リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
温泉編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「それにしても…奴良きゅんはいい味してるよねぇ。私食べちゃいたいぐらい。」
『…っ…食べちゃいたいぐらいじゃねーだろっ……』
頬に手を付き、ふぅとため息をつくアイツはリクヤをジィと見詰めている。
そのリクヤと言うと…
寺の中で蜘蛛の糸に絡まり身動きが取れなくなっていた。
…っ…くそっ!!
何なんだよ!!
アイツ俺の血舐めた後、糸出してさ…
君はもう私のモノだよ…とか言うんだよ??
んで今のこの状態。手脚に糸巻かれて捕まっちまった…愛刀はなんか柱に立てかけられてるんだけど…
…身動きがとれねぇ………
「あぁ…食べちゃいたいぐらいじゃなくてこれから食べるのと言ったほうが良かったねぇ。
私と一緒になろうねぇ…奴良きゅん♡」
『このっ…外道っ……!!』
リクヤの頬に手を滑らせながら言うアイツをリクヤは睨んだ。
ちなみにアイツとは、人型から蜘蛛へと変化した人面蜘蛛である。名前は五兵衛と言うらしい。
口調からだけなら、若い女のように聞こえなくもないが、それは大きな誤解だ。
髪型などからするとどうやら落ち武者らしく、若くして無くなったのだろう、まだ幼さの残る顔立ちをしている。多分蜘蛛の妖怪かなんかに取り憑かれたままなんだろう。
「どこがいい??」
「腕かなぁ?脚かなぁ?…それとも……」
『なっ!!お前…っ!!』
軽いボディタッチの後、五兵衛の手がスゥーっと伸びてくる。
その手を反射的にリクヤが払いのけると、五兵衛は悲しげな目をしたあと拳を握り、リクヤの顔を殴り始めた。
『…ぐ…ぅ……っ…』
「痛い?痛い??痛いぃぃ???」
リクヤがされるがまま、殴られていると五兵衛が尋ねてきた。
『はっ……痛く…ねぇよ……こんなモン……』
ニヤッと笑みを浮かべそう言ってやると、五兵衛は唇をぎゅっとかみ、拳を大きく振りかぶり満身の力でリクヤの頭を殴りつけた。
『っ!!……ぅ…』
すると当たりどころが悪かったのか、リクヤは気を失ってしまった。
「…私は悪くないよぉ……痛いのは…
…抵抗する君が悪い……黙って私のものになっていれば良かったのにねぇ…」
『…っ…食べちゃいたいぐらいじゃねーだろっ……』
頬に手を付き、ふぅとため息をつくアイツはリクヤをジィと見詰めている。
そのリクヤと言うと…
寺の中で蜘蛛の糸に絡まり身動きが取れなくなっていた。
…っ…くそっ!!
何なんだよ!!
アイツ俺の血舐めた後、糸出してさ…
君はもう私のモノだよ…とか言うんだよ??
んで今のこの状態。手脚に糸巻かれて捕まっちまった…愛刀はなんか柱に立てかけられてるんだけど…
…身動きがとれねぇ………
「あぁ…食べちゃいたいぐらいじゃなくてこれから食べるのと言ったほうが良かったねぇ。
私と一緒になろうねぇ…奴良きゅん♡」
『このっ…外道っ……!!』
リクヤの頬に手を滑らせながら言うアイツをリクヤは睨んだ。
ちなみにアイツとは、人型から蜘蛛へと変化した人面蜘蛛である。名前は五兵衛と言うらしい。
口調からだけなら、若い女のように聞こえなくもないが、それは大きな誤解だ。
髪型などからするとどうやら落ち武者らしく、若くして無くなったのだろう、まだ幼さの残る顔立ちをしている。多分蜘蛛の妖怪かなんかに取り憑かれたままなんだろう。
「どこがいい??」
「腕かなぁ?脚かなぁ?…それとも……」
『なっ!!お前…っ!!』
軽いボディタッチの後、五兵衛の手がスゥーっと伸びてくる。
その手を反射的にリクヤが払いのけると、五兵衛は悲しげな目をしたあと拳を握り、リクヤの顔を殴り始めた。
『…ぐ…ぅ……っ…』
「痛い?痛い??痛いぃぃ???」
リクヤがされるがまま、殴られていると五兵衛が尋ねてきた。
『はっ……痛く…ねぇよ……こんなモン……』
ニヤッと笑みを浮かべそう言ってやると、五兵衛は唇をぎゅっとかみ、拳を大きく振りかぶり満身の力でリクヤの頭を殴りつけた。
『っ!!……ぅ…』
すると当たりどころが悪かったのか、リクヤは気を失ってしまった。
「…私は悪くないよぉ……痛いのは…
…抵抗する君が悪い……黙って私のものになっていれば良かったのにねぇ…」