リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
温泉編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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『ん…ぅ……』
「あ、目覚めたの?おはよぉ。
ごめんねぇ、今楽にしてあげるからねぇ…」
ゆらりと右手に包丁をもった五兵衛は立ち上がった。
「逃げ惑う君の姿が見たかったから、自由にしてあげたよぉ…
さぁ、私に楽しい時間をあたえておくれぇェェェっ!!」
そう言いながら五兵衛は包丁を振り上げ、投げた。
…投げるんかーい!?
普通振り上げたら振り下ろすだろっ!!
軽く愚痴りながら投げつけられる包丁を避ける。
やばい!!このままじゃ殺されるっ!!冗談じゃない!!こんな所で死ぬなんてやだよ!!!
まだリクオのカッコイイとこを百万回見るまではとりあえず死ねない!!死にたくないから!!
イタクとかにもあってないし…ゆらにもあってない!!
『こんな所で死んでたまるかぁぁぁぁッッッッ!!!!』
そう叫び、リクヤは刀をぬいた。
黒い刃が紅く月光を跳ね返す。
刀を習ったとおりに、振り回してみる。
しかし、使ったこともない刀で、1度も練習したことも無く、見様見真似であるため振った途端に腕が引っ張られる様な感じがするとともに軽くバランスを崩す。
「いいよぉ…切羽詰まった君もすきだよぉ…」
にこりと微笑んだ五兵衛は床に転がっていた刀を手に取る。
「いくよ奴良きゅん!!私の愛を受け取ってぇぇっ!!」
ダッとこちらに向かってくる五兵衛の姿を確認したリクヤは体軸をずらし、心臓をめがけてくる刀をよける。
だが、五兵衛の方が速かったらしくリクヤの左腕から血が流れる。
『ちっ。』
血が左腕を伝い、指先からポタリと落ちていく。
リクヤは左足を軸に右足を踏み入れ、先ほどの突きにより、体制をたて直せずにいる五兵衛に刀を刺した。
体格差により、リクヤの刃は深くは刺さらなかったが、五兵衛の脇腹から血を流させた。
攻撃の後は、すきができ易く傷を負いやすい
と言うのをどこかで聞いたような気がしたリクヤは、すぐさま間合いをとる。
五兵衛を見ると俯いた顔の下で不気味に笑ったのが見えた。
その笑みが何を意味するのかは分からなかったが、とりあえず五兵衛が変態だということは分かった。
暫く激しい打ち合いが続き、体力的にも体格的にも五兵衛に劣るリクヤに疲れが見え始めた。
『…はッ…はッ……』
くそっ…ここまでなのかよっ……
…まだ………まだだ……っ!!
ギリっと奥歯を噛みしめるのリクヤ息は荒い。
濡れた床に片膝をつき、両手で刀を支えているのだが、五兵衛の刀と重なりあって二刀は音を立てる。
ピシッ
とでもいうかミシッとでもいうか、うまく言い表せない不吉な音が頭上から聞こえリクヤは顔をあげる。
リクヤの顔から血の気が引いた。
…ヒビはいってる!!!???
…ヒビ!?…え…ヒビ!?…あの??
ミシミシ言ってる!!刀くい込んでるっ!!
お、折れるぅぅぅぅッッッッ!!!!
その瞬間折れた。
ドォォォォンッ
折れると同時に爆発音が響き刀が眩しい光を放ち、その光にリクヤは包まれた。
「あ、目覚めたの?おはよぉ。
ごめんねぇ、今楽にしてあげるからねぇ…」
ゆらりと右手に包丁をもった五兵衛は立ち上がった。
「逃げ惑う君の姿が見たかったから、自由にしてあげたよぉ…
さぁ、私に楽しい時間をあたえておくれぇェェェっ!!」
そう言いながら五兵衛は包丁を振り上げ、投げた。
…投げるんかーい!?
普通振り上げたら振り下ろすだろっ!!
軽く愚痴りながら投げつけられる包丁を避ける。
やばい!!このままじゃ殺されるっ!!冗談じゃない!!こんな所で死ぬなんてやだよ!!!
まだリクオのカッコイイとこを百万回見るまではとりあえず死ねない!!死にたくないから!!
イタクとかにもあってないし…ゆらにもあってない!!
『こんな所で死んでたまるかぁぁぁぁッッッッ!!!!』
そう叫び、リクヤは刀をぬいた。
黒い刃が紅く月光を跳ね返す。
刀を習ったとおりに、振り回してみる。
しかし、使ったこともない刀で、1度も練習したことも無く、見様見真似であるため振った途端に腕が引っ張られる様な感じがするとともに軽くバランスを崩す。
「いいよぉ…切羽詰まった君もすきだよぉ…」
にこりと微笑んだ五兵衛は床に転がっていた刀を手に取る。
「いくよ奴良きゅん!!私の愛を受け取ってぇぇっ!!」
ダッとこちらに向かってくる五兵衛の姿を確認したリクヤは体軸をずらし、心臓をめがけてくる刀をよける。
だが、五兵衛の方が速かったらしくリクヤの左腕から血が流れる。
『ちっ。』
血が左腕を伝い、指先からポタリと落ちていく。
リクヤは左足を軸に右足を踏み入れ、先ほどの突きにより、体制をたて直せずにいる五兵衛に刀を刺した。
体格差により、リクヤの刃は深くは刺さらなかったが、五兵衛の脇腹から血を流させた。
攻撃の後は、すきができ易く傷を負いやすい
と言うのをどこかで聞いたような気がしたリクヤは、すぐさま間合いをとる。
五兵衛を見ると俯いた顔の下で不気味に笑ったのが見えた。
その笑みが何を意味するのかは分からなかったが、とりあえず五兵衛が変態だということは分かった。
暫く激しい打ち合いが続き、体力的にも体格的にも五兵衛に劣るリクヤに疲れが見え始めた。
『…はッ…はッ……』
くそっ…ここまでなのかよっ……
…まだ………まだだ……っ!!
ギリっと奥歯を噛みしめるのリクヤ息は荒い。
濡れた床に片膝をつき、両手で刀を支えているのだが、五兵衛の刀と重なりあって二刀は音を立てる。
ピシッ
とでもいうかミシッとでもいうか、うまく言い表せない不吉な音が頭上から聞こえリクヤは顔をあげる。
リクヤの顔から血の気が引いた。
…ヒビはいってる!!!???
…ヒビ!?…え…ヒビ!?…あの??
ミシミシ言ってる!!刀くい込んでるっ!!
お、折れるぅぅぅぅッッッッ!!!!
その瞬間折れた。
ドォォォォンッ
折れると同時に爆発音が響き刀が眩しい光を放ち、その光にリクヤは包まれた。