リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
鴆編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「リクオなにしてんの?」
青田坊がもっていた妖銘酒を奪い返したリクオをみかけたリクヤは声をかける。隣にはリクトもいる。
「鴆君に謝りに行くんだ!結果的に無理強いさせちゃったことは悪いんだし!」
『「リクオ…」』
「それに…ちゃんと説明しなきゃ!ボクや二人が人間だってこと!きっとわかってくれるよ!三代目は継がないって!」
『「…リクオ」』
最初感動していた二人だが、最後の言葉を聞き、鴆を思い悲しくなった。
「…俺も行く」
「リクヤも?」
『おう…お前だけじゃあ確実に鴆が失血死するから俺も行くが…鴉天狗もついて来い』
「は…はい!」
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
今みんなは一緒に鴆の屋敷に行くべく只今朧車に乗っていた。
「もう着きますよ若達」
『急いでくれ』
「…なんで?」
時間的にそろそろ鴆の屋敷は燃えているはずである為、急がないと鴆が蛇太夫に食い殺されるか丸焼きになってしまうと焦るリクヤは急かした。
焼き鳥は大好きだけど、鴆の焼き鳥は御免こうむりたい…
火にあぶられる鴆の姿を想像してしまったリクヤは頭を振る。
『…焦げ臭いから』
「え?…羽根…?」
「若達…鴆様の屋敷が…わっ
か…火事ですよぉ──!!」
朧車の言葉にリクオと鴉天狗は驚愕する。
『…突っ込め』
「え…」
「そ…そのまま!!そのままつっこんでえぇ!!」
「へぇ!?」
朧車が屋敷に突っ込む直前リクヤはリクオを庇うように引き寄せておいた。
リクオが無傷だった事を遠目で確認したリクヤはぶつけた背に痛みを感じつつもらホッとした。
「リクトっ…大丈夫!?」
「おう…先に行け…!」
リクオを庇ったリクヤはその衝撃で飛ばされていた為リクオに声を掛けられることは無かったが、丁度近くに転がっていたリクトはリクオに声をかけられていた。
先に鴆に駆け寄って行ったリクオと鴉天狗を一瞥してからはリクヤ1人屋敷の裏へまわる。
暫くすると、蛇太夫がやられて怖じ気づいた雑魚妖怪が続々と飛び出してきた。
逃げ惑う雑魚妖怪をみて無事に蛇太夫を倒したみたいだと安心する。
今日は懐に刀を入れることが出来たため、持ってきていた獄丸をてに持った。
「ひぃっ…裏にも!」
「ひ…怯むな!こっちの奴はただの人間だっ…やっちまえ!」
その雑魚妖怪達は勝手に判断して一斉にリクヤのいる所へ攻めて来た。
『見た目だけで判断すんなよ…』
そう言い放った後、リクヤは刀を駆使して雑魚妖怪を蹴散らしていく。
『…弱過ぎじゃね?』
一瞬で倒すことが出来たリクヤはそう思ったものの、早く戻らないと怪しまれると思いリクオと鴆の元へと戻った。
「おぉ…リクヤか…リクオも大きくなったなぁ…」
『あぁ…大きくなったなぁ…前はこんなに小さかったのに…』
リクトがそばに寄るとリクヤはそう呟いた。
リクヤが戻った時にはリクオと鴆が杯を交しており、それを##NAME##が木の影から見つめていた。
「俺が死ぬ前に…晴れ姿見せちゃあくれねぇか」
「飲むかい」
死ぬ前にって言った鴆に飲むかいって返すリクオマジやべえ…
え?なに、リクオ…鴆が俺はいつか死ぬ的なこと言ってるのにお前は死なねぇ的な感じで遠回しに言ってるの?
何これキタコレ!!
リク鴆やばい!!!!
ふぁぁぁぁぁぁァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!萌え禿げるぞ畜生め!!
あぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!盃交わしてるリク鴆やばいよ!!!マジやb
「…リクヤ、リクト」
少し離れた所で2人の様子を見ながら深夜テンションに任せて別世界にトリップしていると不意にリクオに声をかけられた。
『…!!どうしたリクオ…?』
慌ててにやけ顔から笑顔に戻ってヨダレを拭い、リクヤが返事をすれば何時の間にか少し向こうに居たリクオが正面にいた。
見下ろされてんなこれ…
「お前ぇらも杯を交わさねぇかい」
リクオの言葉に二人してきょとんとしてしまった。
「俺らなんかでいいのか?」
リクトが少し不安そうに訪ねてみれば、リクオは吹き出すように笑って二人の肩に手を置いた。
「どうしたんだ二人とも、俺は誰でもねぇお前らと杯がかわしてぇんだ!」
その言葉に感動して出て来てしまった涙をうっすらと目に溜めながらリクヤは言った。
『…だったら俺からもお願いするよ、お前らと杯を交わさせてくれ』
「あぁ!」
その夜リクヤはリクオとリクトと鴆の4人で五分五分の杯を交わした。
青田坊がもっていた妖銘酒を奪い返したリクオをみかけたリクヤは声をかける。隣にはリクトもいる。
「鴆君に謝りに行くんだ!結果的に無理強いさせちゃったことは悪いんだし!」
『「リクオ…」』
「それに…ちゃんと説明しなきゃ!ボクや二人が人間だってこと!きっとわかってくれるよ!三代目は継がないって!」
『「…リクオ」』
最初感動していた二人だが、最後の言葉を聞き、鴆を思い悲しくなった。
「…俺も行く」
「リクヤも?」
『おう…お前だけじゃあ確実に鴆が失血死するから俺も行くが…鴉天狗もついて来い』
「は…はい!」
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
今みんなは一緒に鴆の屋敷に行くべく只今朧車に乗っていた。
「もう着きますよ若達」
『急いでくれ』
「…なんで?」
時間的にそろそろ鴆の屋敷は燃えているはずである為、急がないと鴆が蛇太夫に食い殺されるか丸焼きになってしまうと焦るリクヤは急かした。
焼き鳥は大好きだけど、鴆の焼き鳥は御免こうむりたい…
火にあぶられる鴆の姿を想像してしまったリクヤは頭を振る。
『…焦げ臭いから』
「え?…羽根…?」
「若達…鴆様の屋敷が…わっ
か…火事ですよぉ──!!」
朧車の言葉にリクオと鴉天狗は驚愕する。
『…突っ込め』
「え…」
「そ…そのまま!!そのままつっこんでえぇ!!」
「へぇ!?」
朧車が屋敷に突っ込む直前リクヤはリクオを庇うように引き寄せておいた。
リクオが無傷だった事を遠目で確認したリクヤはぶつけた背に痛みを感じつつもらホッとした。
「リクトっ…大丈夫!?」
「おう…先に行け…!」
リクオを庇ったリクヤはその衝撃で飛ばされていた為リクオに声を掛けられることは無かったが、丁度近くに転がっていたリクトはリクオに声をかけられていた。
先に鴆に駆け寄って行ったリクオと鴉天狗を一瞥してからはリクヤ1人屋敷の裏へまわる。
暫くすると、蛇太夫がやられて怖じ気づいた雑魚妖怪が続々と飛び出してきた。
逃げ惑う雑魚妖怪をみて無事に蛇太夫を倒したみたいだと安心する。
今日は懐に刀を入れることが出来たため、持ってきていた獄丸をてに持った。
「ひぃっ…裏にも!」
「ひ…怯むな!こっちの奴はただの人間だっ…やっちまえ!」
その雑魚妖怪達は勝手に判断して一斉にリクヤのいる所へ攻めて来た。
『見た目だけで判断すんなよ…』
そう言い放った後、リクヤは刀を駆使して雑魚妖怪を蹴散らしていく。
『…弱過ぎじゃね?』
一瞬で倒すことが出来たリクヤはそう思ったものの、早く戻らないと怪しまれると思いリクオと鴆の元へと戻った。
「おぉ…リクヤか…リクオも大きくなったなぁ…」
『あぁ…大きくなったなぁ…前はこんなに小さかったのに…』
リクトがそばに寄るとリクヤはそう呟いた。
リクヤが戻った時にはリクオと鴆が杯を交しており、それを##NAME##が木の影から見つめていた。
「俺が死ぬ前に…晴れ姿見せちゃあくれねぇか」
「飲むかい」
死ぬ前にって言った鴆に飲むかいって返すリクオマジやべえ…
え?なに、リクオ…鴆が俺はいつか死ぬ的なこと言ってるのにお前は死なねぇ的な感じで遠回しに言ってるの?
何これキタコレ!!
リク鴆やばい!!!!
ふぁぁぁぁぁぁァァァァァァッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!萌え禿げるぞ畜生め!!
あぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!盃交わしてるリク鴆やばいよ!!!マジやb
「…リクヤ、リクト」
少し離れた所で2人の様子を見ながら深夜テンションに任せて別世界にトリップしていると不意にリクオに声をかけられた。
『…!!どうしたリクオ…?』
慌ててにやけ顔から笑顔に戻ってヨダレを拭い、リクヤが返事をすれば何時の間にか少し向こうに居たリクオが正面にいた。
見下ろされてんなこれ…
「お前ぇらも杯を交わさねぇかい」
リクオの言葉に二人してきょとんとしてしまった。
「俺らなんかでいいのか?」
リクトが少し不安そうに訪ねてみれば、リクオは吹き出すように笑って二人の肩に手を置いた。
「どうしたんだ二人とも、俺は誰でもねぇお前らと杯がかわしてぇんだ!」
その言葉に感動して出て来てしまった涙をうっすらと目に溜めながらリクヤは言った。
『…だったら俺からもお願いするよ、お前らと杯を交わさせてくれ』
「あぁ!」
その夜リクヤはリクオとリクトと鴆の4人で五分五分の杯を交わした。