小話

◆標的167 決戦の日 より


「ザクロ!! 桔梗!! 時だよ、時間だよ!! 戦いの時間だよ!!」
「ハハン」
「バーロー(腰痛てぇ……)」

「どうしよう…僕チン興奮してきた…今日倒しちゃうのは、1万人かな…10万人かな…」

「(昨日激しくしすぎましたか?)落ち着きましょうデイジー」
「(バーロー、誰のせいだ誰の)」

end
(2010/01/16)


◆標的168 チョイス開始 より


「……俺のほうが背が高いよなバーロー」
「ハハン、それがどうかしましたか?」
「何で俺が下なんだよ?」
「ハハン、何か関係ありますか?」
「ああ?」
「貴方の方が背が高かろうと、押し倒してしまえば問題ありませんよ」
「そうかよ……」

end


◆標的168 チョイス開始 より


「桔梗って絶対Sよね」
「むしろドSだと思うなぁ……」
「だって見た? ブルーベルの腕を拘束した時とデイジーを引っ張り寄せた時の顔?」
「ザクロって大変だよね……桔梗に好かれてるなんて」
「本当よねー、きっと喜んで縛ってくるのよ」
「ハハンッ、二人とも聞こえていますよ?」

end


◆標的169 大空ライオンVer.V. より


「ザクロ、今すぐその体勢を止めないと……襲いますよ?」
「…………」


「ニュ、何で横になってるのよ」
「バーロー、俺にも都合があるんだよ……」

end


◆標的171 リベンジ より


「ところでザクロ君、何で立見してるの?」
「あれよ、びゃくらん、桔梗のことよく見ようとしてるのよバカだから」
「バーロー、んなわけあるか、菓子ばっか食ってると太るぞ電波ちゃん?」
「何よ! 筋肉つけてるんだから太るわけ無いでしょ!!」
「あ? どこに筋肉があるんだ?」
「ムカつく~! あるわよ、なんなら見せるぞこのヤロー!!」
「はぁ、どーせペチャパイだろ」
「筋肉よ!!」


「んー……で、何でだったのかな?」

end


◆標的175 ユニ光臨 より


「ザクロ、少し話があります」
「ああ? 何だよバーロー」
「あの銀髪ロン毛に切りつけられた時の貴方の顔ですが、エロ過ぎます」
「はぁ?」
「ハハン、いいですかザクロ、あのように目を瞑って耐えるような顔は、私が知っているだけで結構です」
「…………普通で見たら一瞬のシーンで、何考えてんだバーローッ!!」

end
(2010/02/11)


◆標的191 修羅開匣より1


「ザクロ君、空から降りて着地する時は、両腕を広げないようにしようね?」
「は、……いえ、白蘭様、それだとバランスがとりにくくなるんですが」
「ハハン、ザクロ、私からも忠告しておきます。貴方は降りるとき両腕を広げてはいけません」
「何でだバーロー」

「可愛く見えるから」
「可愛く見えるからです」
『…………ここは、眼科へ行く事を勧めるべきなのかバーロー』

end


◆標的191 修羅開匣より2


「白蘭様、何故このようなスリットの多い戦闘服にしたのでしょうか」
「ん~? かっこいいでしょ?」
「ザクロが空から降りる時、服が広がりスカートのように見えてしまいます」
「桔梗チャン……確かにヒラヒラするけど、後ろから見なければ普通だと思うよ」

end


◆標的193 D・スペードの魔レンズより 


「桔梗ー、ザクロまだ見つからないの?」
「ハハン、見つけるまでにはもう少しかかりそうです」
「ニュー、無線機壊れてるくせに単独行動して迷子って、ブルーベルより子供じゃない」
「そうですね」
「桔梗」
「何ですか、ブルーベル?」
「さっきから迷いなく進んでるけど、こっちの方向で本当にあってるの?」
「ハハン、大丈夫ですよ、ザクロは富士山で立往生していると思いますから」
『……何で富士山に行ってるって分かるのかしら?』

end


◆標的194 決戦開始より


「ニュー! 何よこの次回予告! ぜーんぜんザクロが出てないじゃない!!」
「ハハン、出てはいますが、爪の一部と尻尾のみですか?」
「もー! 何で出てないのよ! チラリズムきどり!?」
「本編では、惜しげもなく服を広げて開匣していましたね」
「ニュ……桔梗、顔怖いわよ?」
「ハハン、少し忠告が足りなかったのかと悔やんでいます」

end


◆標的196 ランポウの盾より


「ニュニュ~? ザクロって何で嵐属性のくせに修羅開匣の時だけデイジーみたいに傷が戻るの?」
「知るかバーロー」
「ぜーったいおかしい!!」
「知るわけねーって言ってんだろ! 細かい注文つけたのは桔梗だろ! あいつに聞け!!」
「…………桔梗って、大概ザクロにだけ甘いわよね」
「ああ? おい、どうしたバーロー。ため息なんか吐きやがって?」

end
(2010/07/03)
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