リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
ガゴゼ編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
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幕間 刀
ガゴゼ編も終わってしばらくたったある日リクヤは鯉伴の隣に座って本を読んでいたが、読んでいた本をパタンと閉じて
『骨董屋さんに行きたい。』
と真面目な顔で言った。
「…突然どうした。」
『いや、このまま何もしないままで良いのかなって…リクオも覚醒しちゃったし、このままだとお兄ちゃんとしての威厳がなくなるなーって。』
リクトは暗い顔でため息をつきながら深刻そうに言った。
その雰囲気に飲み込まれた鯉伴はリクヤを慰めようとする。
「あぁそうだな…でも、そんなに頑張る必要は無いんだ。リクヤはリクヤらしくしてればいいんだぜ?」
『…鯉伴……俺嬉しいよ…』
『…でも、やっぱり、いつも皆に守ってもらうのもなって思ったりもしててさ。
つららとかがいない時になんかあったら自分の身は自分で守りたいし…お兄ちゃんとしてもリクトやリクオを守れるようになりたいからさ。』
『だから…お願い鯉伴!俺を骨董屋に連れてって!!』
リクヤが真剣な眼差しで鯉伴を見上げた。
「…そうだな……じっとしてるのも飽きたし、外の空気を吸いに行くか。」
『ありがとう鯉伴。』
ぱぁっと表情が明るくなったリクヤはそう言った。
やったね。作戦成功!!
コレで愛刀を手にしよう!!!
骨董屋にはたまにあるそうだからね。
さぁ頑張って探すぞー!!!
「…どこの骨董屋に行くんだい?」
『あぁそれなら目星はついてるよ!京都の近く何だけど…』
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
『…いい雰囲気だ。』
清継じゃ無いけど本当にいい雰囲気…
なんか凄いのがありそう…
Let's 探索!!!
そう思いながらリクヤはオー!!っと手をあげ店に入って行った。
「…いらっしゃい……」
…あ、はい。いらっしゃいました……
って暗い!店主暗い!
しかも店ん中埃っぽい……
良いのがありそう…
ん"?何…コレ……?
そう思い鯉伴の袖を引っ張るとその品を見た鯉伴も驚いていた。
『…河童の手?
…コレって本物?』
「…骨董屋ってこういうのが普通に有るのか?」
『…いや、ココだけじゃ無い…かな?』
「…」
…やっぱ勘が当たってた……
確信したよ。ここなら絶対あるよ!
俺の求める刀がっ!
…とか思ってるけど全然無いよ?
もうお店の人に聞くしかない感じ?
『…あの……すみません…よ、妖刀とかありますか?』
「………ありますよぉ……」
店の店主がスクっと立ち上がり店の奥に入っていくのでリクヤは追いかける。
「…コレとか…どうでしょう……」
店主が取り出したのは鎖でグルグル巻にされた刀で、リクヤが中を見ようと引っ張るが刀が抜けない。
『え?…抜けない…!?』
リクヤがビックリしていると
「…えぇそれは抜けない刀なんです。無理に抜くと……」
と何か含んだような笑みを浮かべて店主が言った。
『…刀の意味無いじゃん!!』
「…ではこちらはどうでしょう……」
次に店主が持ってきたのは漆黒の刀だった。
『おぉー!!カッコいい!』
そういいながら刀を受け取ったリクヤはスッと刀を抜いてみた。
『ほぅ…』
気づかぬうちにリクヤの口からはため息が漏れていた。
それほどまでに美しかったのだ。
闇に浸けたような刀にリクヤは一目惚れしてしまったのだった。
『鯉伴!俺コレにするよ!』
「この刀でいいのかい?リクヤ。」
『うん!!!いいよコレで…と言うかこれが良い!!』
ホクホクとした笑顔でリクヤが答えると鯉伴が店主に御代を払ってリクヤに渡してくれた。
『ありがとう!!!お父さん!!』
受け取った刀を大事そうに抱えリクヤは言った。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
「あぁ…それとリクヤ。一応忠告しとくが…」
帰り道、リクヤに鯉伴は話しかける。
リクヤは上機嫌だったため、鯉伴の方を見つつ笑顔を向けた。
『ん?何鯉伴。』
「上機嫌のとこ悪いんだが…その刀絶対に折らないほうがいいぞ?」
『へ?』
あ、やべ。いきなりの言葉にびっくりして間抜けな声がでちゃったよ。
へ?って何…へ?って…
「…一応それ、妖刀何だぜ?」
『…あぁ……
…気を付けるよ!』
しばらく間が空いてからリクヤが答えると鯉伴に疑いの目を向けられた。
「…ほんとうかい?」
『……善処します…』
「…」
…ヤメテ鯉伴………
そんなに疑いの目を受けないで…自信なくなるから…
ただでさえ自信無いんだから…
というか、折れたらどうなるんだろ…
好奇心が………あ、ダメだ。
何時かやってしまう…
確率は………あ…もう考えたらダメだ……うん……その時はその時…
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
リクヤは自分の部屋で手に入れた刀をじっと見つめていた。
やったね!カッコイイのゲットしたよ!
あ、名前あった方が良いよな?
…何にしようか……
ふむ…
この刀…刀身も鞘も柄もほぼ真っ黒だよ?
どういう名前がいいのかな……コレは…
…思い付かないから一応コレでいいや。
"伝説の妖刀"と書いて"リクヤ丸"と呼ぼう…
…全然カッコよくねー…ハハハ…
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
という訳で、刀の名前を募集していたのですが…一年という時を経て、考え抜いてやっとこさ名前つきました。
ご協力ありがとうございました!!!!
