女中物語
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いつも通り仕事を終え、夜遅くお風呂上りに廊下を歩いていれば土方さんにばったり遭遇した。土方さんは今帰って来た様子でタバコとお酒、そして仄かに香水の匂いがして夜のお店に行ってきたのだろうと想像がついた。
「人の顔見てニヤニヤしてんじゃねぇよ。」
「え?ニヤニヤしてました?いやー、香水の匂いがしたからキャバクラにでも行ってきたんだなと思って。」
「接待だよ接待。」
土方さんは面倒くさそうに答える。確かに土方さんがプライベートで女の子のいるお店に行くことは無いだろう。かつて私が働いていた店にも接待の付き添いか迎えに来るくらいだった。でも本当にたまにしか来ない割に女の子はモテていた。やっぱり顔が良いってずるい。
「そういえばこれ店の女からもらったんだけど食うか?」
土方さんは手に持っている紙袋を見せてきた。紙袋には万福堂と書かれている。きっとどこかのお店なのだろうが分からない。
「何ですかこれ。」
そう聞けば、最近人気がある和菓子店の豆大福だそうだ。何でも1日限定40個で朝から並ばないと手に入らない代物だそうだ。紙袋の中にはそんな人気な豆大福が1つ入っていた。今日行ったお店の女の子が土方さんへとくれたらしい。
「土方さん食べないんですか?」
「甘い物苦手なんだよ。」
そう言って私に食べろと言ってくる土方さん。丁度小腹も空いてきたところだこれはとても嬉しい。だがお店の女の子が土方さんにあげたということは少なからず好意を持っているんだろう。なんだかその子の気持ちを無下にしてしまうようで少し気が引けた。
「半分こしましょ!ね!折角もらったのに全部食べるの申し訳ないですし。」
「半分こってお前、、いい大人2人ですることか。」
「いいじゃないですか!まぁ縁側座りましょう~」
閉まっていた窓を開け縁側に座ると夜風が吹いている。お風呂上りの火照っていた体に心地が良い。土方さんはため息をつき面倒臭そうに私の横に腰を下ろした。早速紙袋から豆大福を取りだし半分に割った。どう見ても大きさが違うが土方さんは小さい方を私の手から取っていった。残った大きな豆大福を口に含む。絶妙な塩気と甘みそしてお餅の食感とても美味しい。今まで食べた豆大福とは比べものにならないくらいに美味しい。
「土方さん、これ凄く美味しいですよ!!」
私が興奮気味に伝えればそっと一口食べる。
「、、確かにうめぇなこれ。」
「ですよね?最高に美味しい!土方さん、ありがとうございます。」
豆大福に感動している私の横で冷静な土方さんは単純なやつだなと笑っていた。そして甘い物は苦手と言っていた割にはペロリと食べ終えた土方さんは横でタバコを吸い始めた。私はまだ一口ばかり残っている豆大福を見つめこれ祖父母にも食べさせたいなと思った。
「お前いつまで大福見つめてんだ。」
「いやー祖父母にも食べさせてあげたいなって思って。」
「、、食べさせてやれるといいな。」
「丁度週末に田舎に帰るんで買っていってあげます!」
「そうか、いい土産が出来て良かったじゃねぇか。」
そう言って吸い終えたタバコを携帯灰皿に押し付け立ち上がった。お前も風邪引かねえうちに戻れよ。なんて私の肩を叩き土方さんは戻っていった。
