リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
牛鬼編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「リクオ……どうしよう…」
「どうしたのリクト…?」
「…トイレ……トイレいきたい」
「ええ!?」
「奴良くん達一体どおしたんだい?
…トイレは何処にあるかって…?」
3人でワイワイと話していると、先程からもじもじとしていたリクトがぽそりと呟いた。
『もうちょっと我慢出来ねぇ?なぁ、別荘まであとどれ位?』
「あと15分もあれば…」
ふむ、と手を顎に当てて清継が答えた。
なんだ何だ…?原作では爪のあったところから、そう離れた所では無かったはずなんだがなぁ……もしかして…物語だけじゃなくて地形とかも地味にズレちゃってるのかな…
困るなぁそれ。
『いけそう?』
「…いや、も……そろそろ限界…」
『どこかの草むらでやるしか……あ!
あんな所に公衆トイレが!!』
きょろきょろと辺りを見回していたリクヤは木々の合間から覗く、公衆便所を発見する。
「…え、なんであんな所に」
「ごめん、先行っといてー!!」
何故あんな所にトイレがあるのかと、みんな目を瞬かせる。
そんなみんなの反応も待たずリクトはトイレへと一直線に走り…いや、漏れないよう気を使いながら走り始めた。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
ただいま俺は、セキュリティ付いてるけど色々口先だけな別荘の玄関で靴を脱いでいる。
ワカメが「父親の山好きがこうじて建てた別荘でね、この山の妖怪研究用に建て替えさせたものだ」とか言ってるんだけど、まさかこのキラキラワカメの趣味か?
無理だわワカメ…俺とお前の嗜好が全然マッチしない。
てか、すげぇキラキラしてて目が痛い。
シャンデリアがあるんだけれどすげえ重そう。アレでしょ?シャンデリアって落ちた先に人がいたら潰れちゃうんでしょ?それくらい重いんでしょ?こわいよね…!!
俺つくづく奴良組の屋敷が和風で良かったと思うよ…和だからおしとやかな、あまり目立たない内装、外装だ。
それに比べ、洋はお金さえあればどんなところもキンキラキンにする。ごてごてしているに違いない。走り回っていたら色んなものにぶつかって割ってしまいそうだ。
別に洋風が悪いという確証もないが、俺はこの屋敷にあまり居たくない。という訳で、早速だが俺は荷物を置いたら、牛鬼の所へ行こうと思う。
「さぁお待ちかね、この奥が特製の温泉だよ。女の子たち…先に思う存分入るがいい」
それを聞いて巻は目を輝かせる。
『俺先に部屋にリクトの荷物置いてくる』
巻たちと別れるとき、リクヤもすっとそれだけ残して清継たちから離れる。
「あ、ボクもついていくよ!!」
「奴良くん(弟)は待ちたまえ!1人だけで充分だろう?」
「…そ、それもそうだよね」
後を追おうとしたが、リクオは清継に肩を掴まれ止められた。
「ではさっそく「夜の妖怪探索」に行こうじゃないか!!
邪魔者はいなくなったしね!!
奴良くん(兄)が居ないのは予想外だったが…まあいいだろう!!」
「い…今からですか~?」
「バカ!!目的を忘れすぎだぞ島くん!!
我々の目的は!!
妖怪につかまることだったじゃないか」
見ていて清清しい程の勢いで清継はそう言い放った。
「さっきの化原先生のメッセージを聞いただろう?夜なら…出るんだよ!!きっとここなら会える!!妖怪の主に」
どうやら先程のリクヤの予感は当たっていたようだ。人は禁止されると何故かそれをやってしまいたくなるのだ。
ほうらまだこんなに…と言っている清継達の後を追ってきたリクオが止めに入る。
「君たち妖怪を甘く見てるよ!
ホントに…人を襲う奴もいるんだよ」
「んん~?奴良くん~?
君に妖怪の何が分かるんだい~?」
「止めても無駄だよ!!ボクらは君と違って妖怪に対してアクティブだからね!!」
再び清継はリクオの、肩を掴み置いていこうとする。
それでもついて行こうとするリクオに、清継はなんでそーなるんだ!!と不服そうである。
そんな中、リクオが行くなら私も、とつららも行くと言い出した。
「どうしたのリクト…?」
「…トイレ……トイレいきたい」
「ええ!?」
「奴良くん達一体どおしたんだい?
