リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
九十九神編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「そ、そんな有名人が何故…」
「この町…浮世絵町はたびたび怪異に襲われると有名な街」
「そ、そーなの?」
「噂では妖怪の主が住む街とすら言われているんです」
ゆらの言葉にギクリと肩をはねさせたのはリクオと雪女。
…それこそ余計バレるんじゃないのか?
原作読んでて思ったんだが、リクオ百面相できるんじゃね??
だって毎回のリクオの顔、面白いもん。
「私は一族に試験として遣わされたんです」
ビクビクしているリクオと雪女を余所にゆらは話を進めていく。
「より多くの妖怪を封じ!!そして…陰陽師の頂点に立つ花開院家の頭首を継ぐんです」
最後ににこりと満面の笑みで言い切ったゆらにリクオはもろ驚いているというかびびっているというか、とにかく驚愕している。
…だから余計バレるって…それじゃ。
清継はというとボクの清十字団にプロがきたんだとゆらの手を取って喜んでいる。
「ボクもある妖怪を探していたんだ!」
「ある…妖怪?」
「そのお方達は…月夜を駆けめぐる闇の支配者…」
「もうお一方は…妖怪かはわからないけど美しく輝く力で傷を癒やす少年…もう一度…ボクはあの方々と会わなければならない!」
もう1人の少年というワードを聞いてドキリとし、リクヤは考え込む。
…誰だ…
少年って……俺そんなやつ知らない…
…ハッ!
…まさか…俺がこの世界に来たせいで……原作に狂いが??嘘だろ?そこまで順応しきれないぞ!?
「それは…まさか…1人はしらんけど、もう1人は…百鬼…夜行を率いる者…」
「そう…おそらくは彼こそが…」
「それは一体どこで…」
「妖怪の主!!」
「……………」
最終的に清継が無理やり締めるという形でその話題は終了した。
この一連の流れ…プロが来たって喜んでる清継可愛いし、話を噛み合せる努力をしようともしない清継可愛いし、なんだこれ。
テンションも笑顔も可愛い。
とにかく清継可愛い。
あっっ!!!!!!!!!!!!!!
『…っ!!避けろワカメェェェェェッッッッッ!!!!』
その会話中のときもゴソゴソと人形は動いていたが、話が終わったと同時に清継に飛びかかった。
やべえ!!考え事しててこいつが飛びかかってくることに注意しとくの忘れてた!!!
間に合えぇぇぇッッ!!!!!!
『染め上げろ 獄丸っ!!』
そう叫び首にかかる獄丸を軽く引っ張ると、原来の大きさに戻る。それを素早く抜き人形に突き立てる。
「花開院!!」
「え…あ、滅!!」
リクヤの行動にいち早く気が付いたリクトがゆらに声をかける。
そしてゆらが一言術を唱えれば、既にリクヤのせいで動きが鈍くなっていた人形がズガアァァっと派手な音をたてて確実に壊れた。
「封じた筈なのに…花開院さん…これは?」
「…おかしいな」
封じた筈の人形が再び動き出した事で皆驚いている中、リクヤは至って冷静に人形の残骸からぺらりと紙を1枚掴んでゆらに見せる。
『花開院…式紙は財布に入れない方がいいんじゃないか?』
リクヤがニヤリと笑いながら掴んだ紙切れは式紙でなくレシートだった。
「498円…」
「あっ!」
急いで式紙とレシートとを回収し始めたゆらは顔が真っ赤だった。
うん。そりゃ、顔赤くするわ…
恥ずかしいもんな…しかも大事な登場シーンだったからなおさら…
「ごめんなさいレシートと一緒に式紙飛ばしちゃったみたい…」
『…精進しろよ』
「あ…あの、奴良君?」
リクヤが顔を真っ赤にしたゆらで軽く遊んでいたら、清継に引き気味に声をかけられた。
『なに?』
「さっき叫んでたのは…」
『刀の名前だけど?』
どうやらさっきリクヤが人形を突き刺した事より、叫んでいたBLE〇CH風解号に清継は驚いているらしい。いや、清継だけでなく…そこに居た者の殆どが引いている。もちろんリクオもリクトもだ。
「染め上げろっていうのは?」
『某黒い着物をきた死神が刀持って戦う主人公がオレンジ髪のアニメの技名を真似て見たんだけど…』
「「「「「「………」」」」」」
暫く沈黙が続く。
その中で清継の目だけがきらきらと輝いている。
大体ワカメの考えていることは予想がつく。
どうせあれだ…陰陽師が清十字怪奇探偵団にはいったとか、なんかよく分からない刀振り回してる厨二病もどきがいるとかそんな感じだろうな…
「清十字探偵団ここに始動だ──!!」
『……』
「この町…浮世絵町はたびたび怪異に襲われると有名な街」
「そ、そーなの?」
「噂では妖怪の主が住む街とすら言われているんです」
ゆらの言葉にギクリと肩をはねさせたのはリクオと雪女。
…それこそ余計バレるんじゃないのか?