週末、私はまだ日が昇り始めたばかりの早朝あるお店の前に居た。そうこの間土方さんにもらった豆大福のお店万福堂だ。この週末私は墓参りと田舎に帰るため丁度2日間の休みを取っていた。なので早速私は祖父母に食べさせるためお店に並んでいるのだ。気合いを入れて早く来たかいがあって私が一番最初のお客だった。これなら絶対に手に入る。それから1時間ほど並んでいるとお店が開店した。私は予定通り祖父母の豆大福を手に入れた。まだ電車の時間があるため一度屯所に戻ることにした。荷物の準備でもしようととりあえず買ったばかりの豆大福を炊事場の棚のところに置いておいた。他の女中や隊士さんに食べられないようにミョウジと大きくメモを貼り付けて。自室に戻りゆっくりしながら荷物の整理をしていればそろそろ出発の時間になった。途中近藤さんに会い気を付けて帰ってね!と優しい声をかけてもらった。私はルンルン気分で炊事場にある大福を取りに向かった。のだが無い。確かに置いてあったはずの私の大福が無くなっているのだ。いきなり姿を消した大福に焦り棚を隅々探していると女中仲間の雪さんから声をかけられた。
「ナマエちゃん何してんの。」
「ここに紙袋あったの知りませんか?」
「紙袋?あーそういえばさっき沖田さんが持っていったような。」
「え?沖田さん?ありがとうございます。」
沖田さんの名前が出た時点で嫌な予感しかしなかった。私は大慌てで沖田さんの部屋に向かった。居るかどうかも分からないが勢いよく部屋の襖を開けた。すると横になっている沖田さんが目に入った。
「沖田さん!私の紙袋知りませんか!」
「これのことですかィ?美味しかったでさァ、ご馳走様。」
ゆっくりと起き上がり空になった紙袋をちらつかせ笑顔を向けてくる。頭の中が真っ白になった。何してるのこの人、バカじゃないの。折角祖父母に食べさせてあげたくて朝から並んだ大福。腹の底からこみ上げてくる怒りのせいで中々言葉が出てこない。
「私、名前書いてましたよね。」
「あー書いてたようななかったようなー」
「、、ふざけんなバカ!」
自分でもびっくりするくらい大きなで怒鳴っていた。沖田さんもビックリしたようだった。
「おい、大福くらいで何なんでさァ。」
悪びれる様子もない沖田さんに私の怒りはピークに達していた。
「大福くらいって、、あんたなんて大嫌い!!もう二度と私に関わらないで!」
怒りにまかせてそう怒鳴り私は部屋を出ようとした。沖田さんに手を掴まれたが振りほどき睨みつけ部屋を出た。私の大きな声を聞きつけたのか隊士さんたちが集まってきたがそれも無視して私は走って屯所を出た。慌てて出てきたしまったせいで折角用意した荷物を忘れてきてしまった。でも幸い財布と携帯は持っていた。私はそのまま駅まで歩き電車を待つことにした。そういえばさっきの騒ぎのせいで乗りたかった電車にも乗れなったな。また時間まで待たなくてはいけないなと駅の待合室に座った。怒りが少し落ち着いてきて次は悲しさがこみあげてきた。滅多に帰らなくなった田舎。だからこそたまに帰る時には田舎には売っていない珍しい物を持って帰って祖父母を喜ばせてあげたかった。今回は何もお土産無くなっちゃったな。それにしたって沖田さん今回ばかりは許せない。もう顔も見たくない。いやもうあんな男のことは忘れよう。心を落ち着かせるため自動販売機でジュースを買いゆっくりと口に入れた。
あれから1時間くらいが経過する。田舎へ行く電車は本数が少ないため1時間に1本しかない。もうすぐ来そうだ。そろそろホームへ向かおうと歩き出した時後ろから名前を呼ばれた。後ろを振り向かなくても声の主は分かった、今一番見たくない人沖田さんだ。私は声を無視し振り向きもせず歩き出す。すると勢いよく手を掴まれた。また振りほどいてやろうと思ったが力が強い。
「何ですか、邪魔なんですけど。」
「、、悪かった。」
後ろを振り向けば沖田さんは真っすぐにこっちを見ている。表情や声のトーンから真剣なことは伝わったがだからと言ってはいそうですか。なんて許せるほど心の優しい女ではない。
「関わらないでって言いましたよね。私もう行きますし。」
