サンジ
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【SweetTime】
『美味しいかい?』
『うん…』
彼が差し出してくれたケーキを頬張りながら、あたしは小さく頷く。
それを見て彼は嬉しそうに微笑んでくれる。
まただ。
この笑顔にあたしは弱い。
大好きな大好きなコックさん。
女の人にはめっぽう弱いけど
優しくて、とても紳士的で
強いし、スタイルもいいし
サラサラの金髪も似合ってるし、イケメンで
本当に王子様みたいな人。
あたしみたいな普通の女の子でもお姫様扱いしてくれるんだもん…
もう、本当好き……大好き。
『ごちそうさま』
空になったお皿にフォークを置いて
あたしはナフキンで口を拭いた。
『紅茶のおかわりをどうぞ、プリンセス♪』
『あ、サンジありがと』
『マナちゃんいつも美味そうに食ってくれるから俺も作り甲斐あるよ。』
そう言いながら彼はあたしの向かいの席に腰をおろし
カチッとライターの火を灯し、煙草に火をつける。
『サンジの料理はどれも美味しいからね…』
『ハハッ光栄だなぁ』
サンジはニコニコと笑顔を向ける。
そんな顔されたら、あたしの気持ちバレちゃいそうなぐらいに顔が緩む。
お願い、どうか顔だけは赤くなりませんように…
『マナちゃんどうかした?』
『え?…ううん、なんでもない』
『そう?なんか顔赤いけど、具合悪ィならチョッパーに見てもら…』
『やだっ!触らないでっ!』
心配そうにあたしのおでこに触れようとした彼の手を
あたしは思いっきり拒絶してしまった。
『あ、ごめん、はらうつもりじゃなかったんだけど…』
『いいさ、俺もとっさに手が出ちまったから』
ハハッと笑う彼の笑顔はどことなくぎこちなくて
あたしは自分のした態度にひどく後悔した。
『とりあえず、マナちゃん少し休んできなよ。チョッパーに診てもらってさ』
『…うん…サンジごめんね』
『大丈夫だよ、俺の事は気にしないで』
あたしはそのまま席を立ち、ラウンジの扉に手をかける。
クルリと彼の方に視線をやると
彼は煙草を咥えながらケーキのお皿と紅茶のカップを片付けていた。
なぜかあたしは自分の居場所が無くなったような気がして
その場に呆然と立ち尽くしてしまう。
視線はテーブルを見据えたまま、さっきまでの空間が夢だったみたいに思えて
自然と涙がポロポロと溢れだした。
『ちょ、マナちゃんどうしたんだい?』
彼の声でハッとする。
急いで涙を服の袖で拭うけど、溢れる涙は止まらなくて。
『どうしちまったんだよ』
彼は言いながらあたしに近づくとソッとハンカチを手渡してくる。
『あ、あたしさっき…サンジにひどい事しちゃった…』
そう言ったあたしを見つめる彼は目を丸くさせる。
『気にしてねェって、まさかそれでマナちゃんが泣いてんの?』
『…き、気にする…よ。』
『なんでさ?』
『あた…あたし…サンジに嫌われちゃう…』
『いや、あれぐらいじゃ嫌いになんかならねェけど…』
『…本当?』
『…むしろ……好きなんだけどなァ』
彼の言葉がなかなか理解できなくて言葉に詰まる。
すると彼は両腕で優しくあたしを抱きしめて
『マナちゃん…俺の彼女になってくれない?』と言った。
止まりかけていた涙も彼の言葉でまた溢れ出す。
あたしも彼の背中にゆっくりと腕をまわしてから
コクンと小さく頷いた。
すると彼はあたしの頭上に優しいキスをひとつ落とし
『俺の為に泣かせてごめんよ、レディ』と言った、
あたしはサンジを見上げると
彼に自分の言葉で『好き』と伝えた。
そのまま視線が重なり、サンジの『俺も』の言葉を聞いてから
あたし達ははじめてキスをした。
触れるだけの優しい口づけなのに何だか甘い。
『マナちゃん…甘い味する』