原作読んでて思ったんだが、リクオ百面相できるんじゃね??
だって毎回のリクオの顔、面白いもん。
「私は一族に試験として遣わされたんです」
ビクビクしているリクオと雪女を余所にゆらは話を進めていく。
「より多くの妖怪を封じ!!そして…陰陽師の頂点に立つ花開院家の頭首を継ぐんです」
最後ににこりと満面の笑みで言い切ったゆらにリクオはもろ驚いているというかびびっているというか、とにかく驚愕している。
…だから余計バレるって…それじゃ。
清継はというとボクの清十字団にプロがきたんだとゆらの手を取って喜んでいる。
「ボクもある妖怪を探していたんだ!」
「ある…妖怪?」
「そのお方達は…月夜を駆けめぐる闇の支配者…」
「もうお一方は…妖怪かはわからないけど美しく輝く力で傷を癒やす少年…もう一度…ボクはあの方々と会わなければならない!」
もう1人の少年というワードを聞いてドキリとし、リクヤは考え込む。
…誰だ…
少年って……俺そんなやつ知らない…
…ハッ!
…まさか…俺がこの世界に来たせいで……原作に狂いが??嘘だろ?そこまで順応しきれないぞ!?
「それは…まさか…1人はしらんけど、もう1人は…百鬼…夜行を率いる者…」
「そう…おそらくは彼こそが…」
「それは一体どこで…」
「妖怪の主!!」
「……………」
最終的に清継が無理やり締めるという形でその話題は終了した。
この一連の流れ…プロが来たって喜んでる清継可愛いし、話を噛み合せる努力をしようともしない清継可愛いし、なんだこれ。
テンションも笑顔も可愛い。
とにかく清継可愛い。
あっっ!!!!!!!!!!!!!!
『…っ!!避けろワカメェェェェェッッッッッ!!!!』
その会話中のときもゴソゴソと人形は動いていたが、話が終わったと同時に清継に飛びかかった。
やべえ!!考え事しててこいつが飛びかかってくることに注意しとくの忘れてた!!!
間に合えぇぇぇッッ!!!!!!
『染め上げろ 獄丸っ!!』
そう叫び首にかかる獄丸を軽く引っ張ると、原来の大きさに戻る。それを素早く抜き人形に突き立てる。
「花開院!!」
「え…あ、滅!!」
リクヤの行動にいち早く気が付いたリクトがゆらに声をかける。
そしてゆらが一言術を唱えれば、既にリクヤのせいで動きが鈍くなっていた人形がズガアァァっと派手な音をたてて確実に壊れた。
「封じた筈なのに…花開院さん…これは?」
「…おかしいな」
封じた筈の人形が再び動き出した事で皆驚いている中、リクヤは至って冷静に人形の残骸からぺらりと紙を1枚掴んでゆらに見せる。
『花開院…式紙は財布に入れない方がいいんじゃないか?』
リクヤがニヤリと笑いながら掴んだ紙切れは式紙でなくレシートだった。
「498円…」
「あっ!」
急いで式紙とレシートとを回収し始めたゆらは顔が真っ赤だった。
うん。そりゃ、顔赤くするわ…
恥ずかしいもんな…しかも大事な登場シーンだったからなおさら…
「ごめんなさいレシートと一緒に式紙飛ばしちゃったみたい…」
『…精進しろよ』
「あ…あの、奴良君?」
リクヤが顔を真っ赤にしたゆらで軽く遊んでいたら、清継に引き気味に声をかけられた。
『なに?』
「さっき叫んでたのは…」
『刀の名前だけど?』
どうやらさっきリクヤが人形を突き刺した事より、叫んでいたBLE〇CH風解号に清継は驚いているらしい。いや、清継だけでなく…そこに居た者の殆どが引いている。もちろんリクオもリクトもだ。
「染め上げろっていうのは?」
『某黒い着物をきた死神が刀持って戦う主人公がオレンジ髪のアニメの技名を真似て見たんだけど…』
「「「「「「………」」」」」」
暫く沈黙が続く。
その中で清継の目だけがきらきらと輝いている。
大体ワカメの考えていることは予想がつく。
どうせあれだ…陰陽師が清十字怪奇探偵団にはいったとか、なんかよく分からない刀振り回してる厨二病もどきがいるとかそんな感じだろうな…
「清十字探偵団ここに始動だ──!!」
『……』