第一話
夢小説設定
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『退院した時に着る服とか必要なものを買いに行きたいです。…でも、お金がないのでお給料を前借りさせてください』
近「金の事なら気にするな!必要経費としてこっちで落とすから、好きな物何でも買っていいぞ」
『何から何まですみません、ありがとうございます!』
山「付き添いなら俺が行きますよ」
近「そうだな。俺が一緒に行きたいところだが、仕事がちょっと立て込んでてな…悪いが頼むぞ」
『よろしくお願いします』
近「じゃあ俺はもう戻るよ。仕事投げて来たからトシに怒られちまう」
『ありがとうございました』
近「とんでもない!小春さんがうちに来るの楽しみにしてるよ。お大事にな」
「!! ///;;」
近藤はそう言って小春の頭をぽんと撫でると部屋を出ていった。
小春はというと、初めて男性から頭を撫でられた事に顔を赤くした。
「(び、びっくりした…やばい、凄くドキドキする…///)」
山「大丈夫? 体調もあるだろうから、買い物は明日行きましょう! 着ていく服も準備しときますから」
『本当に助かります! 明日よろしくお願いしますね』
山「こちらこそよろしくお願いします!じゃあ俺もそろそろ行きますね。ゆっくり休んでください」
小春は頷くと山崎に手を振った。
山崎も照れながら小春に手を振って病室を出ていった。
「(…楽しみだな…早く退院したいな)」
小春は明日買うものを紙に書き出す事にした。
「(えっと、着物は3枚、下着も3組、歯磨きセットにタオル、財布…化粧道具まではさすがに悪いよね…お給料入ったら買お。あ、鞄も買わないとか…)」
気づけば夕飯の時間になったようで、看護師さんがご飯を持って来てくれた。
外出した時は念の為食事はしないように言われた。残念。
その日は明日を楽しみに小春は眠りについたのだった。
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