リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
牛鬼編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「ふふふ…妖怪先生からの宿題…
自力で待ち合わせ場所の「梅若丸のほこら」を探せ!!」
「流石先生…やってくれますね
"「運」と「感覚」を磨いていれば自ずと見つかる…"」
地図を見ながら呟く清継を他所に、リクヤは既にバスから降りて待っているリクオ達のいるところに、清継の後ろを通って向かっていく。
『あぁ、だからワカメがさっきから運がぁ~とか感覚が~とか言ってたのか…』
「なるほど…」
ちらりと後ろを振り返れば清継がついてきていない事に気がついて声をかける。
『おーいワカメ~置いてくぞー?はい、さーん、にーい、いー…』
「えっ!?」
近くにあった案内板で、ある程度の道順を把握したリクヤは、地図とにらめっこをする清継を放っておいて、清継除く残りのメンバーをカウントをしながら引き連れて、階段を登り始めた。
カウントの声が少し揺れつつ小さくなっていくので不思議に思い、後ろを振り返った清継は驚く。
そして慌てて皆の後を追いかける。
『あ、鳥居、巻…荷物もとか?』
「え、いいの奴良…重たいよ?」
清継が追いつくまでの間にリクヤは、肩からずり落ちる袋を、何度もかけ直している鳥居と巻を見かねて声をかけた。
『いーのいーの…ほら、リクトお前鳥居の持って』
「……ったく…リクヤって人使いあらいよな」
若干面倒くさそうにしながらも、ほら…と鳥居の持っているバッグを自分の肩にかけた。
『え?なんか言ったー?』
「いやぁ?何も…」
リクヤの言葉に、黒い笑いが混じっていた様な気がして語尾を濁した。
しばらく経って、清継が少し息を切らしながら階段を駆け上がってきた。
「奴良くん酷いじゃないか置いていくなんて~」
『お~走ってきたのか偉いな…ワカメのくせに』
「ボクはワカメじゃないよ!」
『いや、ワカメだろ?』
先頭でそんな会話をしていれば、後ろにいるリクオがまたやってる…と呟いている。
俺が瞬間的に講義する清継に、は?お前何言ってんの?とでも言うような顔をして見れば、しゅん…っと萎れた。
え?何がって?
ワカメが。
ホント…からかいがいがあるよな~
清継になんか恨みがあるのかって?いや、そんなの無いし、寧ろ感謝しかないよね。
毎日俺に癒しと幸せをありがとうって…
あぁ…もう本当……清継が可愛い。
好きだからこそいじめちゃう、そんな小学生男子の恋心は今も昔も現在さ!
そんなこんなで清十字怪奇探偵団一行は、各自色々だべりながら階段を登り続ける。
自力で待ち合わせ場所の「梅若丸のほこら」を探せ!!」
「流石先生…やってくれますね
"「運」と「感覚」を磨いていれば自ずと見つかる…"」
地図を見ながら呟く清継を他所に、リクヤは既にバスから降りて待っているリクオ達のいるところに、清継の後ろを通って向かっていく。
『あぁ、だからワカメがさっきから運がぁ~とか感覚が~とか言ってたのか…』
「なるほど…」
ちらりと後ろを振り返れば清継がついてきていない事に気がついて声をかける。
『おーいワカメ~置いてくぞー?はい、さーん、にーい、いー…』
「えっ!?」
近くにあった案内板で、ある程度の道順を把握したリクヤは、地図とにらめっこをする清継を放っておいて、清継除く残りのメンバーをカウントをしながら引き連れて、階段を登り始めた。
カウントの声が少し揺れつつ小さくなっていくので不思議に思い、後ろを振り返った清継は驚く。
そして慌てて皆の後を追いかける。
『あ、鳥居、巻…荷物もとか?』
「え、いいの奴良…重たいよ?」
清継が追いつくまでの間にリクヤは、肩からずり落ちる袋を、何度もかけ直している鳥居と巻を見かねて声をかけた。
『いーのいーの…ほら、リクトお前鳥居の持って』
「……ったく…リクヤって人使いあらいよな」
若干面倒くさそうにしながらも、ほら…と鳥居の持っているバッグを自分の肩にかけた。
『え?なんか言ったー?』
「いやぁ?何も…」
リクヤの言葉に、黒い笑いが混じっていた様な気がして語尾を濁した。
しばらく経って、清継が少し息を切らしながら階段を駆け上がってきた。
「奴良くん酷いじゃないか置いていくなんて~」
『お~走ってきたのか偉いな…ワカメのくせに』
「ボクはワカメじゃないよ!」
『いや、ワカメだろ?』
先頭でそんな会話をしていれば、後ろにいるリクオがまたやってる…と呟いている。
俺が瞬間的に講義する清継に、は?お前何言ってんの?とでも言うような顔をして見れば、しゅん…っと萎れた。
え?何がって?
ワカメが。
ホント…からかいがいがあるよな~
清継になんか恨みがあるのかって?いや、そんなの無いし、寧ろ感謝しかないよね。
毎日俺に癒しと幸せをありがとうって…
あぁ…もう本当……清継が可愛い。
好きだからこそいじめちゃう、そんな小学生男子の恋心は今も昔も現在さ!
そんなこんなで清十字怪奇探偵団一行は、各自色々だべりながら階段を登り続ける。