リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
温泉編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
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リクトside
リクヤを背負い山道を下っていると木の影に人影がみえた。
「…奴良リクトだな?」
そしてその人影はそう訪ねた。
突然現れた男を訝しみながらリクトは「あぁ…何か用か。今は急いでるんだ…」と答える。
「俺に付いてきてもらう。」
「…は?」
相手の言っている意味が分からずそんな声がでた。
「付いてこい…こいつの怪我治してやる。」
ふと気づくと先程まで背にあったリクヤの重みが消えていて、前を見るとその男がリクヤをおぶり歩き出していた。
…ッ!!リクヤをどこに連れてく気だ!!!
怪我を治すとか言っていたが……見ず知らずの相手にそんなことするわけない!!どういう事だ!!!
「ま、待てっ!!!」
そう言ってオレはアイツを追いかけ走り出した。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
「おい!!待てよ!!!」
はぁはぁと肩で息をしながら追いついたリクトは男に話しかける。
「なんでっ俺たちを助ける!!」
「…お前達が遅いから心配された赤河童様がオレを迎えによこしたんだよ」
「赤河童様…??」
オレが聞いたこともない名に戸惑っているとそいつは呆れたように「お前達が遠野に来るとオレは聞いていたがお前達は何も聞いてないのか?」こう言った。
「遠野!?」
そうだった。おもいだした。
俺達はじじいに言われて遠野に修行に来たんだった。
途中でリクヤと喧嘩してすっかり忘れていたけれど……そうか…遠野か…
「ほら、もう着くぞ。アレだ。」
脳内で記憶を頼りに状況整理をしている時、そう言われふっと前を見ると前方にに大きな屋敷が見えた。
リクヤを背負い山道を下っていると木の影に人影がみえた。
「…奴良リクトだな?」
そしてその人影はそう訪ねた。
突然現れた男を訝しみながらリクトは「あぁ…何か用か。今は急いでるんだ…」と答える。
「俺に付いてきてもらう。」
「…は?」
相手の言っている意味が分からずそんな声がでた。
「付いてこい…こいつの怪我治してやる。」
ふと気づくと先程まで背にあったリクヤの重みが消えていて、前を見るとその男がリクヤをおぶり歩き出していた。
…ッ!!リクヤをどこに連れてく気だ!!!
怪我を治すとか言っていたが……見ず知らずの相手にそんなことするわけない!!どういう事だ!!!
「ま、待てっ!!!」
そう言ってオレはアイツを追いかけ走り出した。
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「おい!!待てよ!!!」
はぁはぁと肩で息をしながら追いついたリクトは男に話しかける。
「なんでっ俺たちを助ける!!」
「…お前達が遅いから心配された赤河童様がオレを迎えによこしたんだよ」
「赤河童様…??」
オレが聞いたこともない名に戸惑っているとそいつは呆れたように「お前達が遠野に来るとオレは聞いていたがお前達は何も聞いてないのか?」こう言った。
「遠野!?」
そうだった。おもいだした。
俺達はじじいに言われて遠野に修行に来たんだった。
途中でリクヤと喧嘩してすっかり忘れていたけれど……そうか…遠野か…
「ほら、もう着くぞ。アレだ。」
脳内で記憶を頼りに状況整理をしている時、そう言われふっと前を見ると前方にに大きな屋敷が見えた。