リクオは三兄弟で、この小説ではリクオの上に夢主と夢主の弟(夢主とは双子)がいます
幼少期編
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夢主と夢主弟は双子で、リクオの兄です。
リクオは双子の2歳下の弟です
リクオは双子の2歳下の弟です
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目を開くと目の前には奴良組本家にある枝垂れ桜があった。
月明かりに好かされて桃色の花弁がとても綺麗だ。
「俺…何時の間に…」
リクヤ はきょろきょろと周りを見回してみるが誰もいない、状況を理解出来ず固まっていると不意に男に声をかけられた。
「よぉ。」
『っ!』
声をかけた男は枝垂れ桜の枝に腰掛けていた、漫画では何時も夜のリクオがいるところである。
『お前…誰だよ。』
「俺はお前だろ?」
太い枝に腰掛ける男はリクヤの知っているリクオのような感じではない。
更には何ということでしょう!!
ぬらりひょんの特徴とも言えるあの髪が、頭がないのだ。あの無重力ヘアーが!!…いや、髪がないという言い方は少々語弊があるのかもしれない。風になびく長い髪が見えているのだから。
『どういう意味だよ…』
「お前もあいつと同じなんだよ。」
『あいつって…リクオか?』
「あぁ、あいつがぬらりひょんの孫で有るようにお前もぬらりひょんの孫だ。」
『…それはしってる。(トリップしたイレギュラーだけど…)』
「だからリクオが4分の1は妖怪であるようにお前も4分の1は俺だ。」
『………は?”俺”?』
何か今この男とんでもない事言わなかったか?
…いや、聞き間違いじゃないよな??
『えーと…頭大丈夫ですか??どこか打ちましたか??』
「…何言ってんだ……??」
不安になってふざけて見れば、逆に呆れられたぞ??
…ほら、お前こそ頭打ってないかって目で見られてるよ?
…打ってない……打ってないから安心して!!
『……つまりお前は俺と同一人物だと?』
「そう言うことだ。やっと理解したか。」
何だか突然話が発展し過ぎて理解しずらいぞ?
これが俺だと言うのなら、何で今俺とこいつは会話出来てんの? 同一人物なんだろ?
…しかもさ、リクオと同じような感じなら、無重力ヘアーがある筈だよね??あってこそのぬらりひょんだからね??
…はっ!!…まさか………
…俺はぬらりひょんの孫の孫じゃない!?
リクヤは、これでもない、あれでもないと次々色々な考えを浮かばせては消していく。
「…おっと、そろそろ時間だな。」
考え込むリクヤをしばらく待っていてくれた様だが、夜の自分だと言うその男は、ふと思い出したようにそう言った。
『時間?』
「お前倒れたんだぜ?覚えてないのか?」
『倒れた?…あ……』
男の言葉で今までの経緯をリクヤは思い出す。
『っっ!!鯉伴は?みんなは?』
「そんなの俺が知るかよ、自分で確かめろ。」
いつの間にか枝から降りてリクヤの目の前にいた男はリクヤの背中を枝垂れ桜の反対方向に押した。
『おっ…おい!!』
「頑張れよ、”昼”の俺…
……死ぬんじゃねぇーぞ…」
その言葉を最後にリクヤの視界から男が消え、枝垂れ桜や周りの風景も消えてリクヤ以外何もなくなった
月明かりに好かされて桃色の花弁がとても綺麗だ。
「俺…何時の間に…」
リクヤ はきょろきょろと周りを見回してみるが誰もいない、状況を理解出来ず固まっていると不意に男に声をかけられた。
「よぉ。」
『っ!』
声をかけた男は枝垂れ桜の枝に腰掛けていた、漫画では何時も夜のリクオがいるところである。
『お前…誰だよ。』
「俺はお前だろ?」
太い枝に腰掛ける男はリクヤの知っているリクオのような感じではない。
更には何ということでしょう!!
ぬらりひょんの特徴とも言えるあの髪が、頭がないのだ。あの無重力ヘアーが!!…いや、髪がないという言い方は少々語弊があるのかもしれない。風になびく長い髪が見えているのだから。
『どういう意味だよ…』
「お前もあいつと同じなんだよ。」
『あいつって…リクオか?』
「あぁ、あいつがぬらりひょんの孫で有るようにお前もぬらりひょんの孫だ。」
『…それはしってる。(トリップしたイレギュラーだけど…)』
「だからリクオが4分の1は妖怪であるようにお前も4分の1は俺だ。」
『………は?”俺”?』
何か今この男とんでもない事言わなかったか?
…いや、聞き間違いじゃないよな??
『えーと…頭大丈夫ですか??どこか打ちましたか??』
「…何言ってんだ……??」
不安になってふざけて見れば、逆に呆れられたぞ??
…ほら、お前こそ頭打ってないかって目で見られてるよ?
…打ってない……打ってないから安心して!!
『……つまりお前は俺と同一人物だと?』
「そう言うことだ。やっと理解したか。」
何だか突然話が発展し過ぎて理解しずらいぞ?
これが俺だと言うのなら、何で今俺とこいつは会話出来てんの? 同一人物なんだろ?
…しかもさ、リクオと同じような感じなら、無重力ヘアーがある筈だよね??あってこそのぬらりひょんだからね??
…はっ!!…まさか………
…俺はぬらりひょんの孫の孫じゃない!?
リクヤは、これでもない、あれでもないと次々色々な考えを浮かばせては消していく。
「…おっと、そろそろ時間だな。」
考え込むリクヤをしばらく待っていてくれた様だが、夜の自分だと言うその男は、ふと思い出したようにそう言った。
『時間?』
「お前倒れたんだぜ?覚えてないのか?」
『倒れた?…あ……』
男の言葉で今までの経緯をリクヤは思い出す。
『っっ!!鯉伴は?みんなは?』
「そんなの俺が知るかよ、自分で確かめろ。」
いつの間にか枝から降りてリクヤの目の前にいた男はリクヤの背中を枝垂れ桜の反対方向に押した。
『おっ…おい!!』
「頑張れよ、”昼”の俺…
……死ぬんじゃねぇーぞ…」
その言葉を最後にリクヤの視界から男が消え、枝垂れ桜や周りの風景も消えてリクヤ以外何もなくなった