…トイレは何処にあるかって…?」
3人でワイワイと話していると、先程からもじもじとしていたリクトがぽそりと呟いた。
『もうちょっと我慢出来ねぇ?なぁ、別荘まであとどれ位?』
「あと15分もあれば…」
ふむ、と手を顎に当てて清継が答えた。
なんだ何だ…?原作では爪のあったところから、そう離れた所では無かったはずなんだがなぁ……もしかして…物語だけじゃなくて地形とかも地味にズレちゃってるのかな…
困るなぁそれ。
『いけそう?』
「…いや、も……そろそろ限界…」
『どこかの草むらでやるしか……あ!
あんな所に公衆トイレが!!』
きょろきょろと辺りを見回していたリクヤは木々の合間から覗く、公衆便所を発見する。
「…え、なんであんな所に」
「ごめん、先行っといてー!!」
何故あんな所にトイレがあるのかと、みんな目を瞬かせる。
そんなみんなの反応も待たずリクトはトイレへと一直線に走り…いや、漏れないよう気を使いながら走り始めた。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
ただいま俺は、セキュリティ付いてるけど色々口先だけな別荘の玄関で靴を脱いでいる。
ワカメが「父親の山好きがこうじて建てた別荘でね、この山の妖怪研究用に建て替えさせたものだ」とか言ってるんだけど、まさかこのキラキラワカメの趣味か?
無理だわワカメ…俺とお前の嗜好が全然マッチしない。
てか、すげぇキラキラしてて目が痛い。
シャンデリアがあるんだけれどすげえ重そう。アレでしょ?シャンデリアって落ちた先に人がいたら潰れちゃうんでしょ?それくらい重いんでしょ?こわいよね…!!
俺つくづく奴良組の屋敷が和風で良かったと思うよ…和だからおしとやかな、あまり目立たない内装、外装だ。
それに比べ、洋はお金さえあればどんなところもキンキラキンにする。ごてごてしているに違いない。走り回っていたら色んなものにぶつかって割ってしまいそうだ。
別に洋風が悪いという確証もないが、俺はこの屋敷にあまり居たくない。という訳で、早速だが俺は荷物を置いたら、牛鬼の所へ行こうと思う。
「さぁお待ちかね、この奥が特製の温泉だよ。女の子たち…先に思う存分入るがいい」
それを聞いて巻は目を輝かせる。
『俺先に部屋にリクトの荷物置いてくる』
巻たちと別れるとき、リクヤもすっとそれだけ残して清継たちから離れる。
「あ、ボクもついていくよ!!」
「奴良くん(弟)は待ちたまえ!1人だけで充分だろう?」
「…そ、それもそうだよね」
後を追おうとしたが、リクオは清継に肩を掴まれ止められた。
「ではさっそく「夜の妖怪探索」に行こうじゃないか!!
邪魔者はいなくなったしね!!
奴良くん(兄)が居ないのは予想外だったが…まあいいだろう!!」
「い…今からですか~?」
「バカ!!目的を忘れすぎだぞ島くん!!
我々の目的は!!
妖怪につかまることだったじゃないか」
見ていて清清しい程の勢いで清継はそう言い放った。
「さっきの化原先生のメッセージを聞いただろう?夜なら…出るんだよ!!きっとここなら会える!!妖怪の主に」
どうやら先程のリクヤの予感は当たっていたようだ。人は禁止されると何故かそれをやってしまいたくなるのだ。
ほうらまだこんなに…と言っている清継達の後を追ってきたリクオが止めに入る。
「君たち妖怪を甘く見てるよ!
ホントに…人を襲う奴もいるんだよ」
「んん~?奴良くん~?
君に妖怪の何が分かるんだい~?」
「止めても無駄だよ!!ボクらは君と違って妖怪に対してアクティブだからね!!」
再び清継はリクオの、肩を掴み置いていこうとする。
それでもついて行こうとするリクオに、清継はなんでそーなるんだ!!と不服そうである。
そんな中、リクオが行くなら私も、とつららも行くと言い出した。