EX2:悪友カンファレンス
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※下品注意 ほぼ会話
「松島ひゃん、松島さん、ちょっと聞いて!」
「なに?どうしたの?」
「彼氏モードの笹谷、やばい!」
「あー。付き合ったんだって?おめでと。で、無事やられた?」
「やられたやられた!ん?いや、やられてない!!」
「どっちよ!!」
「心情的にはやられたけど、肉体的にはやられてない!」
「はーい、キッチリやられてからまた来てくださいー」
「そんな?!ヒドイ!!ちょっと聞いてくれてもいいじゃん!!」
笹谷とのデートの次の日。
松島を見つけるやいなや一気にまくしたてた私に対し、つれない態度の松島。
しばらくぶーたれていると、彼女は心底めんどくさそうに読んでいたマンガを閉じ、私の方へ向き直った。
「はい、それでは、現在の進行状況をお話ください」
「告白して、キスして、付き合って、初デートしてキスしたところです」
「お引き取り下さい」
「なんで!!正直に言ったのに!」
「っていうか、ホントに?あの笹谷が、キスしかしてないの?まだ?」
「ちょっと!笹谷の事なんだと思ってるの!」
「前に見た男優に似てる」
「男優って何?!」
「付き合って秒でナントカ?」
「……ひどい……いくら何でもひどすぎる」
「え?違うの?」
「……ホテルに行こうとは言われたけど」
ぶっフォーと松島が噴き出す。
「きたないよ、松島……」
私の抗議をものともせず、つかみかかる勢いで松島が気色ばんだ。
「断ったの?アンタ?!」
「いや、だって、多分、冗談だよ?ていうか、まだ、その、心の準備が……」
「そんなの付き合った時点で覚悟しときなさいよ」
「いや、心の準備はしてたよ?でも、でもさ、あのね、笹谷が」
「だから、どうしたのよ」
「何かちがう!全然!別人!」
「別人ってアンタ、別人に抱かれるつもりなの?」
「ちがう!そーじゃなくて、確かに笹谷なんだけど、なんか……慈しみの笹谷で……あと、エロイ!エロイ!」
「何で2回言う……」
「もう、なんか、好きにして!って感じになる!」
「……あんた、そんなこと言うけど、それホントに?」
「うう!」
「いざとなったら、怖気づくんでしょ?」
「そ、そんなことないよ!」
「あんた、キスはしたした言うけど、そのキスどんなもんよ?」
「ん?」
「ベロチュー?」
「や、まだそんなっ!」
「はぁ?そんなんでキスとか語ってんじゃないわよ」
「いやいや、だって」
「こんなところで狼狽えて、この先長いわよ?」
「バカにして!覚悟はできてるって!」
「じゃあ胸は?」
「ううっ!」
「はぁ?!じゃあ、×××は?」
「ひぃぃぃぃいーっ」
「告白とキスが同時でしょ?じゃあこの辺も同時がありうるかもね」
「いやいやいやっ!そんなの!私にはまだ早い!」
「はぁ?好きにして!って感じなんでしょ?」
「そんなこと、私、言った?」
「……言ってたよ……」
「ウソだ!」
頭を抱えてのたうちまわる私に、松島は冷ややかな目を向ける。
「覚悟きめてきっちりやられてきなさい」
「やられるの前提なの!?」
「そりゃそうでしょうに……」
「ちょっと待って!私がやられるばっかりで、私がやるコトって何かないの?!」
「は?……なら股間でももんでやりゃいいんじゃない?」
「こ、……!」
「触って、掴んで、上下にでも動かしてやりゃ」
「はーい、そこまで。あんまり変なコト吹き込まないでね、松島ちゃん。その辺は俺が教えるから」
「……ったく笹谷、出てくるの遅いよ。結構前からいたでしょ」
「いや、結城の葛藤が面白すぎて」
「!!!」
「『もう好きにして』だって。そんなわけで笹谷くん、友紀お持ち帰りくださーい」
「松島、悪いね、いつも」
私そっちのけで私の身柄の取引をする笹谷と松島。
これはもはや人身売買の悪徳ブローカーだ!
