短編(潔)
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彼氏がブルーロックから帰ってきた。
彼が強化指定選手として招集を受けてから、約2カ月ぶりの再会。
久々に見る世一は顔つきがシャープになり、表情も大人びているように感じた。
彼の部屋で、ベッドを背もたれにして床に座りくつろぎながらお喋りをする。
「わあ、世一、逞しくなったね」
「一日中サッカーだし筋トレも大分したからな」
腕を曲げて私に見せつけるように力こぶを作ってくる(長袖だから隠れてるけど)。
元々、筋肉がなかったわけではないけど、細身な体型だった世一。隣にいる彼に横から抱きつくとその胸板の厚さや腕周りの太さの変化がよく分かった。
へぇー、わぁー、すごーい。ぺたぺたと身体を触りながらはしゃぐ私。自分にはない筋肉の硬さが珍しくて、つついたり押したりして確かめるように触った。ちょっと見ない間にこんなにかっこよくなっちゃって、他の女の子にモテちゃうんじゃないか心配…。
世一はどこか得意げな顔で私を嬉しそうに見つめ、私の肩を引き寄せる。
「もしかしてお腹も割れてるの?」
「!」
トレーナーの中の腹筋に手を伸ばすと想像通りカチカチになったシックスパックがあった。
きゃー、もう、私の彼氏かっこいい!
「ちょっと、服の中は禁止!」
「えー、なんでよ」
触られないように私の手首を捕まえて服から出すと、ゆっくりと床に押し倒された。ん、あれ?
「これ以上は、俺もとまらなくなっちゃうから…」
至近距離にある世一の顔。身体の熱で、私の太ももの間には世一の膝が置かれていることを把握する。そして顔のすぐ横には世一の腕。
鼻と鼻がくっついてしまうほどの距離でそう囁かれると、何度だってキスも、それ以上もした事のある彼氏なのに心拍数が高まって、あれ、世一ってこんなことできる人だったっけ。
ぐるぐると思考しているとそのままちゅ、と口づけられる。
「んっ」
「あれ、顔赤いけど?」
「ひゃっ、ちょっと、服の中、だめ!」
「さっきのお返し」
そう言われ床に転がったまま、ちゅ、ちゅ、と軽いキスを楽しむ私たち。久しぶりの唇の感触、頬をかすめる鼻先、柔軟剤の香りに彼がそばにいることを実感して、ブルーロックに帰したくないなぁ、とその背中をぎゅっと抱きしめた。
終
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