11th down
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戸「(女子ってこんな手ェちっちゃいんだな…///)」
黒「(やべぇ、ちょっと緊張してきた…///;;)」
「あ!二人ともごめんね、手握ったままだったね!;;」
十「なあ琴音、お前色んな奴にそういう事してんのか?」
「そういう事?」
十「抱きついたり、手握ったり…」
「ん~…男女問わずやっちゃうんだけど、テンション上がっちゃうとつい出ちゃう癖みたいなもんなんだよね…。」
十「なるほどな。でもそれ色々誤解されねぇか?」
「ああー女の子からは何回かあったな…『ぶりっ子すんな』とか『ビッチ』とか言われた事はある…。やっぱり直した方がいいのかな、この癖…」
黒「でも癖なんだろ? 無理に直さなくてもよくね?」
戸「媚び売るためにやってる訳じゃないならいいと思うけどな」
十「でも、彼氏いるならやめた方がいいぜ?」
「私、彼氏出来たことないんですけど…」
戸「は?」
十「はぁ?」
黒「はぁああぁあ!?」
十「1回もねぇのか?;;」
「ない」
黒「告られたり、告ったりは?」
「告られた事はあるけど、告った事はないよ。そもそも恋愛の好きがイマイチ分からなくて…恋愛はしたいけどさ」
十「へぇー、彼氏いないのは意外だな」
黒「ちなみに好きなタイプは?」
「月並みだけど、優しくて一緒に居て楽しい人かな」
十「ほんと月並みだな。やっぱイケメンがいいとかあんのか?」
戸「止めろ十文字!女の子はみんなイケメンがいいに決まってんだ!! 俺らの心をえぐるのやめろ!」
「私、顔はあんまり気にしないかな。ある程度身だしなみ気を使って、清潔感あるならイケメンじゃなくてもいい。あ、ある程度の基準はあるけどね…」
黒「俺らにも希望が出てきた…」
戸「基準より上じゃないとダメなんだからな?」
「あ~あ…恋愛してみたいな~。恋するってどんな気分なんだろ」
琴音はぼんやりと空を見上げた。
ぐぅ
…が、不意にお腹がなってしまった。
「あっ、やだお腹なっちゃった…早くご飯食べに行こう!///;;」
十「フッ、そうだな」
「ちょ、十文字くん笑わないでよ!」
こうして4人はじゃれ合いながらお店へ向かったのだった…。
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