思い出話に花を咲かせて

「そう…そのお方達は…1人は闇の世界の住人にして若き支配者…もう1人は…美しく輝く温かな光で傷を癒やす謎の少年…彼はきっと…神……幼い頃ボクを…地獄から救って下さった…」

『…』


1人目はリクオなのだが、2人目が誰か予想もつかないリクヤは唖然とするが、隣を見れば何故かリクトが青ざめた様な顔をして冷や汗を浮かべている。


「惚れたんだよ！！あの人達の魅力に取り付かれたのさ！！」

『おいおい…』

「もう一度会いたい…だからあの人達につながりそうな場所を探しているのさ！！」


清継の言葉にリクオが何やら白目を向いて固まっているその後ろでカナが思い出すように清継の話しを聞いている。


「あーあの時の…」

『！？』



なんという事だカナまで覚えていた。
もしかして他の奴らも…？



「もしかして……清継くん！？」

「噂の……旧校舎も！！」

「あぁ…行きたいと思っている」



そしてかくかくしかじかで旧校舎に行くことになったリクオが心配だったと言う名目でリクヤも行くことにした。

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誰なんだよぉぉぉぉおおおおっ！！
ワカメの言ってるもう一人っ！！俺知らねぇよ！！そんな奴！！！

…まさか……

俺がこの世界に来ちゃったから、原作が…変わっちゃったりして……イヤイヤいやいや…無いって！絶対そんな事ないって！！
…うん！そうだよ！！そんな訳ない！！

…そう…願いたい……