「何の話だバーロー!!」
(2011/01/27)
「桔梗ばっかりずるい!!」
「うおっ、何だバーロー?」
唐突に邪魔をするように割り込んできたブルーベルに抱きつかれ、ザクロは眉を寄せた。
威嚇するように睨んでくるブルーベルを見た桔梗は、カードを配ろうとした手を止めた。
「ハハン、ブルーベルもポーカーをしたかったのですか?」
「違うわよ! 桔梗ばっかりザクロで遊んでずるいって言ったの!!」
「おいッ、ちょっと待て! 『で』って何だ!?」
「おやおや、ザクロで遊ぶ権利は私専用ですよ?」
「桔梗! テメーも否定しろバーロー!!」
怒鳴るザクロを無視して、ブルーベルは桔梗に一歩も引かずに言い放った。
「ブルーベルもザクロで遊びたいのに!!」
「ハハン、ただ遊びたがるだけではいけませんよ?」
「できるもん!」
「何の話だバーロー!!」
(2011/01/27)