リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
旧校舎編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
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リクオ達が帰るのを見て、リクヤは再び旧校舎に目を向ける。
『流石に交渉なり退治なりするかな…
…やっぱ退治だな…』
そう言い自分の姿が妖怪になったのを確認したリクヤは旧校舎に向かう。
『さてさて、死ぬ覚悟はよろしいか?』
『──染め上げろ 獄丸』
リクヤがそう言えば、先程まで首に緑の紐で下げられていた刀のキーホルダーがふわりと首から外れ、本来の大きさへと戻る。
それを手に取り、刀を抜けば黒みがかった刀身が現れた。
その刀を片手に旧校舎の妖怪を全滅するべく徘徊していくと、次々と雑魚妖怪が襲いかかってきた。
暫くは刀で処理していったが、15分程経った所で拉致があかないということに気がついたので、今日なら明鏡止水"桜"を無事使えるかもしれないとふんで持ってきていた盃を背負ったリュックから取り出そうとする。
が、しかし小さなものである上に、暗いので一向に見当たらない。
そこで仕方なく、ペットボトルのキャップを代用することにした。
『だったら…見様見真似、奥義明鏡止水"桜"』
時間がかかるので旧校舎ごと燃やすことにしたリクヤは漫画でリクオが使っていた技をそれっぽく使ってみた。
ペットボトルのキャップ故、若干火力が弱い気がするが、取り敢えずちゃんと発動出来た事に安堵し、燃え盛る旧校舎の妖怪達にとりあえず合掌して謝った。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
──次の日 学校の通学路、リクヤが何時もの様にリクオとリクトと登校しているとカナと合流した。
「ねぇ知ってる?昨日旧校舎が火事になったんだって!」
カナがリクオに最新の事件を伝えると、驚いた様に食いつく。
「え…本当それ?なんで?」
「それがわからないらしいの。」
「へー…リクヤ何か知ってる?」
『さぁ?俺もあの後コンビニで漫画買ってただけだからなぁ』
昨日の旧校舎が燃えたのは間違いなくリクヤのせいだが言うとかなり面倒なので黙っておく事にした。
「…火の妖怪がいたとか?」
「や…やめてよリクト君…」
「もう…カナちゃんを怖がらせないでよ」
「…ごめんごめん」
話しに乗ってきたリクトの火の妖怪がいたかも、という発言にカナは怖がる。
『まぁ、あそこが火事になったって事は少なくとも妖怪達ももうあそこで人間を襲うことはないからいいじゃないか?』
「まぁ…それもそうか」
納得しているカナから目を離し時計をふと確認したリクトがボソリと呟いた。
「…おい……時間やべぇぞ…?」
『うわっ、宿題してねぇっ!!すまん、先行く!!サンキューなリクトーッ!!!!』
『流石に交渉なり退治なりするかな…
…やっぱ退治だな…』
そう言い自分の姿が妖怪になったのを確認したリクヤは旧校舎に向かう。
『さてさて、死ぬ覚悟はよろしいか?』
『──染め上げろ 獄丸』
リクヤがそう言えば、先程まで首に緑の紐で下げられていた刀のキーホルダーがふわりと首から外れ、本来の大きさへと戻る。
それを手に取り、刀を抜けば黒みがかった刀身が現れた。
その刀を片手に旧校舎の妖怪を全滅するべく徘徊していくと、次々と雑魚妖怪が襲いかかってきた。
暫くは刀で処理していったが、15分程経った所で拉致があかないということに気がついたので、今日なら明鏡止水"桜"を無事使えるかもしれないとふんで持ってきていた盃を背負ったリュックから取り出そうとする。
が、しかし小さなものである上に、暗いので一向に見当たらない。
そこで仕方なく、ペットボトルのキャップを代用することにした。
『だったら…見様見真似、奥義明鏡止水"桜"』
時間がかかるので旧校舎ごと燃やすことにしたリクヤは漫画でリクオが使っていた技をそれっぽく使ってみた。
ペットボトルのキャップ故、若干火力が弱い気がするが、取り敢えずちゃんと発動出来た事に安堵し、燃え盛る旧校舎の妖怪達にとりあえず合掌して謝った。
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──次の日 学校の通学路、リクヤが何時もの様にリクオとリクトと登校しているとカナと合流した。
「ねぇ知ってる?昨日旧校舎が火事になったんだって!」
カナがリクオに最新の事件を伝えると、驚いた様に食いつく。
「え…本当それ?なんで?」
「それがわからないらしいの。」
「へー…リクヤ何か知ってる?」
『さぁ?俺もあの後コンビニで漫画買ってただけだからなぁ』
昨日の旧校舎が燃えたのは間違いなくリクヤのせいだが言うとかなり面倒なので黙っておく事にした。
「…火の妖怪がいたとか?」
「や…やめてよリクト君…」
「もう…カナちゃんを怖がらせないでよ」
「…ごめんごめん」
話しに乗ってきたリクトの火の妖怪がいたかも、という発言にカナは怖がる。
『まぁ、あそこが火事になったって事は少なくとも妖怪達ももうあそこで人間を襲うことはないからいいじゃないか?』
「まぁ…それもそうか」
納得しているカナから目を離し時計をふと確認したリクトがボソリと呟いた。
「…おい……時間やべぇぞ…?」
『うわっ、宿題してねぇっ!!すまん、先行く!!サンキューなリクトーッ!!!!』