「土方さんに聞きやした。婆ちゃんたちのやつだったって。本当に悪かった、、。」
「、、もう今更謝られたって遅いです。電車来るので離してください。」
力ずくで振り払おうとしたら引っ張られてどんどん改札とは違う方向に歩いて行く沖田さん。
「今から電車乗るんです、離してください。」
「いいから来てくだせェ。」
何がいいんだ。そのまま手を引っ張られながらとうとう駅を出てしまった。本当何考えてんのこの人。そう思っているとピタっと立ち止まり見ればパトカーが止まっていた。そして助手席のドアを開け私を放り込んだ。意味が分からなくて混乱している中沖田さんは運転席に座り車を発進させた。
「どこ行くんですか。」
「万福堂でさァ。あそこの爺さんにはちょいと貸しがありやしてね、さっき豆大福どうにかできねぇか頼んどいたんでィ。」
「え、、私のためにですか。」
「、、俺のせいで婆ちゃんたちのお土産なくなっちまったんだろ。」
まさか沖田さんが私のためにわざわざそんなことをしてくれてるとは思わず驚いた。万福堂に着くと沖田さんはそそくさと車を降りて店に入っていき、しばらくして紙袋を引っ提げて戻って来た。車に乗り込みその紙袋を私の目の前に出してきた。
「残ってる材料で作ったらしいから少し小さいらしいけどこれで許してくだせェ。」
紙袋の中を見てみれば小さく可愛らしい豆大福が2つ並んでいた。沖田さん、こんなことまでしてくれて本当に反省してくれていたんだ。そもそも私も炊事場の棚に置いといたのも悪かったなと思い先ほどまでの沖田さんへの態度を少し反省した。
「、、ありがとうございます。」
小さな声でお礼を告げると、沖田さんは視線を前に向けた。
「で、お前の田舎どこなんでィ。」
「何でですか。」
「特別に送ってやらァ。」
「送るって、、沖田さん仕事は?しかもこれパトカーですけど?」
「ごちゃごちゃうるせぇな、さっさと教えろ。」
そう面倒くさそうに頭を掻いている沖田さんに田舎の場所を教えればパトカーは急発進したのであった。
「人の顔見てニヤニヤしてんじゃねぇよ。」
「え?ニヤニヤしてました?いやー、香水の匂いがしたからキャバクラにでも行ってきたんだなと思って。」
「接待だよ接待。」
土方さんは面倒くさそうに答える。確かに土方さんがプライベートで女の子のいるお店に行くことは無いだろう。かつて私が働いていた店にも接待の付き添いか迎えに来るくらいだった。でも本当にたまにしか来ない割に女の子はモテていた。やっぱり顔が良いってずるい。
「そういえばこれ店の女からもらったんだけど食うか?」
土方さんは手に持っている紙袋を見せてきた。紙袋には万福堂と書かれている。きっとどこかのお店なのだろうが分からない。
「何ですかこれ。」
そう聞けば、最近人気がある和菓子店の豆大福だそうだ。何でも1日限定40個で朝から並ばないと手に入らない代物だそうだ。紙袋の中にはそんな人気な豆大福が1つ入っていた。今日行ったお店の女の子が土方さんへとくれたらしい。
「土方さん食べないんですか?」
「甘い物苦手なんだよ。」
そう言って私に食べろと言ってくる土方さん。丁度小腹も空いてきたところだこれはとても嬉しい。だがお店の女の子が土方さんにあげたということは少なからず好意を持っているんだろう。なんだかその子の気持ちを無下にしてしまうようで少し気が引けた。
「半分こしましょ!ね!折角もらったのに全部食べるの申し訳ないですし。」
「半分こってお前、、いい大人2人ですることか。」
「いいじゃないですか!まぁ縁側座りましょう~」
