萌語り
◆銀阿前提
かむ→あぶが読みたい。
むしろ銀阿が読みたい。
辺境の星の蛮族だと思ってたのがいつの間にか好きになってたとか。
それでも、
■
「俺はあんたに惚れてるが、同時に夜兎族も大好きでね」
目の前の銀時に対し、つとめて冷静に返した。
「旦那、俺には選ぶことは出来んよ、それが嫌なら――」
■
とか言う感じに、夜兎族愛と比べたら確実に淡いもので、それを自覚しながらもあっさりと裏表なく銀時に言っちゃうとか。
嫉妬してくれって言ってるようなもんだろとか、もやもやとする銀時お構いなしで言うあたり配慮が足りない阿伏兎。
夜兎族と地球の侍、天秤にかけるまでもなく阿伏兎の中でどっちが傾くかを知り尽くしてるのは銀時より神威。
よく理解しすぎて、じゃあお侍さんを殺せば阿伏兎が本気になってくれる? なんて事を考えるまでもなく無駄だと知ってるとか。
■
「旦那を殺す積りか? 団長」
「あのお侍を殺したら、阿伏兎俺のこと本気で殺そうとする? だったらそれもいいかもしれないけど。生憎と俺はそんな無駄な事をしたくないよ」
「無駄、ねぇ? あんたなら面白半分で試しそうなもんだが」
「だって、どうせまた手を抜くの見えてるよ。阿伏兎、どうせならあのお侍にもう少し惚れ込みなよ。夜兎も何も関係なく、あのお侍を殺そうとする奴を無条件で殺そうとするぐらいにさ」
無理だろうけど、と言外に含ませる神威は、誰よりも夜兎族が好きな男を笑いながら眺めた。
■
みたいな感じに、逆に神威の事をそこまでよく理解してない阿伏兎とか。
後、阿伏兎が自分に向けるのは夜兎族に対しての愛だけだと分かってても、ふとした時に意地悪くしてみたい神威とかもいいな。
(2012/10/14)
かむ→あぶが読みたい。
むしろ銀阿が読みたい。
辺境の星の蛮族だと思ってたのがいつの間にか好きになってたとか。
それでも、
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「俺はあんたに惚れてるが、同時に夜兎族も大好きでね」
目の前の銀時に対し、つとめて冷静に返した。
「旦那、俺には選ぶことは出来んよ、それが嫌なら――」
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とか言う感じに、夜兎族愛と比べたら確実に淡いもので、それを自覚しながらもあっさりと裏表なく銀時に言っちゃうとか。
嫉妬してくれって言ってるようなもんだろとか、もやもやとする銀時お構いなしで言うあたり配慮が足りない阿伏兎。
夜兎族と地球の侍、天秤にかけるまでもなく阿伏兎の中でどっちが傾くかを知り尽くしてるのは銀時より神威。
よく理解しすぎて、じゃあお侍さんを殺せば阿伏兎が本気になってくれる? なんて事を考えるまでもなく無駄だと知ってるとか。
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「旦那を殺す積りか? 団長」
「あのお侍を殺したら、阿伏兎俺のこと本気で殺そうとする? だったらそれもいいかもしれないけど。生憎と俺はそんな無駄な事をしたくないよ」
「無駄、ねぇ? あんたなら面白半分で試しそうなもんだが」
「だって、どうせまた手を抜くの見えてるよ。阿伏兎、どうせならあのお侍にもう少し惚れ込みなよ。夜兎も何も関係なく、あのお侍を殺そうとする奴を無条件で殺そうとするぐらいにさ」
無理だろうけど、と言外に含ませる神威は、誰よりも夜兎族が好きな男を笑いながら眺めた。
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みたいな感じに、逆に神威の事をそこまでよく理解してない阿伏兎とか。
後、阿伏兎が自分に向けるのは夜兎族に対しての愛だけだと分かってても、ふとした時に意地悪くしてみたい神威とかもいいな。
(2012/10/14)