11th down
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琴音がかき氷を食べながらフラフラしていると、葉柱達が座って何か作業をしていた。
「あれ?ルイ兄ちゃん達、何でここに居るの?」
ル「カッ!この間の試合で負けたから、暫くアイツの奴隷なんだよ…!」
「ヒル魔先輩ね…;; で、何作ってるの?」
ル「弾に乾燥剤詰めてんだ。…クソッ、何でこんな事しなきゃなんねーんだ」
「大変な作業だねぇ…かき氷食べる? 私の食べかけで悪いんだけど」
その言葉に賊学メンバーが一斉に琴音の方を向いた。
「え、皆かき氷食べたいの? 回し食べ大丈夫なら皆に一口ずつあげるよ?」
葉「お前のぶんが無くなっちまうだろ」
「結構氷あるから大丈夫だよ!じゃあルイ兄ちゃんからね。はい、あーん」
葉「ッ!! バカ!テメーら見てんじゃねぇ!! ///;;」
葉柱の一喝に他のメンバーは急いで顔を背けた。
葉「……///;;」
「早くしないと溶けちゃうよ?」
葉「カッ!(こいつは俺が惚れてんのも知らねえでよくこんな事すんな…)///;;」
葉柱は顔を赤くしながらも、琴音の差し出しているかき氷を口に入れた。
「どう?」
葉「あぁ、ウメェよ…///」
「たまにはかき氷食べるのもいいよね~♪ 色着いちゃうのが難点だけどね…じゃあ次誰食べたい?」
全員「「「「俺食べたい!!」」」」
「…みんな、かき氷大好きかよ」
葉「(好きなのはかき氷じゃなくてテメェだよ…)」
「じゃあ順番だからね!…よし、手前に居る一美ちゃんからにしよう。はい、あーん」
井「あー。……こ、これ思ってる以上に恥ずかしいな…!///;;」
「そう? 私これするのもされるのも好きなんだけどなぁ…。じゃあ次は近藤くんねー」
近「あ、俺、井上の後じゃなくて琴音ちゃんの後のがいいわ」
「? どして?…あっ、なるほどね!」
近「そうそう、わかった?」
「一美ちゃん、近藤くんに嫌われてんの?」
井「なんでだよ!!!? ;;」
「え、一美ちゃんが嫌いだから、一美ちゃんの使ったスプーン使うなら私の方がまだマシだって事じゃないの?」
近「井上、俺、今からお前嫌いになるわ」
井「ふざけんな!そんないい顔で言ってんじゃねーよッ!!」
葉「カッ!うるせぇ!! さっさと作業しろ!琴音ももうやんな」
「えー、まだ一美ちゃんにしかかき氷あげてないよ…?」
葉「乾燥剤に水滴落ちたら危ねぇだろ? もう他の所行ってろ」
「あっ、そうだよね!ごめんね、邪魔しちゃって;;」
葉「いや、少し気分転換になった。ありがとよ(…それに、他の奴に食わせてる所見るのは堪えるからな…)」
「それなら良かった♪ じゃあ、みんな!また今度ね!」
残念そうにしているメンバーに琴音は手を振ってその場を後にしたのだった。
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