ちなみに名前は
獄丸(ひとやまる)
です。後々デザインは載せるのでその時はよろしくお願いします。
ガゴゼ編も終わってしばらくたったある日リクヤは鯉伴の隣に座って本を読んでいたが、読んでいた本をパタンと閉じて
『骨董屋さんに行きたい。』
と真面目な顔で言った。
「…突然どうした。」
『いや、このまま何もしないままで良いのかなって…リクオも覚醒しちゃったし、このままだとお兄ちゃんとしての威厳がなくなるなーって。』
リクトは暗い顔でため息をつきながら深刻そうに言った。
その雰囲気に飲み込まれた鯉伴はリクヤを慰めようとする。
「あぁそうだな…でも、そんなに頑張る必要は無いんだ。リクヤはリクヤらしくしてればいいんだぜ?」
『…鯉伴……俺嬉しいよ…』
『…でも、やっぱり、いつも皆に守ってもらうのもなって思ったりもしててさ。
つららとかがいない時になんかあったら自分の身は自分で守りたいし…お兄ちゃんとしてもリクトやリクオを守れるようになりたいからさ。』
『だから…お願い鯉伴!俺を骨董屋に連れてって!!』
リクヤが真剣な眼差しで鯉伴を見上げた。
「…そうだな……じっとしてるのも飽きたし、外の空気を吸いに行くか。」
『ありがとう鯉伴。』
ぱぁっと表情が明るくなったリクヤはそう言った。
やったね。作戦成功!!
コレで愛刀を手にしよう!!!
骨董屋にはたまにあるそうだからね。
さぁ頑張って探すぞー!!!
「…どこの骨董屋に行くんだい?」
『あぁそれなら目星はついてるよ!京都の近く何だけど…』
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
『…いい雰囲気だ。』
清継じゃ無いけど本当にいい雰囲気…
なんか凄いのがありそう…
Let's 探索!!!
そう思いながらリクヤはオー!!っと手をあげ店に入って行った。
「…いらっしゃい……」
…あ、はい。いらっしゃいました……
って暗い!店主暗い!
しかも店ん中埃っぽい……
良いのがありそう…
ん"?何…コレ……?
そう思い鯉伴の袖を引っ張るとその品を見た鯉伴も驚いていた。
『…河童の手?
…コレって本物?』
「…骨董屋ってこういうのが普通に有るのか?」
『…いや、ココだけじゃ無い…かな?』
「…」
…やっぱ勘が当たってた……
確信したよ。ここなら絶対あるよ!
俺の求める刀がっ!
…とか思ってるけど全然無いよ?
もうお店の人に聞くしかない感じ?
『…あの……すみません…よ、妖刀とかありますか?』
「………ありますよぉ……」
店の店主がスクっと立ち上がり店の奥に入っていくのでリクヤは追いかける。
「…コレとか…どうでしょう……」
店主が取り出したのは鎖でグルグル巻にされた刀で、リクヤが中を見ようと引っ張るが刀が抜けない。
『え?…抜けない…!?』
リクヤがビックリしていると
「…えぇそれは抜けない刀なんです。無理に抜くと……」
と何か含んだような笑みを浮かべて店主が言った。
『…刀の意味無いじゃん!!』
「…ではこちらはどうでしょう……」
次に店主が持ってきたのは漆黒の刀だった。
『おぉー!!カッコいい!』
そういいながら刀を受け取ったリクヤはスッと刀を抜いてみた。
『ほぅ…』
気づかぬうちにリクヤの口からはため息が漏れていた。
それほどまでに美しかったのだ。
闇に浸けたような刀にリクヤは一目惚れしてしまったのだった。
『鯉伴!俺コレにするよ!』
「この刀でいいのかい?リクヤ。」
『うん!!!いいよコレで…と言うかこれが良い!!』
ホクホクとした笑顔でリクヤが答えると鯉伴が店主に御代を払ってリクヤに渡してくれた。
『ありがとう!!!お父さん!!』
受け取った刀を大事そうに抱えリクヤは言った。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
「あぁ…それとリクヤ。一応忠告しとくが…」
帰り道、リクヤに鯉伴は話しかける。
リクヤは上機嫌だったため、鯉伴の方を見つつ笑顔を向けた。
『ん?何鯉伴。』
「上機嫌のとこ悪いんだが…その刀絶対に折らないほうがいいぞ?」
『へ?』
あ、やべ。いきなりの言葉にびっくりして間抜けな声がでちゃったよ。
へ?って何…へ?って…
「…一応それ、妖刀何だぜ?」
『…あぁ……
…気を付けるよ!』
しばらく間が空いてからリクヤが答えると鯉伴に疑いの目を向けられた。
「…ほんとうかい?」
『……善処します…』
「…」
…ヤメテ鯉伴………
そんなに疑いの目を受けないで…自信なくなるから…
ただでさえ自信無いんだから…
というか、折れたらどうなるんだろ…
好奇心が………あ、ダメだ。
何時かやってしまう…
確率は………あ…もう考えたらダメだ……うん……その時はその時…
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リクヤは自分の部屋で手に入れた刀をじっと見つめていた。
やったね!カッコイイのゲットしたよ!
あ、名前あった方が良いよな?
…何にしようか……
ふむ…
この刀…刀身も鞘も柄もほぼ真っ黒だよ?
どういう名前がいいのかな……コレは…
…思い付かないから一応コレでいいや。
"伝説の妖刀"と書いて"リクヤ丸"と呼ぼう…
…全然カッコよくねー…ハハハ…
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
という訳で、刀の名前を募集していたのですが…一年という時を経て、考え抜いてやっとこさ名前つきました。
ご協力ありがとうございました!!!!
ちなみに名前は
獄丸(ひとやまる)
です。後々デザインは載せるのでその時はよろしくお願いします。