第二話
夢小説設定
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「やっと退院だ〜!」
お世話になった医師や看護師達に見送られて小春が外に出ると、目の前に1台のパトカーが停まった。
山「小春さん、お待たせしました!」
車の窓から山崎が顔を出し、後部座席から近藤が降りてきた。
近「小春さん、退院おめでとう!荷物持ちますよ」
「山崎さん、近藤さん、ありがとうございます!」
近「さっ、こちらにどうぞ」
「はい。パトカー乗るの初めてだから、ちょっとワクワクします」
山「中は普通の車と大差ないですけどね。じゃあ出発しますね」
「よろしくお願いします」
小春を乗せ、パトカーは真選組屯所に向かって走り始めた。
そして車内では唐突に恋愛トークが始まった。
近「小春さんって彼氏居ないの?」
「居ないですね〜」
山「意外ですよね、こんな可愛いのに」
近「ホントだよな…お妙さんに引けを取らないくらい可愛いのにな」
「あ、あんまり可愛い可愛い言わないでください…恥ずかしいです…///;;」
山・近「「可愛い」」
「かっ、からかわないでくださいよ!///;;」
近「こりゃ真選組の男共が黙っちゃいないな。小春さん、何かされそうになったら俺の所に来てくださいね!」
山「俺の事も頼ってくださいよ?」
「お二人共頼りにさせてもらいますね♪」
山「ちなみに、小春さんはどんな男の人がタイプですか?」
「そうですね……優しくて一途な人かな? あと年上がいいです」
近「小春さん、歳いくつ?」
「私、25歳です」
山「えぇっ!もっと若いと思ってました」
近「じゃあ酒飲めるな!今日の歓迎会で酒も出すから、大丈夫ならどんどん飲んでくださいね」
「ほんとですか? 私、結構お酒好きなんで楽しみです♪」
山「お酒強いんですか?」
「人並みですかね。弱くはないと思います」
近「じゃあ今度晩酌付き合ってほしいな〜なんて…」
「全然いいですよ!私も晩酌好きなんです♪」
近「ほ、本当に!?」
山「局長がお誘いにOKもらってる…!!」
「? お給料頂いたら、前好きだったお酒買うので一緒に飲みましょう……って、近藤さん?どうかしました?;;」
近「あぁ、すまん。女性と飲むのOKもらったの初めてだから感動しちゃって…」
「そうなんですか? 私で良ければいつでも声かけてくださいね」
近「女神だ…」
山「そろそろ着きますよ」
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