断片話
◆チョコの日
「阿伏兎、今日一番足りないものってわかる?」
「清涼感か?」
チョコレート臭ただよう室内で、山と積まれた箱を眺めながら阿伏兎は答えた。
「どうして男所帯なのに俺宛てにくるんだろうね? 阿伏兎からまだ貰ってないのに」
「それだけ団員達に慕われてるって事だろ、喜んどけ団長。それから何を期待してるか知らんが、生憎とチョコの用意はしてないからな、このすっとこどっこい」
(2011/10/26)
「阿伏兎、今日一番足りないものってわかる?」
「清涼感か?」
チョコレート臭ただよう室内で、山と積まれた箱を眺めながら阿伏兎は答えた。
「どうして男所帯なのに俺宛てにくるんだろうね? 阿伏兎からまだ貰ってないのに」
「それだけ団員達に慕われてるって事だろ、喜んどけ団長。それから何を期待してるか知らんが、生憎とチョコの用意はしてないからな、このすっとこどっこい」
(2011/10/26)