リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
ガゴゼ編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「浮世絵小学校前ー浮世絵小学校前ー」
学校の放課後、リクヤは迷っていた。
『ふぅむ…バス、乗るべきか?』
昨日寄合があったということバスが事故にあう。
それならば、ここはリクオと一緒に歩いて帰るかこのまま大人しくバスに乗るかが物語の大きな分かれ目となる。
とリクヤは考えていたが、それは名目で、本来は覚醒の瞬間をまじかで見るか、リクオに抱きしめられるかで悩んでいるのであるが…
「どうしたー!妖怪くん乗らないのかーい!?」
「やめときましょ!一緒に乗られたら妖怪に襲われるかもぉ!?」
『………』
決めた、俺は乗らない。
例えリクオとハグできるという特典があったとしても、なんか嫌だ。
…けど、リクトに乗らせよう。 あ、でもカナも守らないといけないや。
…決してカナを守るのは付け足しじゃないからな?
いやーほんと。便利だね双子って。
自分が嫌な事とか押し付けれるし…(えっ?本来の双子はそういう事のためにある訳じゃ無いって?まぁ、堅いこと言うなってw)
そう思いながらリクヤはリクトに声をかけるべく近づいて行った。
『なぁ。リクトー。』
「何?」
『アイツらについてバスに乗って、危険になったらみんなを助けろ!いいな!』
リクトの肩をガシッと掴んでリクヤは言った。
「…面倒臭いことを押し付けるなよ……」
『後、リクオをいじめた清継をいじめろ。』
そう言いながらリクヤは笑顔で親指をびっと立てた。
リクトにみんなを守る事を約束させ、ついでの用事も伝えたリクヤはリクオについて家に帰る。
そしてリクトはリクヤに言われた通り清継をいじり始めた。
「なっ…なんだね!?」
「わーこんな所にワカメがっ!」
「これはワカメではないよっ!」
「じゃあ、コンブ?」
「コンブでもないよっ!」
「…俺しってるよーワカメとかコンブを沢山食べると髪の毛が黒くなるんだってー。
平安時代に産まれたら俺も黒かったかなぁ…
…てか、天パでもいい、ワカメでもいい、コンブでもいい、俺にその髪くれ。
別にリクオと同じ茶髪もいいと思うんだが、俺はこの黒くもなく、茶色でもないこの髪が好かん!」
「あんたそんなことおもってたんすか!
…てかあんた今日よく喋るね!
痛い痛い!!奴良君痛い!髪抜かないで!」
そんなやりとりをワカメ達(主にワカメ)としつつ、リクトは同時に乗り込んできたカナを見て、バスから少し顔を出す。
「…リクオ」
「……」
「お兄ちゃん達がついてるからな」
「…え?」
リクト のいきなりの発言に驚いたリクオが後ろを見ると、リクヤが『頑張れよー』言いながらヒラヒラと手を振っていた。
「(何を頑張るんだろう…)」
リクト は暫くボーっと窓から外を見ていたが、不意にカナ達の会話が聞こえ、耳を傾ける。
「ね…ね…奴良君じゃないけど…あの伝説って続いてるらしいよ~」
「え…何が。
「だから妖怪ー?」
「何人も子供が神隠しに…っ?え…何?」
「り、リクト君?」
リクト は何かの気配を感じ、カナとその友達の腕を掴み立たせて前の方へ誘導する。
「おい!!君たち待ちたまえ!!妖怪など実際にはっ…奴良君?」
リクトの行動に気付かず席を立ち振り向いたワカメ達にリクトはとっさに自分の身体をかぶせた。
するとグッドタイミングでさっきまでワカメ達がいた席の窓際にガゴゼ会の組員らしき姿が現れた。
「全員伏せろーーっっ!!」
その瞬間激しい衝撃ともの凄い轟音が聞こえ、トンネルが崩れる。
学校の放課後、リクヤは迷っていた。
『ふぅむ…バス、乗るべきか?』
昨日寄合があったということバスが事故にあう。
それならば、ここはリクオと一緒に歩いて帰るかこのまま大人しくバスに乗るかが物語の大きな分かれ目となる。
とリクヤは考えていたが、それは名目で、本来は覚醒の瞬間をまじかで見るか、リクオに抱きしめられるかで悩んでいるのであるが…
「どうしたー!妖怪くん乗らないのかーい!?」
「やめときましょ!一緒に乗られたら妖怪に襲われるかもぉ!?」
『………』
決めた、俺は乗らない。
例えリクオとハグできるという特典があったとしても、なんか嫌だ。
…けど、リクトに乗らせよう。 あ、でもカナも守らないといけないや。
…決してカナを守るのは付け足しじゃないからな?
いやーほんと。便利だね双子って。
自分が嫌な事とか押し付けれるし…(えっ?本来の双子はそういう事のためにある訳じゃ無いって?まぁ、堅いこと言うなってw)
そう思いながらリクヤはリクトに声をかけるべく近づいて行った。
『なぁ。リクトー。』
「何?」
『アイツらについてバスに乗って、危険になったらみんなを助けろ!いいな!』
リクトの肩をガシッと掴んでリクヤは言った。
「…面倒臭いことを押し付けるなよ……」
『後、リクオをいじめた清継をいじめろ。』
そう言いながらリクヤは笑顔で親指をびっと立てた。
リクトにみんなを守る事を約束させ、ついでの用事も伝えたリクヤはリクオについて家に帰る。
そしてリクトはリクヤに言われた通り清継をいじり始めた。
「なっ…なんだね!?」
「わーこんな所にワカメがっ!」
「これはワカメではないよっ!」
「じゃあ、コンブ?」
「コンブでもないよっ!」
「…俺しってるよーワカメとかコンブを沢山食べると髪の毛が黒くなるんだってー。
平安時代に産まれたら俺も黒かったかなぁ…
…てか、天パでもいい、ワカメでもいい、コンブでもいい、俺にその髪くれ。
別にリクオと同じ茶髪もいいと思うんだが、俺はこの黒くもなく、茶色でもないこの髪が好かん!」
「あんたそんなことおもってたんすか!
…てかあんた今日よく喋るね!
痛い痛い!!奴良君痛い!髪抜かないで!」
そんなやりとりをワカメ達(主にワカメ)としつつ、リクトは同時に乗り込んできたカナを見て、バスから少し顔を出す。
「…リクオ」
「……」
「お兄ちゃん達がついてるからな」
「…え?」
リクト のいきなりの発言に驚いたリクオが後ろを見ると、リクヤが『頑張れよー』言いながらヒラヒラと手を振っていた。
「(何を頑張るんだろう…)」
リクト は暫くボーっと窓から外を見ていたが、不意にカナ達の会話が聞こえ、耳を傾ける。
「ね…ね…奴良君じゃないけど…あの伝説って続いてるらしいよ~」
「え…何が。
「だから妖怪ー?」
「何人も子供が神隠しに…っ?え…何?」
「り、リクト君?」
リクト は何かの気配を感じ、カナとその友達の腕を掴み立たせて前の方へ誘導する。
「おい!!君たち待ちたまえ!!妖怪など実際にはっ…奴良君?」
リクトの行動に気付かず席を立ち振り向いたワカメ達にリクトはとっさに自分の身体をかぶせた。
するとグッドタイミングでさっきまでワカメ達がいた席の窓際にガゴゼ会の組員らしき姿が現れた。
「全員伏せろーーっっ!!」
その瞬間激しい衝撃ともの凄い轟音が聞こえ、トンネルが崩れる。