リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
ガゴゼ編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「…礼を言うならもっと早くこいよ…」
「?…何か言ったかい?」
ぼそりと呟いたリクトの一言を聞き取れなかったリクオが聞いてきたが、身体がだるくなってきたので
「いや、別に?それじゃあ後は頼んだ…じゃあな。」
と言い片手をふりながらリクオやカナ、妖怪達のいる反対方向へ歩いていき皆から姿を隠せるような所へ体を落ち着かせた。
…あ、急に不安になってきた…
オレこのまま姿が戻らなかったら……
どうしよ…
…いや、待てもう戻っている可能性も……!!?
そこでリクトは元のリクオの兄である奴良リクトの姿に戻っていた事に気が付いた。
「…これは…やっぱり…オレの能力か?」
不思議な新発見をして口元がにやけるのを抑えつつ、リクトはカナ達の背後に何事もなかったように戻る。
フハハハハハハザマァ見ろ!!
一時不安になっていたのは何処へやら…
一変して上機嫌になる。
ちょうどガゴゼがカナ達を人質に盗ろうと向かってきた所だった。
「…っち!」
反射的に3人を俺の後ろに引っ張り倒したら何故かリクトがガゴゼの人質に盗られた。
「リクト君!?」
「リクト様!!」
「こいつを殺すぞ!?若の兄貴だろ!?殺されたくなければオレを…」
「よっ…と!」
「!?」
リクトはガゴゼが全て言い切る前にガゴゼにアッパーカットッッッッッ!!!!!
をした。
そのままの勢いで、腕から抜け出して目の前で祢々切丸を構えていたリクオに向かってガゴゼの背中を蹴った。 蹴られたガゴゼはそのまま吸い込まれる様にリクオに顔面を切られる。
あ、首がカクンって…
カクンって…グキってなってないかな…
アレは案外痛かったりするんだよ…しかもその後切られたし…
あぁ…かわいそ…(笑)
そんな事を思いつつリクトは突然引っ張ったせいで転けたカナ達をおこした。
そして凄い痛そうだったのでご愁傷様と呟いた。
「情けねぇ…こんなんばっかかオレの下僕の妖怪どもは!…だったら!!」
刀を構え直しながら堂々と宣言する。
「俺が三代目を継いでやらぁ!!人にあだなすような奴ぁオレが絶対ゆるさねぇ。」
『「…リクオ。」』
「若…」
「世の妖怪どもに告げろっ。オレが魑魅魍魎の主となる!!全ての妖怪はオレの後ろで百鬼夜行の群れとなれ。」
ガゴゼを再び斬りつけ真っ二つにしたリクオをみてほう…と他人事のように見物しているリクトとリクヤがいたのは言うまでもなく、カナ達はリクオに釘付けになるということも言うまでもない。
「…リクオ様?」
突然リクオが倒れた。 雪女が抱きかかえて何やら妖怪達が絶句しているのを離れた所から二人は見守る。
『…まぁ絶句するのもしかたがないか。』
「あぁ…ってええ!!」
「リクト君…?」
「いや…何でもない。」
リクトが驚いたのは訳がある。
リクヤがリクトの後ろでのんびりと佇んでいたからだ。
いつから居たんだァッッ!!!
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
「リクトっ!お疲れっ!」
『お疲れっ!じゃねぇだろー!!』
そういいながら後ろから抱きついてきたリクヤにリクトは素晴らしい蹴りをお見舞いする。
「大変な事を任せやがって。この借りは高く付くぞ。」
リクトの蹴りが見事に入り倒れたリクヤの胸ぐらを掴み、リクトはそう脅す。
『っ!!何すんだてめぇっ!!』
しかし、リクヤは聞き分けが悪いらしく、リクトに反抗する。
胸ぐらを掴まれたリクヤの方が不利であるというのにだ。
案の定、リクトの逆鱗に触れてしまったリクヤは、リクトによってボロボロになった。
『っ!!痛い!…ごめん!俺が悪かった!謝る!』
リクヤが痛さの余り謝罪すると、リクトの手は止まる。
「…じゃあ。お前は俺に借りを一個作ったって事でいいんだな?」
『…はい…』
「?…何か言ったかい?」
ぼそりと呟いたリクトの一言を聞き取れなかったリクオが聞いてきたが、身体がだるくなってきたので
「いや、別に?それじゃあ後は頼んだ…じゃあな。」
と言い片手をふりながらリクオやカナ、妖怪達のいる反対方向へ歩いていき皆から姿を隠せるような所へ体を落ち着かせた。
…あ、急に不安になってきた…
オレこのまま姿が戻らなかったら……
どうしよ…
…いや、待てもう戻っている可能性も……!!?
