11th down
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
【部室】
今日は入部説明会のため、琴音達は準備に追われていた。
「アンケート表も出来ましたよー」
ま「ありがとう!あとは三人が帰ってくるだけね」
栗「ただいま~」
「おかえりなさい!って凄い量だね…いくつ買ってきたの?」
セ「ひゃ、100個…;;」
「こんなたくさんのシュークリーム初めて見たわ…さて、あと15分だから栗田先輩とセナとモン太くんは座ってて!シュークリームは私が準備しとくから♪」
栗「ありがとう、琴音ちゃん!」
椅子に座るなり、栗田はうとうとし始めた。
「栗田先輩、眠そうだね」
セ「今日が楽しみで寝れなかったんだって。…いっぱい来るといいね」
モ「おう!」
「あれだけやれば来るよ~♪ …ま、来た中で何人根性ある奴が居るかが問題だね」
ーーー…
セ「……栗田さん」
セナが栗田の背中を叩く。
モ「先輩」
モン太が栗田を揺さぶる。
「栗田せんぱーい、起きてくださーい」
琴音が栗田のほっぺたをムニムニする。
ヒ「…」
ヒル魔が練りわさびを栗田の鼻に入れる。
栗「フギャ~~~!!」
ヒ「いつまで寝てんだ糞デブ!」
「見てるこっちがツーンとしてくるわ」
セ·モ「((この人の前だけは絶対寝ないようにしよう;;))」
「栗田先輩!ほらほら手伝ってください!」
栗「えっ、手伝うって…」
栗田が急いでドアを開けると、かなりの数の生徒が集まっていた。
ヒ「入りきらねーから外で待たしてんだ」
「いっふぁいふぃふぇふふぇて、よふぁっふぁへふふぇ(いっぱい来てくれて良かったですね)」
ヒ「コラ、何つまみ食いしてんだ赤毛」
「みんな食べてるからつい…」
ヒ「クリームついてんぞ」
「んー」
まるで母親が子供の世話をするように、ヒル魔はティッシュで琴音の口元を拭った。
「ありがとうございます♪」
ヒ「オラ、テメーらもつまみ食いしてんじゃねー!」
セ「まもり姉ちゃん、口にクリーム」
ま「えっ!?;;」
ヒ「おーおー、風紀委員がつまみ食い」
栗「200個にしとけばよかった!」
嬉しそうに涙を拭う栗田を見て、琴音も嬉しそうに微笑んだのだった。
.