サンジ
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【告白】
朝の柔らかい日差しに照らされて
あくびと同時に目を覚ます。
ベッドの上で目をこすり
起き上がりながら周りを見渡してみると
『あれ…誰もいない…?』
ベッドに寝ているはずのナミとロビンの姿は見当たらなかった。
時計を見てもまだ朝の6時半
『二人とも早いなぁ…』
ベッドから出て、すぐに身支度をする
あぁ、何だか臭覚を刺激するいい匂い
『…サンジくんも早いんだ』
いそいそと足早に部屋を出て、あたしはキッチンへ向かった。
ガチャっとドアを開けると
そこにはサンジくん一人だけ。
『おはよう。あれ、他のみんなは??』
『おはよう、マナちゃん。
今日は朝っぱらに島着いたから俺たち以外は上陸してるよ』
『え、こんなに朝早く?』
『早い…?もう10時だぜ?』
ニコリとサンジくんは笑いながらあたしに言い放つ。
『あれ?時計では6時半だったんだけどなぁ...』
『じゃあ、マナちゃんの時計は電池切れだね』
お寝坊さんと言いながら、サンジくんはあたしの頭にポンと手を置いた。
…何だか凄く恥ずかしいな…
『はい、マナちゃんの朝メシ』
そう言ってサンジくんはあたしの前に朝食を並べてくれると
カタっと目の前の椅子に座り込みレシピの紙と睨めっこしている。
『あ、いただきます』
『どうぞ召し上がれ、プリンセス♪』
ニッコリと微笑むサンジくんにつられて
あたしも口角が上がる。
まさか…サンジくんと二人きりなんて
心臓が爆発しそう。
…顔赤くなってないかな…大丈夫かな。
……好きってバレないかな…。
『サ、サンジくんごめんね。あたしが寝坊したから島に上陸出来なくて…』
『ん?俺が残るって言ったからマナちゃんは気にしなくていいんだぜ?』
『で、でもさ、あたしが起きてきた時にご飯の準備とかしなくちゃで…仕方なく…でしょ?』
口ごもりながら言って目線をサンジくんに向けると
目を丸くしてサンジくんはこっちを見ていた。
クスっと一回笑うと
手慣れた様子でタバコを吸いはじめる。
『…まぁ、朝食の準備ってのは間違ってはいないけど…』
ガタっとサンジくんは立ち上がり、あたしの隣に来て座ると
あたしの顔を覗き込むようにしてまた優しい笑顔を向ける。
『仕方なくって事はネェよ?』
その言葉に、優しい声色にドキドキが止まらない。
ダメ、体温が上がる。
顔から火が出るって…今のあたしがまさにそうだ。
サンジくんと目線を合わせられずに下を向いていると
『…マナちゃん食わネェの?』
ハッとしてサンジくんを見つめる。
『…た、食べるよ』
サンジくんはさっきまでの表情とは違って
ジッと真剣な顔を向ける。
するとサンジくんは吸っていたタバコを灰皿に押し付け
『ダメだ…我慢出来ネェや…』
そう言ってギュッとあたしを抱き締めた。
『え、サ、サンジくん、な、何?何で??』
わたわたと焦りが止まらない。
パニックでどうしたらいいのかも解らない。
『…俺さ、マナちゃんが仲間になってから…ずっと好きだったんだ…』
まさかの告白に
どんどん体温が上がり、心臓のスピードが加速する。
サンジくんはさっきよりもキツく抱きしめてきて
あたしの顔を覗く。
とっても悪戯な顔をしながら
『俺の勘違いじゃなければ…マナちゃんも同じ気持ちじゃない?』
サンジくん…やっぱり気づいていたんだ…
あたし自身、あまりにもわかりやすい態度をとっていた気がするから
『…あ、あの、あたしも…サンジくんの事…』
緊張しすぎて体が震える。
好きって言いたいのに上手に話ができない。
『…す…す…』
言葉を飲み込むようにしていると
サンジくんが耳元で優しく囁く。
『ちゃんと聞かせて?』
スッと体中に染み込む低音の声色。
全身の力が抜けてしまいそうになる…
『……すっごく、好き…』
言ってからサンジくんと視線が重なる。
恥ずかしすぎて
きっと真っ赤な顔してるんだろうな
サンジくんは満面の笑みで
『やっべェ、クソ嬉しい』
そう言いながらまた強く抱きしめてくる。
そのまま自然な流れでお互いに唇を重ねた。
