「万事屋と出会う」
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「(そう言えば、まだお妙さんにご挨拶に行ってなかったな…。お給料入ったし、買い物がてら行ってこよう)」
今日はオフの日だったので、私はふと思い立ってお妙さんに会いに行く事にした。
場所は以前近藤さんから聞いたから問題なく行けるだろう。
身支度をして、私はお妙さんの道場へ向かった。
ーーーーーー……
「…結構立派な道場だなぁ。お妙さん居るかな? すみませーん」
?「はーい、どちら様でしょうか?」
門を叩くと、メガネをかけた男の子が出てきた。
「こんにちは。花房小春と申しますが、お妙さんはいらっしゃいますか?」
?「(可愛い人だなぁ…) あっ、はい。中に居るので上がってください」
「お邪魔します」
中に通されると、メガネの子が居間まで案内してくれた。
彼は新八くんと言って、お妙さんの弟さんらしい。
新「姉上、お客さんですよ」
妙「お客さん? あら、あなたは小春ちゃんじゃない!わざわざ来てくれたの?」
「お妙さんこんにちは。少し来るのが遅くなりましたが…あ、これハーゲンダッツ。良かったら食べてください」
妙「ありがとう!私ハーゲンダッツ大好きなの♪ せっかくだし、一緒に食べましょ。新ちゃんもこっちに来て食べましょう」
新「えっ、僕もいいんですか?」
「たくさん買ってきてしまったので、良かったら一緒にどうぞ」
新「…じゃあ、お言葉に甘えて //」
妙「小春ちゃんももっと気楽に話しましょ? 女同士だし、ね?」
「…そしたら、お妙ちゃんって呼んでもいいかな? きっと私の方が年上だから、タメ口でも大丈夫?」
妙「全然いいけど、小春ちゃんって幾つなの?」
「私25歳です」
新妙「「えっ!」」
新「姉上と同じくらいだと思ってました…」
妙「そしたら小春さんね…」
「ちゃんでいいよ。…童顔だから幼く見られがちなんだよね」
妙「老けて見られるよりいいわよ〜。…ところで、あれから何かされたりとかしてない? 大丈夫?」
「全然大丈夫。みんな優しいし、楽しく過ごしてるよ」
新「何かあったんですか?」
妙「小春ちゃん、真選組で働き始めたのよ。ほら、あそこって男の人しか居ないじゃない?」
新「えぇえ!? 真選組で!? ;;」
「私は雑務だから、大体掃除とか洗濯とかが多いけどね。あとは近藤さんの怪我の手当てとか」
新「近藤さんの…あっ(察し)」
妙「そんなの放っておけばいいのに」
「んー、これが何だか放っておけないんだよね…」
こうして何だかんだ話が盛り上がり、気づけば二時間程経っていた。
「あれ、もうこんな時間。そろそろおいとましますね」
妙「もう帰っちゃうの? 何なら泊まってっちゃってもいいのよ?」
「お泊まりはまた今度にするよ。みんなが心配するから」
妙「わかったわ。また何時でも遊びに来てね」
「うん、新八くんもまたね」
新「はい。気をつけてくださいね」
私は二人に手を振ると、道場を後にした。
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