笹谷に首根っこを掴まれた私は、必死に振り返って叫ぶ。
「はかったな!松島!」
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Bad Friends Conference
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「松島ひゃん、松島さん、ちょっと聞いて!」
「なに?どうしたの?」
「彼氏モードの笹谷、やばい!」
「あー。付き合ったんだって?おめでと。で、無事やられた?」
「やられたやられた!ん?いや、やられてない!!」
「どっちよ!!」
「心情的にはやられたけど、肉体的にはやられてない!」
「はーい、キッチリやられてからまた来てくださいー」
「そんな?!ヒドイ!!ちょっと聞いてくれてもいいじゃん!!」
笹谷とのデートの次の日。
松島を見つけるやいなや一気にまくしたてた私に対し、つれない態度の松島。
しばらくぶーたれていると、彼女は心底めんどくさそうに読んでいたマンガを閉じ、私の方へ向き直った。
「はい、それでは、現在の進行状況をお話ください」
「告白して、キスして、付き合って、初デートしてキスしたところです」
「お引き取り下さい」
「なんで!!正直に言ったのに!」
「っていうか、ホントに?あの笹谷が、キスしかしてないの?まだ?」
「ちょっと!笹谷の事なんだと思ってるの!」
「前に見た男優に似てる」
「男優って何?!」
「付き合って秒でナントカ?」
「……ひどい……いくら何でもひどすぎる」
「え?違うの?」
「……ホテルに行こうとは言われたけど」
ぶっフォーと松島が噴き出す。
「きたないよ、松島……」
私の抗議をものともせず、つかみかかる勢いで松島が気色ばんだ。
「断ったの?アンタ?!」
「いや、だって、多分、冗談だよ?ていうか、まだ、その、心の準備が……」
「そんなの付き合った時点で覚悟しときなさいよ」
「いや、心の準備はしてたよ?でも、でもさ、あのね、笹谷が」
「だから、どうしたのよ」
「何かちがう!全然!別人!」
「別人ってアンタ、別人に抱かれるつもりなの?」
「ちがう!そーじゃなくて、確かに笹谷なんだけど、なんか……慈しみの笹谷で……あと、エロイ!エロイ!」
「何で2回言う……」
「もう、なんか、好きにして!って感じになる!」
「……あんた、そんなこと言うけど、それホントに?」
「うう!」
「いざとなったら、怖気づくんでしょ?」
「そ、そんなことないよ!」
「あんた、キスはしたした言うけど、そのキスどんなもんよ?」
「ん?」
「ベロチュー?」
「や、まだそんなっ!」
「はぁ?そんなんでキスとか語ってんじゃないわよ」
「いやいや、だって」
「こんなところで狼狽えて、この先長いわよ?」
「バカにして!覚悟はできてるって!」
「じゃあ胸は?」
「ううっ!」
「はぁ?!じゃあ、×××は?」
「ひぃぃぃぃいーっ」
「告白とキスが同時でしょ?じゃあこの辺も同時がありうるかもね」
「いやいやいやっ!そんなの!私にはまだ早い!」
「はぁ?好きにして!って感じなんでしょ?」
「そんなこと、私、言った?」
「……言ってたよ……」
「ウソだ!」
頭を抱えてのたうちまわる私に、松島は冷ややかな目を向ける。
「覚悟きめてきっちりやられてきなさい」
「やられるの前提なの!?」
「そりゃそうでしょうに……」
「ちょっと待って!私がやられるばっかりで、私がやるコトって何かないの?!」
「は?……なら股間でももんでやりゃいいんじゃない?」
「こ、……!」
「触って、掴んで、上下にでも動かしてやりゃ」
「はーい、そこまで。あんまり変なコト吹き込まないでね、松島ちゃん。その辺は俺が教えるから」
「……ったく笹谷、出てくるの遅いよ。結構前からいたでしょ」
「いや、結城の葛藤が面白すぎて」
「!!!」
「『もう好きにして』だって。そんなわけで笹谷くん、友紀お持ち帰りくださーい」
「松島、悪いね、いつも」
私そっちのけで私の身柄の取引をする笹谷と松島。
これはもはや人身売買の悪徳ブローカーだ!
笹谷に首根っこを掴まれた私は、必死に振り返って叫ぶ。
「はかったな!松島!」
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Bad Friends Conference
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