第一話
夢小説設定
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山「あらかた買えましたね」
「?」
山「ん? …あれは…」
小春が指差した先に居たのは近藤と1人の女性だった。
近「お妙さん!こんな所で会うなんて奇遇ですね!」
妙「あらこんな所にゴリラが。早く動物園に引取りに来てもらわなきゃ」
少し離れた所から様子を見ていた小春は少し心がモヤッとしたが、何故なのか自分でもよく分からなかった。
『あの人は?』
山「あの人は志村妙さん。局長が一方的に惚れ込んでストーカーしてるんです」
「……」
山「局長、またストーカーですか?」
近「ん? おぉ、山崎と小春さんか!」
妙「あら? 初めて見る方ね。山崎さんの彼女さん?」
山「かっ、彼女!? ///;;」
近「(モヤッ) いえいえ、この子は今度真選組で働く事になった小春さんです。今は入院中なので、退院したら真選組の屯所に住み込みで働いてもらう予定なんです」
『花房 小春です。今は首を怪我して声が出せませんが、よろしくお願いします』
妙「あら、そうだったのね!私は志村妙よ。 …でもこんな可愛い子があんなムサっ苦しい男だらけの真選組に居て大丈夫なの?」
山「反論出来ない…」
『私を相手にするような人はきっと居ないと思うので大丈夫ですよ』
妙「そんな事ないわよ小春ちゃん! 男は皆狼なの!この人なんてゴリラの皮かぶった変態なんだから、一番気をつけないとダメよ!!」
『でも、近藤さんはお妙さんが一番なんでしょう?』
近「そうですよ!俺にはお妙さんしか居ませんから!」
「(モヤモヤ…)」
妙「黙れゴリラ。小春ちゃん、うちの道場ならいつでも空いてるから、何かある前に来るのよ?」
『わかりました。退院したら、改めてご挨拶に伺いますね!』
妙「わかったわ。…本当に気をつけるのよ?」
『OKです』
妙「じゃあ私はそろそろ行くわね。またね、小春ちゃん」
近「じゃあ俺も一緒に「ついてくんな!」」
山「俺らは買い物も終わったし、そろそろ病院に帰りましょうか」
近「…俺も病院まで見送りさせてもらっていい?」
『近藤さんも一緒に行きましょう』
近「小春さん優しい…」
こうして3人は病院へ戻る事にした。
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