サンジくんとの初めてのキスはトロけちゃうほどに甘くて、少し苦い煙草の味。
朝の柔らかい日差しに照らされて
あくびと同時に目を覚ます。
ベッドの上で目をこすり
起き上がりながら周りを見渡してみると
『あれ…誰もいない…?』
ベッドに寝ているはずのナミとロビンの姿は見当たらなかった。
時計を見てもまだ朝の6時半
『二人とも早いなぁ…』
ベッドから出て、すぐに身支度をする
あぁ、何だか臭覚を刺激するいい匂い
『…サンジくんも早いんだ』
いそいそと足早に部屋を出て、あたしはキッチンへ向かった。
ガチャっとドアを開けると
そこにはサンジくん一人だけ。
『おはよう。あれ、他のみんなは??』
『おはよう、マナちゃん。
今日は朝っぱらに島着いたから俺たち以外は上陸してるよ』
『え、こんなに朝早く?』
『早い…?もう10時だぜ?』
ニコリとサンジくんは笑いながらあたしに言い放つ。
『あれ?時計では6時半だったんだけどなぁ...』
『じゃあ、マナちゃんの時計は電池切れだね』
お寝坊さんと言いながら、サンジくんはあたしの頭にポンと手を置いた。
…何だか凄く恥ずかしいな…
『はい、マナちゃんの朝メシ』
そう言ってサンジくんはあたしの前に朝食を並べてくれると
カタっと目の前の椅子に座り込みレシピの紙と睨めっこしている。
『あ、いただきます』
『どうぞ召し上がれ、プリンセス♪』
ニッコリと微笑むサンジくんにつられて
あたしも口角が上がる。
まさか…サンジくんと二人きりなんて
心臓が爆発しそう。
…顔赤くなってないかな…大丈夫かな。
……好きってバレないかな…。
『サ、サンジくんごめんね。あたしが寝坊したから島に上陸出来なくて…』
『ん?俺が残るって言ったからマナちゃんは気にしなくていいんだぜ?』
『で、でもさ、あたしが起きてきた時にご飯の準備とかしなくちゃで…仕方なく…でしょ?』
口ごもりながら言って目線をサンジくんに向けると
目を丸くしてサンジくんはこっちを見ていた。
クスっと一回笑うと
手慣れた様子でタバコを吸いはじめる。
『…まぁ、朝食の準備ってのは間違ってはいないけど…』
ガタっとサンジくんは立ち上がり、あたしの隣に来て座ると
あたしの顔を覗き込むようにしてまた優しい笑顔を向ける。
『仕方なくって事はネェよ?』
その言葉に、優しい声色にドキドキが止まらない。
ダメ、体温が上がる。
顔から火が出るって…今のあたしがまさにそうだ。
サンジくんと目線を合わせられずに下を向いていると
『…マナちゃん食わネェの?』
ハッとしてサンジくんを見つめる。
『…た、食べるよ』
サンジくんはさっきまでの表情とは違って
ジッと真剣な顔を向ける。
するとサンジくんは吸っていたタバコを灰皿に押し付け
『ダメだ…我慢出来ネェや…』
そう言ってギュッとあたしを抱き締めた。
『え、サ、サンジくん、な、何?何で??』
わたわたと焦りが止まらない。
パニックでどうしたらいいのかも解らない。
『…俺さ、マナちゃんが仲間になってから…ずっと好きだったんだ…』
まさかの告白に
どんどん体温が上がり、心臓のスピードが加速する。
サンジくんはさっきよりもキツく抱きしめてきて
あたしの顔を覗く。
とっても悪戯な顔をしながら
『俺の勘違いじゃなければ…マナちゃんも同じ気持ちじゃない?』
サンジくん…やっぱり気づいていたんだ…
あたし自身、あまりにもわかりやすい態度をとっていた気がするから
『…あ、あの、あたしも…サンジくんの事…』
緊張しすぎて体が震える。
好きって言いたいのに上手に話ができない。
『…す…す…』
言葉を飲み込むようにしていると
サンジくんが耳元で優しく囁く。
『ちゃんと聞かせて?』
スッと体中に染み込む低音の声色。
全身の力が抜けてしまいそうになる…
『……すっごく、好き…』
言ってからサンジくんと視線が重なる。
恥ずかしすぎて
きっと真っ赤な顔してるんだろうな
サンジくんは満面の笑みで
『やっべェ、クソ嬉しい』
そう言いながらまた強く抱きしめてくる。
そのまま自然な流れでお互いに唇を重ねた。
サンジくんとの初めてのキスはトロけちゃうほどに甘くて、少し苦い煙草の味。