リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
九十九神編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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清継の家からの帰り道。
リクオの両サイドが凄く暗いこと…まさにどんより…という擬音がピッタリな感じになっているので見ているリクヤも気が滅入りそうになる。
『どうしたんだよカナ』
「腹痛てぇーのか?」
「か…顔色悪いよ…」
三人が聞けばクルリと決してよくない顔色のカナが振り返った。
「…あんなにはっきりお化け見ちゃったら普通落ち込むでしょ」
「なるほど」
「そーだよね」
『まぁそうなるのも分からん事も無いな』
うん。納得。
…いや、しかし…妖怪とお化けが一緒になってるように聞こえたんだけど…気の所為?
俺的には妖怪と幽霊もといお化けってかなり違うと思うんだけど…
「それより次の日曜日忘れちゃダメよ!」
それだけ言うとカナはリクオ達と別れて帰路についた。
そんなに嫌なら清十字団入らなきゃいいのになぁ、なんていうリクオは天然タラシの癖して乙女心というものを分かっとらんようだ…
ところでリクオよ。お兄ちゃんは君に一つ提案なんだが…夜リクオに手取り足取り乙女心のイロハを教えてもらうってのはどうだい?
「そんなことより若~何で…あんな約束しちゃったんですか?」
つららが少し不満気味にリクオに言った。
「だって…頼まれたら断るわけにはいかないだろ?人として」
『リクオ…』
リクオの言葉にリクヤはついつい突っ込んでしまった。
「じゃあどうすればよかったの!」
『横に居た俺らに一言言ってくれれば断れたのに…』
「無理だよ!二人の断る手段は何するかわからないから怖いんだよ!特にリクヤ」
「でも若っ…私消されちゃいますよ!封印されちゃいますよ!!
日曜日…清十字怪奇探偵団奴良組本家に集合って!!」
雪女の言葉でリクオが少し固まった。
「大丈夫だよ多分…」
『リクオのお馬鹿…』
「そんなに言うんだったらリクヤが止めてくれればよかったじゃん」
リクオは怒り気味に2人に不満をぶつける。
「…だけど日曜日の件は大丈夫だよ、花開院さんに会えばみんな大人しくなるだろーし!!この先も!!」
笑顔でそう言うリクオに2人はため息をついて諦めた。
「…俺もう知らん」
『俺も…』
あ、リクオに何を言ってももう無駄かもしんない…だめだコイツ…鈍感だ……
その後青田坊こと倉田君ひきいる血忌夢 百鬼夜行に遭遇しつつも、奴良組本家に戻ると、ドンチャン騒ぎが既に盛り上がっていて、リクオの叫び声が何処までも響いた。
リクオの両サイドが凄く暗いこと…まさにどんより…という擬音がピッタリな感じになっているので見ているリクヤも気が滅入りそうになる。
『どうしたんだよカナ』
「腹痛てぇーのか?」
「か…顔色悪いよ…」
三人が聞けばクルリと決してよくない顔色のカナが振り返った。
「…あんなにはっきりお化け見ちゃったら普通落ち込むでしょ」
「なるほど」
「そーだよね」
『まぁそうなるのも分からん事も無いな』
うん。納得。
…いや、しかし…妖怪とお化けが一緒になってるように聞こえたんだけど…気の所為?
俺的には妖怪と幽霊もといお化けってかなり違うと思うんだけど…
「それより次の日曜日忘れちゃダメよ!」
それだけ言うとカナはリクオ達と別れて帰路についた。
そんなに嫌なら清十字団入らなきゃいいのになぁ、なんていうリクオは天然タラシの癖して乙女心というものを分かっとらんようだ…
ところでリクオよ。お兄ちゃんは君に一つ提案なんだが…夜リクオに手取り足取り乙女心のイロハを教えてもらうってのはどうだい?
「そんなことより若~何で…あんな約束しちゃったんですか?」
つららが少し不満気味にリクオに言った。
「だって…頼まれたら断るわけにはいかないだろ?人として」
『リクオ…』
リクオの言葉にリクヤはついつい突っ込んでしまった。
「じゃあどうすればよかったの!」
『横に居た俺らに一言言ってくれれば断れたのに…』
「無理だよ!二人の断る手段は何するかわからないから怖いんだよ!特にリクヤ」
「でも若っ…私消されちゃいますよ!封印されちゃいますよ!!
日曜日…清十字怪奇探偵団奴良組本家に集合って!!」
雪女の言葉でリクオが少し固まった。
「大丈夫だよ多分…」
『リクオのお馬鹿…』
「そんなに言うんだったらリクヤが止めてくれればよかったじゃん」
リクオは怒り気味に2人に不満をぶつける。
「…だけど日曜日の件は大丈夫だよ、花開院さんに会えばみんな大人しくなるだろーし!!この先も!!」
笑顔でそう言うリクオに2人はため息をついて諦めた。
「…俺もう知らん」
『俺も…』
あ、リクオに何を言ってももう無駄かもしんない…だめだコイツ…鈍感だ……
その後青田坊こと倉田君ひきいる血忌夢 百鬼夜行に遭遇しつつも、奴良組本家に戻ると、ドンチャン騒ぎが既に盛り上がっていて、リクオの叫び声が何処までも響いた。