萌語り
◆死ネタ系
キラーTの死後、肩の力の抜き方を忘れてくヘルパーTとか。
段々とゆるゆるじゃなくなって、部下達から怖がられるとか。
クッキーと紅茶を差し入れられても、手を付けないままひたすら仕事、仕事、仕事。
たまに制御性Tに指摘され我に返るも。キラーTがいない現実は変わらず。
お前に言われたのに、どうして肩の力が抜けないんだろうな…?となる司令官。
ある日、胸腺学校へ外部講師として講演会へ行き。
終わった後の休憩中、訓練場の様子をふと窓から眺め。
胸腺学校時代のあいつにそっくりな未熟胸腺細胞を見つける。
要領が悪くてよわっちくて泣き虫で、それでもひたすら努力するあいつそっくりな……
『……いや、本当にそっくり過ぎるんだけど?』と感動も何もない結論に至る司令官。
心の何処かで確信がある気がする中、訓練場へと向かうヘルパーT。
今は未熟胸腺細胞なキラーT、記憶有につき司令官とばっちり目が合う。
「俺は、絶対にお前のキラーT細胞に戻るから待ってろ!」と司令官に向かい宣言するが。
未熟胸腺細胞な現在ひょろくて涙腺が弱いので涙目。
本当にあいつだった事に、その場で大笑いするヘルパーT。
どんな天の采配か偶然か奇跡かは知らない。
それでもまた、あいつに会えたことが可笑しくて、嬉しくて。
「――ああ、戻ってこい」と、愛おしげに相手に言う司令官とか。
(2020/01/19)
キラーTの死後、肩の力の抜き方を忘れてくヘルパーTとか。
段々とゆるゆるじゃなくなって、部下達から怖がられるとか。
クッキーと紅茶を差し入れられても、手を付けないままひたすら仕事、仕事、仕事。
たまに制御性Tに指摘され我に返るも。キラーTがいない現実は変わらず。
お前に言われたのに、どうして肩の力が抜けないんだろうな…?となる司令官。
ある日、胸腺学校へ外部講師として講演会へ行き。
終わった後の休憩中、訓練場の様子をふと窓から眺め。
胸腺学校時代のあいつにそっくりな未熟胸腺細胞を見つける。
要領が悪くてよわっちくて泣き虫で、それでもひたすら努力するあいつそっくりな……
『……いや、本当にそっくり過ぎるんだけど?』と感動も何もない結論に至る司令官。
心の何処かで確信がある気がする中、訓練場へと向かうヘルパーT。
今は未熟胸腺細胞なキラーT、記憶有につき司令官とばっちり目が合う。
「俺は、絶対にお前のキラーT細胞に戻るから待ってろ!」と司令官に向かい宣言するが。
未熟胸腺細胞な現在ひょろくて涙腺が弱いので涙目。
本当にあいつだった事に、その場で大笑いするヘルパーT。
どんな天の采配か偶然か奇跡かは知らない。
それでもまた、あいつに会えたことが可笑しくて、嬉しくて。
「――ああ、戻ってこい」と、愛おしげに相手に言う司令官とか。
(2020/01/19)