フェリ菊短編集
さて、イタリアくん。問題です。
私は常に嘘を言います。私はあなたのことが好きです。さあ、私の本心は?
日本に難しいことを問われた。たぶん、あれは告白なんだと思う。でも、わかりにくい上からかわれているのかと思った。でも、日本は真剣な顔をしていて。
「ヴェー……わからないよぉ!」
「ちぎっ!?な、なんだよ大声出して」
「兄ちゃん二律背反の告白されたことある?ないよね。というか二律背反の意味わかる?」
「ばっ、バカにすんなよ!……すげえ告白だな。めんどくせえ女だなあ、そいつ」
「ちょっと、いくら兄ちゃんでも怒るよ」
「へいへい。悪かったって」
……日本。答えを教えてよ。俺じゃあ、わからない。
私は常に嘘を言います。私はあなたのことが好きです。さあ、私の本心は?
日本に難しいことを問われた。たぶん、あれは告白なんだと思う。でも、わかりにくい上からかわれているのかと思った。でも、日本は真剣な顔をしていて。
「ヴェー……わからないよぉ!」
「ちぎっ!?な、なんだよ大声出して」
「兄ちゃん二律背反の告白されたことある?ないよね。というか二律背反の意味わかる?」
「ばっ、バカにすんなよ!……すげえ告白だな。めんどくせえ女だなあ、そいつ」
「ちょっと、いくら兄ちゃんでも怒るよ」
「へいへい。悪かったって」
……日本。答えを教えてよ。俺じゃあ、わからない。