『…サンジ、恥ずかしいぃ』
『いやいや、世界一可愛いぜ?』
『美味しいかい?』
『うん…』
彼が差し出してくれたケーキを頬張りながら、あたしは小さく頷く。
それを見て彼は嬉しそうに微笑んでくれる。
まただ。
この笑顔にあたしは弱い。
大好きな大好きなコックさん。
女の人にはめっぽう弱いけど
優しくて、とても紳士的で
強いし、スタイルもいいし
サラサラの金髪も似合ってるし、イケメンで
本当に王子様みたいな人。
あたしみたいな普通の女の子でもお姫様扱いしてくれるんだもん…
もう、本当好き……大好き。
『ごちそうさま』
空になったお皿にフォークを置いて
あたしはナフキンで口を拭いた。
『紅茶のおかわりをどうぞ、プリンセス♪』
『あ、サンジありがと』
『マナちゃんいつも美味そうに食ってくれるから俺も作り甲斐あるよ。』
そう言いながら彼はあたしの向かいの席に腰をおろし
カチッとライターの火を灯し、煙草に火をつける。
『サンジの料理はどれも美味しいからね…』
『ハハッ光栄だなぁ』
サンジはニコニコと笑顔を向ける。
そんな顔されたら、あたしの気持ちバレちゃいそうなぐらいに顔が緩む。
お願い、どうか顔だけは赤くなりませんように…
『マナちゃんどうかした?』
『え?…ううん、なんでもない』
『そう?なんか顔赤いけど、具合悪ィならチョッパーに見てもら…』
『やだっ!触らないでっ!』
心配そうにあたしのおでこに触れようとした彼の手を
あたしは思いっきり拒絶してしまった。
『あ、ごめん、はらうつもりじゃなかったんだけど…』
『いいさ、俺もとっさに手が出ちまったから』
ハハッと笑う彼の笑顔はどことなくぎこちなくて
あたしは自分のした態度にひどく後悔した。
『とりあえず、マナちゃん少し休んできなよ。チョッパーに診てもらってさ』
『…うん…サンジごめんね』
『大丈夫だよ、俺の事は気にしないで』
あたしはそのまま席を立ち、ラウンジの扉に手をかける。
クルリと彼の方に視線をやると
彼は煙草を咥えながらケーキのお皿と紅茶のカップを片付けていた。
なぜかあたしは自分の居場所が無くなったような気がして
その場に呆然と立ち尽くしてしまう。
視線はテーブルを見据えたまま、さっきまでの空間が夢だったみたいに思えて
自然と涙がポロポロと溢れだした。
『ちょ、マナちゃんどうしたんだい?』
彼の声でハッとする。
急いで涙を服の袖で拭うけど、溢れる涙は止まらなくて。
『どうしちまったんだよ』
彼は言いながらあたしに近づくとソッとハンカチを手渡してくる。
『あ、あたしさっき…サンジにひどい事しちゃった…』
そう言ったあたしを見つめる彼は目を丸くさせる。
『気にしてねェって、まさかそれでマナちゃんが泣いてんの?』
『…き、気にする…よ。』
『なんでさ?』
『あた…あたし…サンジに嫌われちゃう…』
『いや、あれぐらいじゃ嫌いになんかならねェけど…』
『…本当?』
『…むしろ……好きなんだけどなァ』
彼の言葉がなかなか理解できなくて言葉に詰まる。
すると彼は両腕で優しくあたしを抱きしめて
『マナちゃん…俺の彼女になってくれない?』と言った。
止まりかけていた涙も彼の言葉でまた溢れ出す。
あたしも彼の背中にゆっくりと腕をまわしてから
コクンと小さく頷いた。
すると彼はあたしの頭上に優しいキスをひとつ落とし
『俺の為に泣かせてごめんよ、レディ』と言った、
あたしはサンジを見上げると
彼に自分の言葉で『好き』と伝えた。
そのまま視線が重なり、サンジの『俺も』の言葉を聞いてから
あたし達ははじめてキスをした。
触れるだけの優しい口づけなのに何だか甘い。
『マナちゃん…甘い味する』
『…サンジ、恥ずかしいぃ』
『いやいや、世界一可愛いぜ?』