リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
ガゴゼ編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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「でねでねー聞いてよお爺ちゃん!」
「ハッハッハッそりゃ傑作じゃな。」
ラーメンを食べながらさっきの事を嬉々として話すリクオとそうじゃなーと同意するぬらりひょんの横でリクオと同じ様にラーメンを食べるリクヤとリクトは2人の話を黙って聞いていた。
『(ふむ…リクオが醤油ラーメンを頼んだから俺は豚骨ラーメンにしたが…期間限定温玉ラーメンにすればよかった。)』
「ボク頑張るよ!!頑張ってお爺ちゃんみたいな立派な首領(ドン)になる!!」
「ふはは…頼もしいな。」
スハーと煙管をふかしながら笑うぬらりひょんにリクオは本当に強いの?と文句を言うように投げかけると、ぬらりひょんは熱く自分の全盛期を語り始める。
『(この話前も聞いたなー
あ、そういえばリクトは期間限定温玉ラーメンだったな。ちょっと貰お。)』
ズルズルとラーメンを啜りながら横目でリクオを見ると何度目かわからないぬらりひょんの全盛期物語を聞かされて目を輝かせている。
しかし、今回の標的リクトは2人の話に耳を傾けずにラーメンを黙々と食べている。
「よしリクオ、では今日もワシの妖術をご覧にいれよう。」
『爺ちゃんまた無銭飲食?程々にしなよ…』
「これがワシの畏れじゃからいいんじゃよ。」
『…まぁ別にどうでも良いんだけどね。
でも、俺このラーメンまだ食べ終わって無いから後で行く。
リクトもまだ終わってないんだろ?』
「おお。」
席を立ったリクオとぬらりひょんはラーメン屋から出る。
そしてリクトが再びラーメンを食べ始めたその頃合いを見計らって、目に見えぬような早業で箸を繰り出した。
『(リクトごめんな。俺の“雷(イカヅチ)”に勝てた奴はいねぇん…何!?)』
パシッ
「甘いな。リクヤ。お前だけじゃねぇんだぜ。それを使えるのは。
だから俺はその上を行く。ブロック&カウンター"雷返(イカヅチがえし)"」
リクヤの繰り出したその箸は、逆にリクトの素早く且つ、滑らかに動く箸にブロックされ、リクトの箸はリクヤのラーメンの器のふちに触れた。
「ふっ。勝った。」
『くそっ。』
「ラーメン欲しいなら一口くれって言えば良いだろ。」
『…すいませんでした。ラーメン一口下さい。』
「いいぜ。じゃあ一口づつ交換な。(実は俺も狙ってたなんて言えないから黙っとこ。)」
二人は仲良く一口づつ交換し出す。
『んーうまい。(けどやっぱ自分のが一番かもしれない。)』
「まぁまぁだな。(やっぱ自分のがうまいな。)」
二人仲良く同じ事を思うのであった。
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
俺達は今すごく悩んでいる。
俺達の小遣いから4人分のラーメン代を出すべきか、それとも無銭飲食に挑戦するか。
『ラーメン屋が可愛そうだぜ。』
「後、俺達が払ったらジジイが烏天狗にどやされる姿を見る事ができる。」
『…!リクト、思ったんだがこういうのやらねぇか?』
「おぉ、かっけぇ。」
・・
そして二人で話合った結果、後で割り勘しようってことになった。
「代金は2300¥になります。」
「5千円のお預かりですね。
おつりは、1700¥になり…あれ?お客様?おつりは…」
『「つりはいらねぇ。」』
「えっ!?」
レジで店員さんの代金をお知らせする言葉が聞こえ、リクヤは店員5千円札を渡し、あの決めゼリフを言い店から出る。
『うぉー!!ついに言えた。』
「すげぇ!かっけぇ!」
二人は店員さんのリアクションや、言った時の興奮について語りながら本家に帰って行った。
