第五話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
土「いいか、祭りの当日は真選組総出で将軍様の護衛につくことになる。将軍にかすり傷一つでもつこうものなら俺達全員の首が飛ぶぜ!そのへん心してかかれ」
「今回からは私も参加するからよろしくね」
山「小春さんも? 危なくないですか?」
「私はあくまでも皆のサポートだから、なるべく直接の戦闘は避けるつもりだよ」
土「間違いなく攘夷派の浪士どもも動く。とにかくキナくせー野郎を見つけたら迷わずブッた切れ。俺が責任をとる」
沖「マジですかィ土方さん…俺ァどーにも鼻が利かねーんで、侍見つけたらかたっぱしから叩き斬りますァ。頼みますぜ」
土「オーイ、みんなさっき言ったことはナシの方向で。それからコイツは未確認の情報なんだが、江戸にとんでもねェ野郎が来てるって情報があんだ」
沖「とんでもねー奴? 一体誰でェ。桂の野郎は最近おとなしくしてるし」
土「以前料亭で会談をしていた幕吏十数人が皆殺しにされた事件があったろう。あらぁ奴の仕業よ。攘夷浪士の中でも最も過激で最も危険な男…高杉晋助のな」
「何事も無ければ一番いいけど、一応みんなに緊急薬渡しておくからね。これ飲むと治癒力上がるから怪我した時に飲んでね」
山「そんな凄い薬があるんですか」
沖「治癒力上がる薬って…これ何の成分入ってんでィ?」
「え? 私の血だけど?」
山「いやいやいや、そんな当たり前みたいに言わないでくださいよ!;;」
「この間私が獣操族だって話したでしょ? この腕輪もカプセル作るのと契約のためにあるんだから使わないと」
沖「まぁそりゃそうだ」
「飲みたくなければ飲まなくてもいいからね。本当に危ない時に飲んでくれればいいよ」
土「契約を使うにしても体力使うんだろ?無理はするなよ?」
「うん、ありがとう!」
土「よし、話は以上だ。解散!」
小春は部屋に戻ると、最近護身用で買った小太刀を太ももに付けたホルダーにしまった。
「手ぶらで何かあったらまずいし、これなら邪魔にならないからいいね。さて、そろそろ行こうかな」
小春は部屋を出て屯所の入口に向かった。
.