12th down
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あれから琴音は客席から神龍寺の試合を撮っていた。
その中で琴音が真似出来そうなものは、やはり一休のバック走だった。
「試合終了、神龍寺ナーガ優勝! 」
琴音はビデオを畳み、鞄にしまう。
人が少なくなったら自販機に寄ろうと考えていた琴音は時間潰しに携帯を開いた。
「あ、ヒル魔先輩からメール…"試合終わったら東京の地区大会会場まで来い"…東京は確か王城ホワイトナイツと西部ワイルドガンマンズだったよね。向こうに着くの終盤になっちゃうかもなぁ」
琴音は時計を確認してから立ち上がり、自販機コーナーへ向かった。
ーーーーー…
[自販機コーナー]
「炭酸と紅茶、どっちにしよう…」
一「あっ!鈴原さん…!」
琴音が自販機とにらめっこしていると、一休、山伏、雲水の三人がこちらに歩いてきた。
「あ!三人ともお疲れさまでした!」
雲「ありがとう。鈴原さん、真剣な顔をしていたがどうしたんですか?」
「炭酸と紅茶どっちにしようか迷ってて。あ、私の事は名前で呼んでください。あと、雲水さん達のが先輩なんで、タメ口でいいですよ」
雲「そうか。…ところでどうして名前を…」
「あっ、私、泥門デビルバッツのマネージャーやってるんで選手の事はあらかた調べてるんです」
山「道理で詳しいと…」
一「そしたら琴音ちゃんは泥門の1年生って事? …てか、今日学校は?;;」
「サボり」
一「マジっすか」
山「意外だな」
「そうですか? …そうだ!せっかくだし、連絡先交換しませんか?」
一・山「「是非!!! ///」」
「ありがとうございます!」
一「あ、あのさ、琴音ちゃんもタメ口でいいよ? ///」
「えっ、雲水さんも山伏先輩も?」
雲「ああ、構わない」
山「おぅ、全然いいぞぅ///」
「そっか!じゃあ、よろしくね♪」
雲「(…可愛いな…)」
一「(何これ鬼カワイイ…!)」
山「(琴音ちゃんめっちゃ可愛い…!)」
「?」
急に黙って琴音を見る三人に琴音は首を傾げるのだった。
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