「総大将ーー!!」
その日、烏天狗がぬらりひょんを追いかけ回している姿を、リクヤ達が縁側でみていたのは言うまでもない。
注:リクヤ達は箸で戦っていますが、行儀が悪いので、真似しないで下さい。
「ハッハッハッそりゃ傑作じゃな。」
ラーメンを食べながらさっきの事を嬉々として話すリクオとそうじゃなーと同意するぬらりひょんの横でリクオと同じ様にラーメンを食べるリクヤとリクトは2人の話を黙って聞いていた。
『(ふむ…リクオが醤油ラーメンを頼んだから俺は豚骨ラーメンにしたが…期間限定温玉ラーメンにすればよかった。)』
「ボク頑張るよ!!頑張ってお爺ちゃんみたいな立派な首領(ドン)になる!!」
「ふはは…頼もしいな。」
スハーと煙管をふかしながら笑うぬらりひょんにリクオは本当に強いの?と文句を言うように投げかけると、ぬらりひょんは熱く自分の全盛期を語り始める。
『(この話前も聞いたなー
あ、そういえばリクトは期間限定温玉ラーメンだったな。ちょっと貰お。)』
ズルズルとラーメンを啜りながら横目でリクオを見ると何度目かわからないぬらりひょんの全盛期物語を聞かされて目を輝かせている。
しかし、今回の標的リクトは2人の話に耳を傾けずにラーメンを黙々と食べている。
「よしリクオ、では今日もワシの妖術をご覧にいれよう。」
『爺ちゃんまた無銭飲食?程々にしなよ…』
「これがワシの畏れじゃからいいんじゃよ。」
『…まぁ別にどうでも良いんだけどね。
でも、俺このラーメンまだ食べ終わって無いから後で行く。
リクトもまだ終わってないんだろ?』
「おお。」
席を立ったリクオとぬらりひょんはラーメン屋から出る。
そしてリクトが再びラーメンを食べ始めたその頃合いを見計らって、目に見えぬような早業で箸を繰り出した。
『(リクトごめんな。俺の“雷(イカヅチ)”に勝てた奴はいねぇん…何!?)』
パシッ
「甘いな。リクヤ。お前だけじゃねぇんだぜ。それを使えるのは。
だから俺はその上を行く。ブロック&カウンター"雷返(イカヅチがえし)"」
リクヤの繰り出したその箸は、逆にリクトの素早く且つ、滑らかに動く箸にブロックされ、リクトの箸はリクヤのラーメンの器のふちに触れた。
「ふっ。勝った。」
『くそっ。』
「ラーメン欲しいなら一口くれって言えば良いだろ。」
『…すいませんでした。ラーメン一口下さい。』
「いいぜ。じゃあ一口づつ交換な。(実は俺も狙ってたなんて言えないから黙っとこ。)」
二人は仲良く一口づつ交換し出す。
『んーうまい。(けどやっぱ自分のが一番かもしれない。)』
「まぁまぁだな。(やっぱ自分のがうまいな。)」
二人仲良く同じ事を思うのであった。
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俺達は今すごく悩んでいる。
俺達の小遣いから4人分のラーメン代を出すべきか、それとも無銭飲食に挑戦するか。
『ラーメン屋が可愛そうだぜ。』
「後、俺達が払ったらジジイが烏天狗にどやされる姿を見る事ができる。」
『…!リクト、思ったんだがこういうのやらねぇか?』
「おぉ、かっけぇ。」
・・
そして二人で話合った結果、後で割り勘しようってことになった。
「代金は2300¥になります。」
「5千円のお預かりですね。
おつりは、1700¥になり…あれ?お客様?おつりは…」
『「つりはいらねぇ。」』
「えっ!?」
レジで店員さんの代金をお知らせする言葉が聞こえ、リクヤは店員5千円札を渡し、あの決めゼリフを言い店から出る。
『うぉー!!ついに言えた。』
「すげぇ!かっけぇ!」
二人は店員さんのリアクションや、言った時の興奮について語りながら本家に帰って行った。
「総大将ーー!!」
その日、烏天狗がぬらりひょんを追いかけ回している姿を、リクヤ達が縁側でみていたのは言うまでもない。
注:リクヤ達は箸で戦っていますが、行儀が悪いので、真似しないで下さい。