1st down
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「先輩!そんなにガッカリしないでくださいよ! 私、入部希望者なんで♪」
?「そっか・・・君も入部希望者・・・ええっ!入部希望者!?」
ガタンと音を立てて立ち上がった男は琴音の手を掴むと、そのままぐるぐると回り始めた。
余程嬉しかったのだろう。
「イヤアァァアァア!!!! 先輩嬉しいのは分かったんで!止めて降ろして回らないで!ホントやばい怖い気持ち悪いってホント・・・ウッ・・・;;」
?「あああ!ごめんね!?;;」
セ「だ、大丈夫!?;;」
「・・・これが大丈夫に見えるならキミは眼科へ行くべきだよ・・・すみません、暫く床で休ませてくださ・・・ウッ・・・;;」
・・・結局、「もう少ししたら復活するんで、話進めちゃってください」という床に転がる琴音の希望で話は進むことになった。
栗「そういえば自己紹介まだだったよね? 僕は二年生の栗田良寛。よろしく♪」
セ「・・・小早川瀬那です・・・」
「・・・鈴原琴音、ですぅうぅ~…あーちょっと楽になってきた・・・;;」
栗「ホントにごめんね?大丈夫?;;」
「なんとか大丈夫そうです」
栗「あ、紅茶飲む?」
「はい、いただきます。」
栗「砂糖は何十個?」
カップにこれでもかというほど角砂糖を入れる栗田に思わず目を見開く二人。
セ「い、いや一つで・・・;;」
「・・・わ、私はこのままで ;;」
カップに山盛りにされた角砂糖を見た琴音は、味を想像して若干気持ち悪さが振り返したとかなんとか・・・。
栗「琴音くんが入ってくれたけど、部員三人かぁ・・・もうすぐ大会だってのに・・・ 」
セ「ラグビーって三人でもできるんですか?」
栗「いや三人じゃ・・・;;」
「それとラグビーじゃなくてアメフトね。色々違いがあるけど、それはまた今度ね。・・・あと、栗田先輩。私、こんなでも女なんで」
栗「ええっ!? そうなの!? ・・・じゃあ結局選手は二人なのかぁ・・・」
セ「何人くらいでやるものなんですか?」
栗「最低11人は必要だから・・・大会の時は他の運動部から助っ人呼ぶの。あ、これ去年の大会のビデオ。見て見て、楽しいんだよアメフトって!」
栗田が流したビデオには試合の様子が映っていた。
選手達がぶつかり合うが、所詮運動部の助っ人。すぐに崩されていく。
『おい!やばいぞコレ!』
『タンカ!』
栗「二人とも気絶して退場しちゃって・・・結局一回戦負け」
セ「(こ、こんなスポーツ絶対イヤ・・・;;)」
「セナ、ビビりすぎだって(笑)」
ガチガチと震えるセナをへらへらと笑う琴音だった。
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