リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
旧鼠編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「ギ……ァァ…」
「おん……だ!!…れも………ねェぞぉ!!」
『…うるさ……』
リクヤは辺りの貪狼によって蹴散らされるネズミ共の断末魔により目を覚ます。
「旧鼠か…仔猫を喰らう大ねずみの妖怪…」
そして、ゆらと旧鼠が話している間にリクヤは気を失っていた間の出来事を何となく整理し現在、原作のどの辺にあるのかを掴む。
…ふむ。旧鼠が「そんな物騒なモノはしまいなよ」って軽く顎クイしてゆらにその手を払われたよ!
この、手を払われてしまった瞬間の旧鼠可愛いと思うんだ。一瞬だけ心が傷ついた様な寂しそうな顔するんだ…可愛いくね?
誰がなんと言おうと俺は旧鼠、可愛いと思う。
いや、言動にはちょっとばかりかかなり引いてるけれど…旧鼠というか星矢さん一応No.1ホストだから顔整ってて美人なんだよな…
とにかく俺は旧鼠が…!!しまったっっ!!カナが!!!
ふとリクヤは目の前のカナの足元にじりじりとネズミが集まってきているのを見る。
『染め上げろ 獄丸』
いつもどうり唱えれば、小さかった獄丸が短刀程の大きさになる。
その獄丸を手にカナの周りにいるネズミを狩り始める。
「奴良くん!?動いて大丈夫なの?ってきゃっネズミ!?」
『おう…とにかく俺のそばから離れるなよ?』
カナを護りながらリクヤは獄丸で次々と飛びかかってくるネズミを切っていく。
しかしかなりの数のネズミを切っている筈なのに、一向にその数が減らない。
遂には手前だけしか護れず、背後を護ることが疎かになってきた。
「ひっ、リクヤくん後ろっ!!」
『っぶね!!サンキューカナ!!』
後ろから飛びかかってくるネズミを慌てて切り落とすものの、流石に息が上がってきた様で、肩で息をしている。
『はっ、はッ…ちょっとキツイかも知んない…』
そういい膝を付いてしまったリクヤを見て、コレは好機と思ったのか周りにいたネズミが一斉に飛びかかってきた。
ゆらがネズミに襲われている2人を助けようと貪狼を向かわせるも、旧鼠に首を狙われ思うように動けない。
『…っそ!おい花開院!!式神をしまうな…
…このっ…地味にいてぇんだよ!!っ!』
カナのうえに被さり庇っているリクヤが手足をネズミに噛まれている状態のままゆらに忠告をする。
しかしその介も虚しく、ネズミに噛まれ続けるリクヤを見ていられなくなったのか式神を解いてしまった──
「おん……だ!!…れも………ねェぞぉ!!」
『…うるさ……』
リクヤは辺りの貪狼によって蹴散らされるネズミ共の断末魔により目を覚ます。
「旧鼠か…仔猫を喰らう大ねずみの妖怪…」
そして、ゆらと旧鼠が話している間にリクヤは気を失っていた間の出来事を何となく整理し現在、原作のどの辺にあるのかを掴む。
…ふむ。旧鼠が「そんな物騒なモノはしまいなよ」って軽く顎クイしてゆらにその手を払われたよ!
この、手を払われてしまった瞬間の旧鼠可愛いと思うんだ。一瞬だけ心が傷ついた様な寂しそうな顔するんだ…可愛いくね?
誰がなんと言おうと俺は旧鼠、可愛いと思う。
いや、言動にはちょっとばかりかかなり引いてるけれど…旧鼠というか星矢さん一応No.1ホストだから顔整ってて美人なんだよな…
とにかく俺は旧鼠が…!!しまったっっ!!カナが!!!
ふとリクヤは目の前のカナの足元にじりじりとネズミが集まってきているのを見る。
『染め上げろ 獄丸』
いつもどうり唱えれば、小さかった獄丸が短刀程の大きさになる。
その獄丸を手にカナの周りにいるネズミを狩り始める。
「奴良くん!?動いて大丈夫なの?ってきゃっネズミ!?」
『おう…とにかく俺のそばから離れるなよ?』
カナを護りながらリクヤは獄丸で次々と飛びかかってくるネズミを切っていく。
しかしかなりの数のネズミを切っている筈なのに、一向にその数が減らない。
遂には手前だけしか護れず、背後を護ることが疎かになってきた。
「ひっ、リクヤくん後ろっ!!」
『っぶね!!サンキューカナ!!』
後ろから飛びかかってくるネズミを慌てて切り落とすものの、流石に息が上がってきた様で、肩で息をしている。
『はっ、はッ…ちょっとキツイかも知んない…』
そういい膝を付いてしまったリクヤを見て、コレは好機と思ったのか周りにいたネズミが一斉に飛びかかってきた。
ゆらがネズミに襲われている2人を助けようと貪狼を向かわせるも、旧鼠に首を狙われ思うように動けない。
『…っそ!おい花開院!!式神をしまうな…
…このっ…地味にいてぇんだよ!!っ!』
カナのうえに被さり庇っているリクヤが手足をネズミに噛まれている状態のままゆらに忠告をする。
しかしその介も虚しく、ネズミに噛まれ続けるリクヤを見ていられなくなったのか式神を解いてしまった──