12th down
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次の日…
部室の外では作業員達が工事をしていた。
モ「うへぇ~」
セ「今度は何作るんだろ…」
ヒ「ロッカールーム」
全員「「「おおおおお!!」」」
栗「確かに…部員増えて狭かったけどね」
ヒ「『一勝ごとに増築』って校長の約束でな。賊学戦勝利記念だ」
セ「どこまで部室大きくなんだろ…」
「ねぇねぇおいちゃん、これどれ位で建つの?」
男「(おいちゃん…) …最速で三週間だな」
ヒ「一週間で建たねーか」
男「無茶苦茶言うな。コンクリートも乾かねえよ」
ヒ「よし人海戦術だ。テメーらも働け!」
一同「「「えーー!?」」」
ヒ「ちょうどトレーニングになんじゃねえか土木作業。基礎体力の鍛錬だ!」
ーーーー…
十「クッソこれ奴隷じゃねーか!何が基礎トレーニングだ!」
黒「基礎体力なんかもうあるっつうの」
セ「基礎って辛いね…」
モ「基礎もいいけど、早く必殺キャッチとかの練習してえなー」
男「……」
そんなことを言っているモン太達を見た琴音はタオルを巻いた男に声をかけた。
「…ねぇ、おいちゃん」
男「ん? なんだ?」
「家の基礎にブロック並べないで、わざわざコンクリート練って作るのはどうして?」
男「基礎を手ェ抜いたらすぐダメになるからだ」
「何十年使う建物じゃなくても?」
男「当然だ。最後まで倒れねぇで立ってられんのは、基礎からしっかり造ったヤツだけだ!」
セ·モ「「……」」
「そうだよね。教えてくれてありがとう!」
男「…知ってて聞いたな?」
「うん」
ーーーー…
【グラウンド】
ま「昨日も少し分かれて練習してたけど…今日からきっちり組分けします。まず前衛組、栗田先生!ブロックやタックルを練習していきます。そして後衛組、ヒル魔先生!走やパスを練習していきます」
セ「うう…栗田先生のが優しそうだなぁ;;」
雪「ノートルダムの選手とあのブラックシールドさんと同じ組で練習なんて…感激です!よろしくです!」
セ「い、いや、こちらこそ…」
「よろしくお願いします!」
ヒ「よーし、パスの基礎からみっちり叩き込むぞ!パスルート覚えてきたか!」
セ「……;;」
モ「やべ、ほとんど忘れちった;;」
「全部分かる」
雪「えーと、昨日の夜大体は予習して…」
ヒ「よし、糞ハゲ試すか」
雪「え!いや頭で覚えただけなんで実績では…;;」
ヒ「ブラックシールドは糞ハゲの次な。ボール渡す役やれ」
「あいよー」
その後、練習で基礎の大切さを知ったセナ達はみっちり練習に励んだのだった。
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