9th down
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《黒美嵯川沿い土手》
「キミドリスポーツはっと…」
モ「お、あった。努力マックスダーッシュ!」
「おっ! 私も負けないよー♪」
セ「あ! 待ってよ急に…」
二人はセナを残して店の前まで走っていった。
モ「ひー、琴音足速いんだな」
「まぁね! …あれ、セナ?」
二人がセナの方を見ると誰かと話しているのが見えた。
モ「…何してんだあいつ」
「とりあえず先に買ってようよ」
モ「そうだな」
「予算どれくらい?」
そう言って琴音が部費を確認していると…
バシィ!
モ「あ!!!」
「ひゃあッ!?」
後ろからバイクで走ってきた二人組に部費と琴音がひったくられた。
「ちょ、やだ怖い怖い! 誰か助けてぇえー!! (泣)」
モ「ムキャー!琴音と部費返せっ!」
男B「うはは、結構大漁♪」
男A「追いつけっか、バーカ」
バイクはそのまま、橋の上の渋滞した道へ走った。
スピードを落とさずスイスイと車の間を縫うようにして進んでいく。
「うぅ…なんで誘拐されなきゃいけないのよー! 怖いから降ろしてよぉー!!」
男A「へっ!金の近くに可愛い女がいたら盗って当然だろ?」
「可愛くないからー! むしろニット帽のあんたのが見た感じ可愛いからー!」
男B「ぷー! 可愛いだってよ!一美ちゃん♪」
井「うるせぇ!! ぶっ殺すぞ近藤!!!!」
「えっ、あなた名前一美? なにそれ可愛い」
井「可愛いって言うんじゃねー!! ///;;」
近「というかお前怖がってる割には余裕じゃねーか…;;」
「バイクで横抱きにされりゃあビビるに決まってんでしょっ!;;」
男に怒りつつも、ふと後ろの方へ視線を向けると誰かが猛スピードで走ってきた。
「…セナ!」
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