リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
ガゴゼ編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「若!!風邪ひきますよ。」
「ほっといてよ!!」
「…若……」
『あーやっぱり…』
「リクヤ様!」
リクオに追いつくと既に雪女や首無達が取り敢えず部屋に入れようと説得を試みていた。
『ちょっとリクオと2人きりにしてくれないか?』
「は…はい。」
リクヤ は自分とリクオ以外誰も居ないことを確認してからリクオのそばによる。
『…リクオ。』
「………」
振り向かないリクオの背中からはその気持ちが感じ取れた。
あ、深く沈んでる。深海何メートルかなぁ。
そう思ったリクヤは不謹慎なのではないのだろうか。
『妖怪に絶望したか?』
「…っ!」
リクヤの質問にリクオは直ぐに首を横に振る。
そして暫く間を空けてからポツリポツリと話し始めた。
「…ボク、知らなかったんだ…妖怪があんな奴らだったなんて…もっと、…カッコいい奴らだと思ってたのに…」
『リクオ…』
リクオの言葉に一瞬寂しく感じたが、リクヤは直ぐに目を閉じて何時もの様に笑顔を作る。
『妖怪も悪い奴らばかりじゃない…人にも良い奴らと悪い奴らが居るように、妖怪にも良い奴らは沢山いる。妖怪にも弱いヤツ強いヤツ色々いるんだ……違うか??』
「…リクヤ。」
リクオはゆっくりとリクヤの方に顔を向ける。
あぁ、良かった。少し明るくなった。
光が差し込んできたよ。
『だから…リクオはその良い奴らも悪い奴らも弱いヤツも強いヤツも皆纏めて悪さ出来ないようにすればいいじゃないか、爺ちゃんみたいに…』
「お爺ちゃん?」
『ああ、リクオにとって爺ちゃんはカッコいい妖怪の首領じゃないのか?』
リクヤがそうリクオに言い聞かせながらニッコリと笑ってみせると、リクオも少しだけ笑った。
『それじゃあ今日はもう家の中に入ろう?風邪なんかひいたら皆に示しがつかないからさ。』
リクヤがそう言うと。リクオは素直に頷いてくれた。
やったー。リクオの心が岸に上がってきた。流石俺!!
リクオと共に屋敷に戻り、リクオをみんなに任せるとリクヤは部屋に戻り、次はどうするかと考え出す。
いよいよかなぁ。夜リクオ…
早く会いたい。
早く見たい。
…あ、そーだ。バスに乗らなかったら見れるんじゃね?
いや、でもなぁ。お兄ちゃんとしては、リクオに助けて貰いたいし…
リクヤっ!!無事だった!って言いながら抱きつきに来てくれるリクオをぎゅっと抱きしめたいし…
「ほっといてよ!!」
「…若……」
『あーやっぱり…』
「リクヤ様!」
リクオに追いつくと既に雪女や首無達が取り敢えず部屋に入れようと説得を試みていた。
『ちょっとリクオと2人きりにしてくれないか?』
「は…はい。」
リクヤ は自分とリクオ以外誰も居ないことを確認してからリクオのそばによる。
『…リクオ。』
「………」
振り向かないリクオの背中からはその気持ちが感じ取れた。
あ、深く沈んでる。深海何メートルかなぁ。
そう思ったリクヤは不謹慎なのではないのだろうか。
『妖怪に絶望したか?』
「…っ!」
リクヤの質問にリクオは直ぐに首を横に振る。
そして暫く間を空けてからポツリポツリと話し始めた。
「…ボク、知らなかったんだ…妖怪があんな奴らだったなんて…もっと、…カッコいい奴らだと思ってたのに…」
『リクオ…』
リクオの言葉に一瞬寂しく感じたが、リクヤは直ぐに目を閉じて何時もの様に笑顔を作る。
『妖怪も悪い奴らばかりじゃない…人にも良い奴らと悪い奴らが居るように、妖怪にも良い奴らは沢山いる。妖怪にも弱いヤツ強いヤツ色々いるんだ……違うか??』
「…リクヤ。」
リクオはゆっくりとリクヤの方に顔を向ける。
あぁ、良かった。少し明るくなった。
光が差し込んできたよ。
『だから…リクオはその良い奴らも悪い奴らも弱いヤツも強いヤツも皆纏めて悪さ出来ないようにすればいいじゃないか、爺ちゃんみたいに…』
「お爺ちゃん?」
『ああ、リクオにとって爺ちゃんはカッコいい妖怪の首領じゃないのか?』
リクヤがそうリクオに言い聞かせながらニッコリと笑ってみせると、リクオも少しだけ笑った。
『それじゃあ今日はもう家の中に入ろう?風邪なんかひいたら皆に示しがつかないからさ。』
リクヤがそう言うと。リクオは素直に頷いてくれた。
やったー。リクオの心が岸に上がってきた。流石俺!!
リクオと共に屋敷に戻り、リクオをみんなに任せるとリクヤは部屋に戻り、次はどうするかと考え出す。
いよいよかなぁ。夜リクオ…
早く会いたい。
早く見たい。
…あ、そーだ。バスに乗らなかったら見れるんじゃね?
いや、でもなぁ。お兄ちゃんとしては、リクオに助けて貰いたいし…
リクヤっ!!無事だった!って言いながら抱きつきに来てくれるリクオをぎゅっと抱きしめたいし…