閉まっていた窓を開け縁側に座ると夜風が吹いている。お風呂上りの火照っていた体に心地が良い。土方さんはため息をつき面倒臭そうに私の横に腰を下ろした。早速紙袋から豆大福を取りだし半分に割った。どう見ても大きさが違うが土方さんは小さい方を私の手から取っていった。残った大きな豆大福を口に含む。絶妙な塩気と甘みそしてお餅の食感とても美味しい。今まで食べた豆大福とは比べものにならないくらいに美味しい。
「土方さん、これ凄く美味しいですよ!!」
私が興奮気味に伝えればそっと一口食べる。
「、、確かにうめぇなこれ。」
「ですよね?最高に美味しい!土方さん、ありがとうございます。」
豆大福に感動している私の横で冷静な土方さんは単純なやつだなと笑っていた。そして甘い物は苦手と言っていた割にはペロリと食べ終えた土方さんは横でタバコを吸い始めた。私はまだ一口ばかり残っている豆大福を見つめこれ祖父母にも食べさせたいなと思った。
「お前いつまで大福見つめてんだ。」
「いやー祖父母にも食べさせてあげたいなって思って。」
「、、食べさせてやれるといいな。」
「丁度週末に田舎に帰るんで買っていってあげます!」
「そうか、いい土産が出来て良かったじゃねぇか。」
そう言って吸い終えたタバコを携帯灰皿に押し付け立ち上がった。お前も風邪引かねえうちに戻れよ。なんて私の肩を叩き土方さんは戻っていった。
週末、私はまだ日が昇り始めたばかりの早朝あるお店の前に居た。そうこの間土方さんにもらった豆大福のお店万福堂だ。この週末私は墓参りと田舎に帰るため丁度2日間の休みを取っていた。なので早速私は祖父母に食べさせるためお店に並んでいるのだ。気合いを入れて早く来たかいがあって私が一番最初のお客だった。これなら絶対に手に入る。それから1時間ほど並んでいるとお店が開店した。私は予定通り祖父母の豆大福を手に入れた。まだ電車の時間があるため一度屯所に戻ることにした。荷物の準備でもしようととりあえず買ったばかりの豆大福を炊事場の棚のところに置いておいた。他の女中や隊士さんに食べられないようにミョウジと大きくメモを貼り付けて。自室に戻りゆっくりしながら荷物の整理をしていればそろそろ出発の時間になった。途中近藤さんに会い気を付けて帰ってね!と優しい声をかけてもらった。私はルンルン気分で炊事場にある大福を取りに向かった。のだが無い。確かに置いてあったはずの私の大福が無くなっているのだ。いきなり姿を消した大福に焦り棚を隅々探していると女中仲間の雪さんから声をかけられた。
「ナマエちゃん何してんの。」
「ここに紙袋あったの知りませんか?」
「紙袋?あーそういえばさっき沖田さんが持っていったような。」
「え?沖田さん?ありがとうございます。」
沖田さんの名前が出た時点で嫌な予感しかしなかった。私は大慌てで沖田さんの部屋に向かった。居るかどうかも分からないが勢いよく部屋の襖を開けた。すると横になっている沖田さんが目に入った。
「沖田さん!私の紙袋知りませんか!」
「これのことですかィ?美味しかったでさァ、ご馳走様。」
ゆっくりと起き上がり空になった紙袋をちらつかせ笑顔を向けてくる。頭の中が真っ白になった。何してるのこの人、バカじゃないの。折角祖父母に食べさせてあげたくて朝から並んだ大福。腹の底からこみ上げてくる怒りのせいで中々言葉が出てこない。
「私、名前書いてましたよね。」
「あー書いてたようななかったようなー」
「、、ふざけんなバカ!」
自分でもびっくりするくらい大きなで怒鳴っていた。沖田さんもビックリしたようだった。
「おい、大福くらいで何なんでさァ。」
悪びれる様子もない沖田さんに私の怒りはピークに達していた。
「大福くらいって、、あんたなんて大嫌い!!もう二度と私に関わらないで!」
