リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
温泉編
夢小説設定
この小説の夢小説設定
夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
カポーンという効果音ならぬBGMを背景にリクヤ達は息を呑む。
『…マジか……』
彼らの眼前に広がるのは広~いひろーい温泉。黙々と立ち上がる煙で視界は悪いものの、目を凝らしてみれば遠くに見える青い山と川が何とも言えない日本的な感じである。
「!!リクヤっ!!無茶苦茶広いよ!!」
美しい絶景を噛み締めていたリクヤの目の前をリクトがスッと横切る。
そしてそのまま、クルッとターンしてリクヤの方に笑顔で向いて手を広げて見せた。
『あんまり走るなよー!転けてもしらねぇーぞ!!』
子供らしく無邪気にはしゃぐ姿を見てリクヤは微笑ましく思う。
と同時に疑問にも思う。
何故いつもかなり大人しいアイツがこんなにもテンションめっちゃ高いのか、と。
「大丈b…わっ!!!!」
ドボンッッ
先程の注意を耳にせず、走り出したリクトはツルっと滑ってお湯にドボンッッ
「あ"っつ"ぁっ!!」
『あー。ほら言わんこっちゃない…大丈夫か?』
あまりの熱さに驚いたリクトは差し出されたリクヤの手を掴み、そこから出ようとした。
が、リクヤの付近も先ほどの水しぶきで濡れており、踏ん張りが効かない。
よって出ようとしたリクト諸共、2人は再び熱湯へin。
『「あつ"っ!!」』
掴んでいたリクヤの手をはなし、いち早く出ようと外の岩に手を掛けたリクトの脚を今度はリクヤが掴み更に湯に引きずりこむ。
「ちょ!何すんだ!てめぇっ!!」
再び湯に戻されたリクトが文句を言っている間にリクヤはいそいそと湯の外へ片足を出し、湯から出ようとしている。
『いやぁ…?ちょっと手が勝手に……はい。お先…』
「…ごめーんw俺も手が滑ったぁっ!!」
と言いつつリクトが湯からでたリクヤの上半身をがっちりホールドし、強く引っ張ればビターンッとリクヤが倒れた。
「ふっwざまぁwwww」
リクヤを嘲笑うがいつものような返答はない。
「…あれ?」
不思議に思ったリクトは、近寄れば突然襲ってくるんじゃないかとビクビクしながら恐る恐るリクヤに近寄った。
「…おーい……リクヤー…?」
ペチペチ頭を叩くが反応がない。
不安になったリクトは頭を打ってはいないかとリクヤの身体を仰向けにしてみる。
どうやら目立った外傷はないようだが、頭を打ってしまったらしく気を失っている
え、え…?やばくない?
これ、おれのせい??
ど、どうすれば……っ!!
ええいっ…できるか??
「痛いの痛いの飛んでいけー!!……なんて………」
驚いたのも無理はない。あの時のように自身の姿が変わりはしなかったが、ぽうっと柔らかい光が出て、見る見るうちに膨らみかけたたんこぶがしぼんでいく。
『…ん……アレ…』
しばらくして小さく呻き声をあげたリクヤは、身体をムクりと起き上がらした。
「リクヤ!!無事で良かったぁっ!!」
『へ?あ、ちょ…倒れる!!』
飛びつくリクトを抱きとめるも、勢いを止められず再び床にゴチーン…
『痛い!!馬鹿!!リクトの馬鹿!!!!…大ッ嫌い!!!』
今度は気を失わ無かったものの、その分痛むらしくリクヤは反射的にそう言ってしまった。
「2回も馬鹿って言わなくても良いじゃん!!!俺も大ッ嫌いだよっ!!リクヤなんて…リクヤなんて……山ん中で野垂れ死んじゃえ!!!!」
『あーあぁ…そーですか!!分かったよ!!!』
そう言いリクヤはドスドスと不機嫌そうに出ていってしまった。
…おれの心配なんか知らないでっ!!
リクヤなんて大ッ嫌い………
…でも、酷いこと言っちゃったなぁ……
いや、でも……リクヤから誤ってくれないと絶対に許さない!!
…先に温泉から出たと言ってもまさか本当に山に行くわけないし……お腹空いたら帰ってくるよな?
うん。そーだよ。きっと…
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
…あぁなったのは俺が悪いんだよな……
大ッ嫌いって先に行ったのは俺だけど…
や、でも…おれ、頭打ったのにゴメンナサイって言ってくれなかったよ??
大人げないけど、ちゃんとここは言わせないと…
あぁ、そうだ。
反省してもらわないと行けないから、本当に山の中に入ってやろうか…
お腹が空いても戻ってなんかやるもんか!
