11th down
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「ケルベロス…!二人ともちょっと待ってろ…」
モ「おいおい、大丈夫かよ?;;」
お腹を空かせているケルベロスにブラックシールドが近づいていく。
「…ケルちゃん、ちょっと取り引きしようか? 私を無傷で通してくれたら、松坂牛をお腹いっぱい食べさせてあげようじゃないか。どうかな?悪い話じゃないだろう?」
ケ「…ガッフォガッフォ!!(OK!!)」
「交渉成立!よし、ケルベロス行ってこーい!」
ケ「シャアベフォア!!」
セ「シャーベットじゃないよっ!! というか何でブラックシールドは襲わないの~!?;;」
「アッハッハッ!二人ともすまないねー!これも負けず嫌いの戦略だから!」
モ「ずりー!;;」
ケルベロスに追われる二人を尻目に、ブラックシールドは先へ進む。
「扉…。何があるか分かんないからな、先にちょっと覗いてっ暑っつ!?;;」
扉の先にはヒーター暖房ガンガンの部屋だった。
「これはヤバイ…出口は、あそこか。よし!駆け抜ける!」
ブラックシールドの流星の走りで、氷は殆ど溶けずに部屋を抜けることが出来た。
「あとはここを昇ってくだけ!早く昇ってかき氷食べたい」
ブラックシールドはペースを上げて特別展望台へ向かった。
ーーー…
「いっちばん乗り~♪」
栗「わあ!琴音ちゃん、早かったね!しかもこんなに氷残ってる!」
ヒ「ケケケ、大したもんだ」
「あれ、ヒル魔先輩何処か行くんですか?」
ヒ「そろそろヤツらが昇って来るからな。第三の関門に行ってくる。あと、もう着替えていいぞ」
「了解です!行ってらっしゃい!」
ヒ「おう」
ヒル魔を見送り、琴音は用意していた鞄を持ってトイレへ向かった。
【女子トイレ】
「あー暑かった!今日はまもりさん以外女性居ないから気軽に着替えられるわ」
琴音は防具を外し、鞄から携帯シャンプーセットと水の入った大きいペットボトルを取り出した。
「ホントはここで髪洗っちゃいけないんだけど、今日はヒル魔先輩が許可貰ったからサッパリ出来る♪」
ーーーー…
「汗ふきシートとかドライヤーとか一式揃えてきて正解だわ」
頭の先からつま先までさっぱりした琴音が栗田の元へ戻ると、セナとモン太が既に昇ってきていた。
セ「あっ!琴音!」
「二人ともお疲れさま!」
モ「なあ、琴音。ブラックシールド見てねえか?先に昇って来たはずなんだけどよ」
「あー、実は急用が出来たって昇り終わったらすぐ帰っちゃったんだよ~」
モ「そうなのか、アイツ忙しいんだな」
栗「琴音ちゃん、かき氷出来てるよ~♪」
「はーい! 私、いちごがいいです♪」
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