そこでリクトは元のリクオの兄である奴良リクトの姿に戻っていた事に気が付いた。
「…これは…やっぱり…オレの能力か?」
不思議な新発見をして口元がにやけるのを抑えつつ、リクトはカナ達の背後に何事もなかったように戻る。
フハハハハハハザマァ見ろ!!
一時不安になっていたのは何処へやら…
一変して上機嫌になる。
ちょうどガゴゼがカナ達を人質に盗ろうと向かってきた所だった。
「…っち!」
反射的に3人を俺の後ろに引っ張り倒したら何故かリクトがガゴゼの人質に盗られた。
「リクト君!?」
「リクト様!!」
「こいつを殺すぞ!?若の兄貴だろ!?殺されたくなければオレを…」
「よっ…と!」
「!?」
リクトはガゴゼが全て言い切る前にガゴゼにアッパーカットッッッッッ!!!!!
をした。
そのままの勢いで、腕から抜け出して目の前で祢々切丸を構えていたリクオに向かってガゴゼの背中を蹴った。 蹴られたガゴゼはそのまま吸い込まれる様にリクオに顔面を切られる。
あ、首がカクンって…
カクンって…グキってなってないかな…
アレは案外痛かったりするんだよ…しかもその後切られたし…
あぁ…かわいそ…(笑)
そんな事を思いつつリクトは突然引っ張ったせいで転けたカナ達をおこした。
そして凄い痛そうだったのでご愁傷様と呟いた。
「情けねぇ…こんなんばっかかオレの下僕の妖怪どもは!…だったら!!」
刀を構え直しながら堂々と宣言する。
「俺が三代目を継いでやらぁ!!人にあだなすような奴ぁオレが絶対ゆるさねぇ。」
『「…リクオ。」』
「若…」
「世の妖怪どもに告げろっ。オレが魑魅魍魎の主となる!!全ての妖怪はオレの後ろで百鬼夜行の群れとなれ。」
ガゴゼを再び斬りつけ真っ二つにしたリクオをみてほう…と他人事のように見物しているリクトとリクヤがいたのは言うまでもなく、カナ達はリクオに釘付けになるということも言うまでもない。
「…リクオ様?」
突然リクオが倒れた。 雪女が抱きかかえて何やら妖怪達が絶句しているのを離れた所から二人は見守る。
『…まぁ絶句するのもしかたがないか。』
「あぁ…ってええ!!」
「リクト君…?」
「いや…何でもない。」
リクトが驚いたのは訳がある。
リクヤがリクトの後ろでのんびりと佇んでいたからだ。
いつから居たんだァッッ!!!
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「リクトっ!お疲れっ!」
『お疲れっ!じゃねぇだろー!!』
そういいながら後ろから抱きついてきたリクヤにリクトは素晴らしい蹴りをお見舞いする。
「大変な事を任せやがって。この借りは高く付くぞ。」
リクトの蹴りが見事に入り倒れたリクヤの胸ぐらを掴み、リクトはそう脅す。
『っ!!何すんだてめぇっ!!』
しかし、リクヤは聞き分けが悪いらしく、リクトに反抗する。
胸ぐらを掴まれたリクヤの方が不利であるというのにだ。
案の定、リクトの逆鱗に触れてしまったリクヤは、リクトによってボロボロになった。
『っ!!痛い!…ごめん!俺が悪かった!謝る!』
リクヤが痛さの余り謝罪すると、リクトの手は止まる。
「…じゃあ。お前は俺に借りを一個作ったって事でいいんだな?」
『…はい…』