リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
ガゴゼ編
夢小説設定
この小説の夢小説設定
夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
「若達、おはようございます。今日も元気ですねぇー!」
朝、三人がほぼ同じタイミングで起きてくると大量の本家の妖怪達が群がって来た。
「リクヤ様、リクト様、リクオ様お着替えしましょう。」
「あ、おはよー首無。」
この光景はもう日常茶飯事であるのだが、前世ではない体験をしているため、あぁこれが普通なんだな…なんて思ったりして感覚が狂ってくる。
「小学校に遅れてしまいますよ。」
「うん…何時もありがとうな首無。」
「いいえ。」
リクトと首無が話して居る間、リクヤがリクオを見ると、昨日の仕返しを青田坊にされているのが見えた。
そんなこんなで三人は家を出てバス停へ走る。
バス停ではカナがバスに乗ろうとしていたが、リクヤ達の存在に気づきムッとした表情で注意してきた。
「みんなおっそいよ!バスもう来てるし。」
「だってさーみんなが…」
「みんなぁ?」
リクヤはバスに乗り込みながらリクオとカナが話しているので、いつもも通り黙って2人の話しを聞き、1番後ろの席へ1人で座る。
「わー。すっごい大きな家。」
「奴良君ち?うっそー。」
前の方の席で鳥居と巻の声が聞こえたがリクヤは関係ないと、中身がバレないようにブックカバーをしてあるブツを開き、読み始めた。
もちろんこんなものを小学生3年生が…いや実際普通に進級していれば小5なのだが…そんなヤツが読んでたらいろんな意味で「え?」ってなるような物だ。
なので決してバレないように誰も俺の隣には座らせない!!開けてはいけない扉を開かせてはいけない!!
今日は1校時から体育でしかも体力テストで50メートル走、リクオのタイムは6秒9でリクトは6秒8だった。
してリクヤはというと、8秒6である。
…おい。誰だ出てこい。
こいつ遅くね?って思ったヤツ!!
あぁそーだよ!!俺は遅いんだよ!!
みんなに言われてんだよ!!お前走り方変じゃね??ってな!!!!
…これでも早くなったほうなんだ。前世の頃に比べたら快挙だぞ!!快挙っ!!
「くっそーまた負けた!!」
「奴良達に負けたー」
男子の1人が俺とお前ら何が違うんだよーと文句を言えば、リクオが笑顔で答える。
「だってボク達の爺ちゃんは妖怪の総大将だからね!」
「……」
男子達と話すリクオを横目でみているリクヤとリクトは、リクオを観察すること以外に何もすることが無いようで、地球にドラえ〇んの絵描き歌を歌いながら、どちらが上手くかけるか勝負をしている。
なんやかんやで10歳になったリクヤだったが、二度目の人生は成績を気にしなくてもいいかな。とは思っているのだった。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
「オレの方、顔うまいぞ。」
『マジか。俺は手足頑張るわ。』
朝、三人がほぼ同じタイミングで起きてくると大量の本家の妖怪達が群がって来た。
「リクヤ様、リクト様、リクオ様お着替えしましょう。」
「あ、おはよー首無。」
この光景はもう日常茶飯事であるのだが、前世ではない体験をしているため、あぁこれが普通なんだな…なんて思ったりして感覚が狂ってくる。
「小学校に遅れてしまいますよ。」
「うん…何時もありがとうな首無。」
「いいえ。」
リクトと首無が話して居る間、リクヤがリクオを見ると、昨日の仕返しを青田坊にされているのが見えた。
そんなこんなで三人は家を出てバス停へ走る。
バス停ではカナがバスに乗ろうとしていたが、リクヤ達の存在に気づきムッとした表情で注意してきた。
「みんなおっそいよ!バスもう来てるし。」
「だってさーみんなが…」
「みんなぁ?」
リクヤはバスに乗り込みながらリクオとカナが話しているので、いつもも通り黙って2人の話しを聞き、1番後ろの席へ1人で座る。
「わー。すっごい大きな家。」
「奴良君ち?うっそー。」
前の方の席で鳥居と巻の声が聞こえたがリクヤは関係ないと、中身がバレないようにブックカバーをしてあるブツを開き、読み始めた。
もちろんこんなものを小学生3年生が…いや実際普通に進級していれば小5なのだが…そんなヤツが読んでたらいろんな意味で「え?」ってなるような物だ。
なので決してバレないように誰も俺の隣には座らせない!!開けてはいけない扉を開かせてはいけない!!
今日は1校時から体育でしかも体力テストで50メートル走、リクオのタイムは6秒9でリクトは6秒8だった。
してリクヤはというと、8秒6である。
…おい。誰だ出てこい。
こいつ遅くね?って思ったヤツ!!
あぁそーだよ!!俺は遅いんだよ!!
みんなに言われてんだよ!!お前走り方変じゃね??ってな!!!!
…これでも早くなったほうなんだ。前世の頃に比べたら快挙だぞ!!快挙っ!!
「くっそーまた負けた!!」
「奴良達に負けたー」
男子の1人が俺とお前ら何が違うんだよーと文句を言えば、リクオが笑顔で答える。
「だってボク達の爺ちゃんは妖怪の総大将だからね!」
「……」
男子達と話すリクオを横目でみているリクヤとリクトは、リクオを観察すること以外に何もすることが無いようで、地球にドラえ〇んの絵描き歌を歌いながら、どちらが上手くかけるか勝負をしている。
なんやかんやで10歳になったリクヤだったが、二度目の人生は成績を気にしなくてもいいかな。とは思っているのだった。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
「オレの方、顔うまいぞ。」
『マジか。俺は手足頑張るわ。』