木の実とか食べるしっ!!
『…マジか……』
彼らの眼前に広がるのは広~いひろーい温泉。黙々と立ち上がる煙で視界は悪いものの、目を凝らしてみれば遠くに見える青い山と川が何とも言えない日本的な感じである。
「!!リクヤっ!!無茶苦茶広いよ!!」
美しい絶景を噛み締めていたリクヤの目の前をリクトがスッと横切る。
そしてそのまま、クルッとターンしてリクヤの方に笑顔で向いて手を広げて見せた。
『あんまり走るなよー!転けてもしらねぇーぞ!!』
子供らしく無邪気にはしゃぐ姿を見てリクヤは微笑ましく思う。
と同時に疑問にも思う。
何故いつもかなり大人しいアイツがこんなにもテンションめっちゃ高いのか、と。
「大丈b…わっ!!!!」
ドボンッッ
先程の注意を耳にせず、走り出したリクトはツルっと滑ってお湯にドボンッッ
「あ"っつ"ぁっ!!」
『あー。ほら言わんこっちゃない…大丈夫か?』
あまりの熱さに驚いたリクトは差し出されたリクヤの手を掴み、そこから出ようとした。
が、リクヤの付近も先ほどの水しぶきで濡れており、踏ん張りが効かない。
よって出ようとしたリクト諸共、2人は再び熱湯へin。
『「あつ"っ!!」』
掴んでいたリクヤの手をはなし、いち早く出ようと外の岩に手を掛けたリクトの脚を今度はリクヤが掴み更に湯に引きずりこむ。
「ちょ!何すんだ!てめぇっ!!」
再び湯に戻されたリクトが文句を言っている間にリクヤはいそいそと湯の外へ片足を出し、湯から出ようとしている。
『いやぁ…?ちょっと手が勝手に……はい。お先…』
「…ごめーんw俺も手が滑ったぁっ!!」
と言いつつリクトが湯からでたリクヤの上半身をがっちりホールドし、強く引っ張ればビターンッとリクヤが倒れた。
「ふっwざまぁwwww」
リクヤを嘲笑うがいつものような返答はない。
「…あれ?」
不思議に思ったリクトは、近寄れば突然襲ってくるんじゃないかとビクビクしながら恐る恐るリクヤに近寄った。
「…おーい……リクヤー…?」
ペチペチ頭を叩くが反応がない。
不安になったリクトは頭を打ってはいないかとリクヤの身体を仰向けにしてみる。
どうやら目立った外傷はないようだが、頭を打ってしまったらしく気を失っている
え、え…?やばくない?
これ、おれのせい??
ど、どうすれば……っ!!
ええいっ…できるか??
「痛いの痛いの飛んでいけー!!……なんて………」
驚いたのも無理はない。あの時のように自身の姿が変わりはしなかったが、ぽうっと柔らかい光が出て、見る見るうちに膨らみかけたたんこぶがしぼんでいく。
『…ん……アレ…』
しばらくして小さく呻き声をあげたリクヤは、身体をムクりと起き上がらした。
「リクヤ!!無事で良かったぁっ!!」
『へ?あ、ちょ…倒れる!!』
飛びつくリクトを抱きとめるも、勢いを止められず再び床にゴチーン…
『痛い!!馬鹿!!リクトの馬鹿!!!!…大ッ嫌い!!!』
今度は気を失わ無かったものの、その分痛むらしくリクヤは反射的にそう言ってしまった。
「2回も馬鹿って言わなくても良いじゃん!!!俺も大ッ嫌いだよっ!!リクヤなんて…リクヤなんて……山ん中で野垂れ死んじゃえ!!!!」
『あーあぁ…そーですか!!分かったよ!!!』
そう言いリクヤはドスドスと不機嫌そうに出ていってしまった。
…おれの心配なんか知らないでっ!!
リクヤなんて大ッ嫌い………
…でも、酷いこと言っちゃったなぁ……
いや、でも……リクヤから誤ってくれないと絶対に許さない!!
…先に温泉から出たと言ってもまさか本当に山に行くわけないし……お腹空いたら帰ってくるよな?
うん。そーだよ。きっと…
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
…あぁなったのは俺が悪いんだよな……
大ッ嫌いって先に行ったのは俺だけど…
や、でも…おれ、頭打ったのにゴメンナサイって言ってくれなかったよ??
大人げないけど、ちゃんとここは言わせないと…
あぁ、そうだ。
反省してもらわないと行けないから、本当に山の中に入ってやろうか…
お腹が空いても戻ってなんかやるもんか!
木の実とか食べるしっ!!