その他
「白蘭様、そりゃ何ですか?」
「んー? ザクロ君も飲む?」
マグカップに口を付けようとしていた白蘭に質問をしたザクロ。
そんな積もりではない、と言おうとしたが、その前に白蘭はマグカップをザクロへと向けた。
「遠慮しなくていいよザクロ君」
「いただきます」
まあ、別に良いかと思ったザクロは、白蘭から渡された飲み物を受け取った。
「失礼します白蘭様、先程の件で確認が……」
部屋に入った桔梗は言葉を区切り、悶絶しているザクロを眺めた。
「これは何事ですか白蘭様」
「んー、何か折角飲み物あげたのに、急に声も出なくなっちゃったみたいで」
「何を渡したのですか?」
「特製のマシマロドリンクだけど? 牛乳にマシマロ五個入れて練乳かけて、砂糖大さじ三杯入れただけなのに」
「ハハン、甘さの問題だと思いますよ……」
そっと机の上に置いてあるマグカップを眺め、今すぐにコーヒーをいれてきましょう、と桔梗は思った。
甘さ注意
貴方の味覚は正常ですか?
end
(2010/10/24)
「んー? ザクロ君も飲む?」
マグカップに口を付けようとしていた白蘭に質問をしたザクロ。
そんな積もりではない、と言おうとしたが、その前に白蘭はマグカップをザクロへと向けた。
「遠慮しなくていいよザクロ君」
「いただきます」
まあ、別に良いかと思ったザクロは、白蘭から渡された飲み物を受け取った。
「失礼します白蘭様、先程の件で確認が……」
部屋に入った桔梗は言葉を区切り、悶絶しているザクロを眺めた。
「これは何事ですか白蘭様」
「んー、何か折角飲み物あげたのに、急に声も出なくなっちゃったみたいで」
「何を渡したのですか?」
「特製のマシマロドリンクだけど? 牛乳にマシマロ五個入れて練乳かけて、砂糖大さじ三杯入れただけなのに」
「ハハン、甘さの問題だと思いますよ……」
そっと机の上に置いてあるマグカップを眺め、今すぐにコーヒーをいれてきましょう、と桔梗は思った。
甘さ注意
貴方の味覚は正常ですか?
end
(2010/10/24)