怒りにまかせてそう怒鳴り私は部屋を出ようとした。沖田さんに手を掴まれたが振りほどき睨みつけ部屋を出た。私の大きな声を聞きつけたのか隊士さんたちが集まってきたがそれも無視して私は走って屯所を出た。慌てて出てきたしまったせいで折角用意した荷物を忘れてきてしまった。でも幸い財布と携帯は持っていた。私はそのまま駅まで歩き電車を待つことにした。そういえばさっきの騒ぎのせいで乗りたかった電車にも乗れなったな。また時間まで待たなくてはいけないなと駅の待合室に座った。怒りが少し落ち着いてきて次は悲しさがこみあげてきた。滅多に帰らなくなった田舎。だからこそたまに帰る時には田舎には売っていない珍しい物を持って帰って祖父母を喜ばせてあげたかった。今回は何もお土産無くなっちゃったな。それにしたって沖田さん今回ばかりは許せない。もう顔も見たくない。いやもうあんな男のことは忘れよう。心を落ち着かせるため自動販売機でジュースを買いゆっくりと口に入れた。
あれから1時間くらいが経過する。田舎へ行く電車は本数が少ないため1時間に1本しかない。もうすぐ来そうだ。そろそろホームへ向かおうと歩き出した時後ろから名前を呼ばれた。後ろを振り向かなくても声の主は分かった、今一番見たくない人沖田さんだ。私は声を無視し振り向きもせず歩き出す。すると勢いよく手を掴まれた。また振りほどいてやろうと思ったが力が強い。
「何ですか、邪魔なんですけど。」
「、、悪かった。」
後ろを振り向けば沖田さんは真っすぐにこっちを見ている。表情や声のトーンから真剣なことは伝わったがだからと言ってはいそうですか。なんて許せるほど心の優しい女ではない。
「関わらないでって言いましたよね。私もう行きますし。」
「土方さんに聞きやした。婆ちゃんたちのやつだったって。本当に悪かった、、。」
「、、もう今更謝られたって遅いです。電車来るので離してください。」
力ずくで振り払おうとしたら引っ張られてどんどん改札とは違う方向に歩いて行く沖田さん。
「今から電車乗るんです、離してください。」
「いいから来てくだせェ。」
何がいいんだ。そのまま手を引っ張られながらとうとう駅を出てしまった。本当何考えてんのこの人。そう思っているとピタっと立ち止まり見ればパトカーが止まっていた。そして助手席のドアを開け私を放り込んだ。意味が分からなくて混乱している中沖田さんは運転席に座り車を発進させた。
「どこ行くんですか。」
「万福堂でさァ。あそこの爺さんにはちょいと貸しがありやしてね、さっき豆大福どうにかできねぇか頼んどいたんでィ。」
「え、、私のためにですか。」
「、、俺のせいで婆ちゃんたちのお土産なくなっちまったんだろ。」
まさか沖田さんが私のためにわざわざそんなことをしてくれてるとは思わず驚いた。万福堂に着くと沖田さんはそそくさと車を降りて店に入っていき、しばらくして紙袋を引っ提げて戻って来た。車に乗り込みその紙袋を私の目の前に出してきた。
「残ってる材料で作ったらしいから少し小さいらしいけどこれで許してくだせェ。」
紙袋の中を見てみれば小さく可愛らしい豆大福が2つ並んでいた。沖田さん、こんなことまでしてくれて本当に反省してくれていたんだ。そもそも私も炊事場の棚に置いといたのも悪かったなと思い先ほどまでの沖田さんへの態度を少し反省した。
「、、ありがとうございます。」
小さな声でお礼を告げると、沖田さんは視線を前に向けた。
「で、お前の田舎どこなんでィ。」
「何でですか。」
「特別に送ってやらァ。」
「送るって、、沖田さん仕事は?しかもこれパトカーですけど?」
「ごちゃごちゃうるせぇな、さっさと教えろ。」
そう面倒くさそうに頭を掻いている沖田さんに田舎の場所を教えればパトカーは急発進したのであった。
